ノート:被服
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関連記事統合の提案
[編集]現在、被服と重複する概念の記事として、服飾、服装、衣類、アパレルが存在しています(他にもあるかも?)。それぞれ少しずつ違う意味を持ちうるとはいえ、それらを別の記事にするのは辞典のすることであり、百科事典としては同一記事にまとめ、必要があればその中で用語の違いを説明するべきではないでしょうか。そこで、上記4件の記事を「被服」に統合することを提案します。ご意見よろしくお願いします。--Aotake(会話) 2015年2月20日 (金) 12:11 (UTC) 服飾品も追加します。--Aotake(会話) 2015年2月20日 (金) 12:21 (UTC)
- 条件付賛成そのあたりは私も前々から気になっていたので、ご提案ありがとうございます。被服は家政学などの実学分野で専ら使われる用語だと思います。衣類では、衣類そのものを説明するべきだと思いますが、被服に統合して、被服における衣類の意味を説明するほうが、現在の単なる衣類の名前の羅列よりはよい内容になるかもしれません。服飾はどちらかというと文化史的な分野で好まれる用語だと思うので(西洋服飾史とはいいますが、被服史はあまり聞かないです)、このまま存続させて、歴史や哲学的な解説が欲しいところです。服装は被服とはかなり意味が違うので、服装に衣装を統合して一項にするほうが、発展性が望めると思います。アパレルは、日本語では衣服の製造や販売などのアパレル産業のみに使われるので、被服に統合するよりアパレル産業に記事名を移動して、アパレルはそこへのリダイレクトにしたほうがいいように思います。服飾品は、装身具に統合すべきだと思います。現在の記事では、服飾品は衣服を含むと書いてありますが、大辞林だとイヤリング、指輪、ベルト、ハンドバッグなどの服装の付属品とあるので、衣服は含まないと思います。また、現在衣服が衣類へのリダイレクトですが、衣類を被服に統合するなら、衣服は被服にリダイレクトにしたほうがいいと思います。
- 長くなりましたが、要約すると、私の意見としては、被服に衣類を統合・衣服をリダイレクト、服飾は存続、服装に衣装を統合、アパレルはアパレル産業に移動、服飾品は装身具に統合です。--Focaccia(会話) 2015年2月23日 (月) 08:06 (UTC)
- 建設的なご意見どうもありがとうございます。
- まず、服飾品について、装身具に統合のほうがよいという点、まったくそのとおりですね。現行の記事の内容から被服への統合を考えましたが、一般的な辞書の服飾品の定義に従うべきだと私も考えます。こちらについては、
切り分けて改めて統合提案を出し直すことにします。内容を被服に統合の上、項目は装身具へのリダイレクト化を改めて提案します(2015年2月24日 (火) 03:10 (UTC)修正)。 - また、アパレルのアパレル産業への移動も賛成します。こちらについても、改名提案を出し直すことにします。
- さて、Focacciaさんも衣類を被服に統合するところは同意されていますが、被服・服飾・服装および衣装の統合について別意見をご提示くださっていますので、ここのところについて議論させてください。
- これらの用語の好みが分野や研究者によって分かれるということはその通りで、使い分けを主張する人もいます。個人的な意見を言えば、服装・衣装・服飾は衣服と装身具を総合する概念、衣服・被服はその下位概念と整理できれば若干わかりやすいと思うのですが、中立的に出典を示しつつ、このような切り口で独立に記事を立てて、書き分けることができそうでしょうか。基本的にネックとなっているのが、「要出典」ながら、現在の被服の項目に「被服学など学術的な分野における被服とは、衣類(衣服)、装身具(装飾品)などを含む人体の表面近傍に於いて用いることを目的とするものを総称しており、服飾などの語よりも広義に捉えられる」と書かれている点です。これを出典なしとして除去した上で、被服・衣服を「身体を覆う繊維等でできたもの」とし、服飾・服装・衣装を衣服・装身具を総合した装い、として分けるというのは一案だと思いますが、どうでしょうか。
