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ノート:神よお赦し下さい、それが母親だったとは

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英文タイトルに関して

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この画の英題 "God forgive her: And she was his mother" について質問です.端的に言えばこの "his" は本当に his であっているのですか?

スペイン語の "su" は(それを言うなら仏文タイトル Dieu lui pardonne : c'était sa propre mère の仏単語 "sa" も)性を指定しない所有代名詞であり、文脈によって「彼の」「彼女の」「それの」と意味や訳が変化します.ここでこの老婆は若い『売春婦の』母親なのですから意味としては「彼女の」で英訳も "her" であるように思えます.この場合特に his にする意味や歴史的背景(花魁が男性名であったように売春婦も he で受けねばならないとか?)があるのかとも思いましたが、出典の一つでもある国立西洋美術館では英文タイトルを "God forgive her : and it was her mother" としていますし、ワシントンD.C.の国立美術館での英文タイトルは "For Heaven's Sake: And It Was Her Mother" となっており、どちらも "her" を用いております.プラド美術館公式サイトでは残念ながらこの画の英文タイトルは掲載されていませんが、Fundación Goya en Aragón では確かに "God forgive her: And she was his mother" と his で受ける英文タイトルが掲載されております.しかし Fundación Goya en Aragón で "He is ashamed that his mother speaks to him in public (20th dream)." とされている習作がプラド公式では "She is ashamed that her Mother speaks to her in public" として紹介されており、Fundación Goya en Aragón が単に英語人称代名詞に無頓着であるだけのような印象も受けます.

私自身は美術に造詣が深いわけでもなく、またこの時代の言語や風俗についても全く詳しくないので、一応(スペイン語サイトとはいえ)出典がついているものを書き換えることには大きなためらいがあります.よって疑問の提起のみにて.--Preto(m)会話2024年7月22日 (月) 09:50 (UTC)[返信]