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ノート:神の杖

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条約との関連

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宇宙条約はその第四条で「核兵器及び他の種類の大量破壊兵器を運ぶ物体を地球を回る軌道に乗せない」ことを定めていますが [1]、一般に大量破壊兵器とは、核兵器・生物兵器・化学兵器のことを指します。

「神の杖」は不明な点の多い兵器ですが、ただの金属棒を現在の大量破壊兵器にカテゴライズするのは無理があり、この種の運動エネルギー兵器は通常兵器に分類されるのが普通です。同じ項目の英語版では通常兵器であるがゆえに宇宙条約に抵触していないと書かれており、こちらの理解の方が正しいと思われます。

宇宙条約の不備の点から

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上の方とは別の方角からの見解。 宇宙条約には宇宙空間の明確な定義が無く、また学術上もどこから宇宙空間とするのか明確な定義がありません(基準を何にするかによって変わる為)。よって神の杖が設置されるとされている高度1000kmを大気圏内(宇宙空間よりも内側)であるとの立場をとれば、神の杖は宇宙条約の適用外とも考えられます。このため、宇宙条約に違反していると断定は出来ないのではないかと思われます。 --Isiterlow会話2015年3月25日 (水) 12:08 (UTC)[返信]

宇宙条約について

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上の方への反論です。 高度1000km、いわば場合によっては低軌道衛星より高い高度で衛星軌道を取る物体を衛星に大量破壊兵器を載せないことを主軸として作られた「宇宙条約に触れない」とするのは些か無理があると思います。 宇宙条約は主に衛星への大量破壊兵器の搭載を禁止する条約ですが、偵察衛星の場合ものによっては地上から150~300kmを周回しています。もし高度1000km程の衛星兵器を衛星兵器で無いと言い張れるのであれば低軌道への兵器の投入が可能となってしまいます。また、前例としてソ連の部分軌道爆撃システムが存在しています。これは弾道弾では難しい軌道を通って核兵器を落下させ、迎撃を困難にするシステムですが、名前にもある通り宇宙条約に触れることを避けるため神の杖と同程度の高度1000kmを完全に周回しない様に設計されています。つまりこれはソ連が高度1000kmを宇宙空間とみなしていたことにほかなりません。これらの前例からして衛星軌道とされる高度1000kmを周回する兵器が宇宙条約に触れないとするのは国際世論的にも無理があると思われます。

ただし、一番上の方が述べられている通り実際に予想される威力はTNT換算でも1ktに満たない程ですので、大量破壊兵器と出来るかと言えば疑問はありますし、そもそもその程度の威力しか出ない兵器を威力に見合わない程の打ち上げコストを使ってまで配備するとは思えませんが。

既成事実から

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ロシアのNR-23 (機関砲)は通常兵器ですが、宇宙空間で自衛用としての運用実績(1974)が有ります。この際にソ連は既に宇宙条約を批准(1967)していますから、宇宙空間における通常兵器には宇宙条約に抵触しない、と考えるのが妥当かと思われます。よって、宇宙空間の定義によらず、通常兵器の配備は宇宙条約に抵触することは現在の一般認識上無いと考えられます。

ところで、部分軌道爆撃システムについての記載が御座いますが、これは宇宙条約を避けるために、地球衛星軌道をとる前にペイロードを射出します。よって、高度は関係ありません。詳細は該当ページをご確認下さい。また、ノートページの投稿においては、文末に署名へのご協力をお願い致します。 --msstnk会話2017年5月8日 (月) 15:48 (UTC)[返信]

「宇宙条約について」を記述したものです。署名に関しては、申し開きの仕様がございません。以後、気を付けます。

本題ですが、恐らく「部分軌道爆撃システム」に関しての記述は私に対してのものだと推察した上で述べさせていただきます。私が言いたいのはそもそも部分軌道爆撃システムの高度が宇宙条約に違反しないというのならば、(「宇宙条約の不備の点について」にて述べられている通り、恣意的に宇宙空間を認定できるとしたら)当該兵器を周回軌道に乗せても問題はなかった筈、ということです。迎撃時間の短縮と報復の阻止という面においてはどう考えても何時でも落とすことが可能な周回軌道に乗せていた方が良いということはお分かりいただけると思います。しかし敢えてソ連はそれをせず「部分」軌道爆撃システムとまで命名し、周回軌道を避けた。これはソ連が高度1000kmを宇宙空間の一部として見なしていたと考えるのが自然ではないでしょうか、という意見の補強として例に挙げさせていただいたつもりです。

署名に関してのミスを犯しておきながら、こう指摘するのは心苦しいのですが今一度文章を再読してからの投稿をお願いします。--TANUKI TT会話2017年7月30日 (日) 06:32 (UTC)[返信]