- ただ、服装と服飾を別記事とすることには、私は現時点では反対です。これも使い分ける方もいますが、それこそ大辞林を参照するなら、服装は「衣服を身につけ、よそおった様子。また、身につけた衣服や装身具。身なり。」服飾は「衣服とその飾り。また,装身具。」「よそおった様子」に注目して分けることも不可能ではないかもしれませんが、私は書き分けられる自信はありません。また、例えば日本の関連学会の名前でいうと、国際服飾学会、服飾文化学会、服飾美学会等、服飾が強く(日本衣服学会というのもありますが)、学部・学科の名前だと(被服学参照)服飾・被服が多いですが、文化学園大学は服装を使っています(ただし博物館は服飾博物館)。国立民族学博物館のデータベースでは「服装・身装文化資料」を使っています。服飾の歴史についても、服飾史・被服史(多くはないですが被服史という本もあります)・衣服史・服装史等々あります。これらは大きな目で見れば、皆、扱っている内容は同じですので、書き分けることは非常に難しくないでしょうか。(更には「ファッション」という概念をどうするかという問題も加わってくるものの、ファッションについては話がさらにややこしくなるので、今回は対象外としたいと思います。)
- なお、現在の衣装の項目は、舞台衣裳・コスチュームという内容も多く含んでいますね。大辞林でも衣装・衣裳は「① 着物。衣服。晴れ着。② 俳優踊り子が役を演ずるために着る衣服。」と定義しています。これをどうするかというのも大きな問題です。
- ということで、私も更に長くなりましたが、ご意見伺えればと思います。よろしくお願いします。--Aotake(会話) 2015年2月24日 (火) 02:45 (UTC) 服飾品の措置について意見を修正しました。--Aotake(会話) 2015年2月24日 (火) 03:10 (UTC)
- アパレルの移動については、ノート:アパレルに賛意を表明してきました。
- 服飾品の内容を被服に統合、項目は装身具へのリダイレクトとするのも賛成いたします。現在の服飾品の内容は、定義以外は被服・衣服・衣料に内包される内容だと思います。
- 被服・衣類・(衣服・衣料・衣料品・服←現在衣類へのリダイレクト)をまとめて「被服」に、服飾・服装・衣装を一項目にまとめるというAotakeさんの案にも概ね賛成です。
- これらの語の使い分けについて、原田一「「被服学」の範囲と内容について」p.346で、小川安朗『体系 被服学』(光生館、1971)の定義を引いて、「「被服」とは,元来軍隊用語で, 学校では「衣類」と称した(菱山衡平氏・山下栄三氏の著書名にある)が,戦時中学校教育にはいってきた.しかし今日では定着したので改める必要はない.主として胴部にまとう「衣服」のほかに,帽子・手ぶくろ・くつ下 ・たび ・はきもの・寝具等を総称するものであるが,かさ・ハンドバッグ等の「携帯品」を含まない.「服装」とは,人が被服を着用したときにその一揃いをいう.「服飾」とは,被服と付属装飾品を合わせていう.「衣装」とは,花嫁衣装・舞台衣装など特殊な目的をもった服装をいう.」と述べています。(脱線ですが、服飾にある「服飾の変遷の原則」は小川が『服飾変遷の原則』文化出版局、1981で提起しているもので、本当は全部で20あります。『体系 被服学』だと13ですが)。
- 家政学(被服学)の定義だと、衣服よりも被服の方が意味が広いので、まとめるならやはり「被服」かと思います。「被服」は意味は広いが使われる範囲が狭いのがネックですが、被服学という学問があり、文献も多いので、被服にしておいた方が出典に拠って書かなければならないWikipediaでは望ましいのではないかと思います。
- 服飾・服装・衣装をまとめる場合、どの語にまとめるかが問題ですが、私は「服飾」を推したいです。現在、Wikipediaに古代エジプトの服飾や西欧の服飾 (11世紀-12世紀)などがすでにあるので、それらをまとめるハブ記事として発展が望めるのではないかと思うからです。最初は「服飾」と「服装」で迷っていたので(異性装などは服飾ではなく服装の範疇と思えたため)、分けることを提案しましたが、記事の発展性を考えて、現時点ではこの二つを統合していくことに賛成したいと思います。
