ノート:米ソデタント
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デタントと米ソデタントを強いて分ける必要あるんでしょうか?例として、部落の記事のように、
デタント
- 緊張緩和を意味する一般的な外交用語。
- 冷戦体制化の1960年代末から1970年代末において、米ソの政治対話が行われるようになった期間のこと。
このような感じでやれば、うまくまとまる(統合できる)と思うのですが・・・--Annogoo 2007年11月16日 (金) 19:51 (UTC)
- デタントと米ソデタントを分割した本人のKazu 62と申します。統合をご提案についての私見を述べさせていただきます。
- そもそも私の意図としてましては、デタントという外交用語の本来の意味と、米ソデタントという冷戦期にジャーナリズムが生み出した言葉の意味が、厳密な意味では異なっていることを重視した結果であります。
- この厳密な意味での違いというのは、私がデタントの項目でも書いたことですが、そもそもデタントは単に緊張緩和というだけの意味の用語ではなく、「利害対立点を維持したまま一時的に戦争を回避した国際関係」という意味で用いられるべき用語であり、さらにラプローシュマン、アンタントなどの用語と関連付けられるべき概念であります。従って私は米ソデタントという歴史上の事実とデタントという外交上の概念を区別する方が適切だと判断した次第です。
- 結論としまして、現代史としましてはデタントという言葉は言うまでもなく米ソの緊張緩和を指すものでありますが、外交用語としてのデタントの意味も別個に存在しており、これを尊重したいというのが私の意見です。確かにデタントの記事の内容の一部に米ソデタントの内容が含まれていますが、これはデタントの意味が冷戦期に推移していくことを述べたものであって、米ソデタントそのものについて述べたものではありません。
- 長文失礼しました。ただし私はAnnogoo様のご意見に沿って統合することも可能だとも考えてもおります。以上を踏まえてAnnogoo様のご意見を拝聴できれば幸いです。--Kazu 62 2007年11月17日 (土) 08:24 (UTC)
- Kazu 62さんのおっしゃる通り、厳密にはデタント≠米ソデタントなのでしょうけど、一般的な用法としては文献などでもデタントと米ソデタントはほぼ同義の使われかたをしています。わざわざ米ソデタントという言葉を使う人もあまりいませんし。私は既にデタントという言葉に、冷戦下における米ソの緊張緩和という意味があると考えます(デタントの定義の拡大)。ただKazu 62さんのおっしゃることも非常に説得力のあるものなので、難しいですね。個人的には統合しておいた方が見やすいとは思います。--Annogoo 2007年11月17日 (土) 14:28 (UTC)
- Annogoo様の仰るとおりデタントは少なくても現在では外交史の専門家でもない限り米ソの緊張緩和という意味で定着していることもまた事実かと思います。加えて見易さや検索のことを考えると統合の必要性は確かに認められます。そこで色々と考えて意見を変えますが、両者の文字数や内容、発展性等を考慮し、今のデタントと米ソデタントを「デタント」に統合して、米ソデタントを主な内容として記述し、最後の部分に本来のデタント(というより狭義のデタント)について節を作って記述しておくという形で統合するという案を考えました。第一の提案者はAnnogoo様ですし、また他の意見もあるかもしれないので、これは一つの意見に過ぎませんので、またAnnogoo様と皆様のお考えをお知らせ下されば幸いです。--Kazu 62 2007年11月19日 (月) 12:10 (UTC)