- 現在の衣装が舞台衣装やコスチュームに傾いているのは、英語版のcostume[1]からの翻訳記事だからだと思います。最初の「一式の衣服および一般の衣服(The term costume can refer to wardrobe and dress in general)」は服装と訳してもいいように読めますし、「1870年代のヤルカンド女性の夏服」の写真も民族衣装ともいえるし、単なる日常の服装にも見えます。子供のごっこ遊びの衣装に一項を立てているのも、日本語には馴染みにくい分け方な気がします。最後にマスコット衣装が入るのも、costumeが着ぐるみを含むらしい(ウィズダム英和辞典第二版)からかもしれません(英語の細かなニュアンスはよく分からないので、的外れだったら申し訳ありません)。「服装のうち、舞台衣装、民族衣装、婚礼衣装などの特殊な目的のもとに着用される服装を衣装ともいう」と概要で述べ、衣装の種類として一節を立てて統合し、将来的には服装の機能のような視点でまとめ直せるのではないかと思います。--Focaccia(会話) 2015年2月25日 (水) 17:25 (UTC)
- ご意見、また文献のご提示、どうもありがとうございました。非常に勉強になりました。服飾・服装・衣装をまとめる場合に「服飾」にするという点、私は異論ありません。確かに異性装、仮装等の概念を考えると「装」の字を捨てがたい面もありますし、私も将来的に再度分割される可能性を否定するものではありませんが、現時点では統合がベストではないかと思います。
- 衣装についても当面は統合して、一節を分けるということで良いと思います。コスプレのこともありますし、コスチュームという項目を分ける案も考えましたが、舞台衣裳などはやはり衣裳(衣装)という方がまだ一般的でしょうし、扮装という言葉は舞踏の衣装などには使わない場合もあるでしょうし、そもそも現代ではあまり使われないように思いますし、すでに仮装という記事もあり… これも将来的には再分割も視野に入れつつ、現時点ではひとつの記事にまとめるのがよりよい記事への道だと思います。
- その上でもう一度確認なのですが、被服と服飾という2項目へまとめなおした場合、被服の内容は身体を覆う繊維等の製品についての総論、服飾は衣服・装身具を用いた一式のよそおいについての総論、ということでよろしいでしょうか。つまり、「服飾などの語よりも広義に捉えられる」という現在、被服にある文は被服学POVとして除去、もしくは一意見に格下げしてしまってよろしいでしょうか。--Aotake(会話) 2015年2月26日 (木) 01:36 (UTC)
- Aotakeさんご提案の「被服の内容は身体を覆う繊維等の製品についての総論、服飾は衣服・装身具を用いた一式のよそおいについての総論」とすることに賛同します。
- 管見の限りでは、被服は「人体の表面近傍に於いて用いることを目的とするものを総称」するという定義には出典をつけられると思いますが、服飾と比較してさらに広義とする定義に出典をつけるのは難しいのではないかと思います。被服には入るが服飾には入らない服(のようなもの)もあると思うので、そういった意味では服飾より広義ですが、実際の用語法では服飾は「衣服にまつわる文化」のようなニュアンスで使われることもあり、その点では服飾の方が広義なので、単に語の守備範囲が違うだけだと私は思います。--Focaccia(会話) 2015年2月28日 (土) 12:30 (UTC)
- ありがとうございます。では、その線でもう一度、統合提案のテンプレートを貼り直した上で、数日間、他のご意見がないか、お待ちしたいと思います。よろしくお願いいたします。--Aotake(会話) 2015年3月3日 (火) 03:32 (UTC)
- 特に反対はないようですので、統合作業に入りたいと思います。かなりの作業になりますので、それぞれの項目の整理、加筆等、ぜひお力をお貸しください。--Aotake(会話) 2015年3月6日 (金) 15:34 (UTC)
- ありがとうございます。では、その線でもう一度、統合提案のテンプレートを貼り直した上で、数日間、他のご意見がないか、お待ちしたいと思います。よろしくお願いいたします。--Aotake(会話) 2015年3月3日 (火) 03:32 (UTC)
装束の転送先変更について
[編集]現在、「装束」は転送項目であり「被服」へ転送されていますが、転送先を「衣装」に変更しようと思います。「衣装」の記事では舞楽、能、狂言の舞台衣装として「装束」を取り上げていますし、また現時点は触れていませんが、死に装束、白装束、巫女装束なども「衣装」の記事で触れたほうが良いと考えています。1週間ほど待って反対意見がないようでしたら実施しますのでよろしくお願いします。--ねこざめ(会話) 2022年8月15日 (月) 19:52 (UTC)
- 報告 変更しました。--ねこざめ(会話) 2022年8月22日 (月) 15:13 (UTC)