ノート:盆燈籠
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無出典記述
[編集]改稿に伴い裏付けが取れない記述を除去しましたが[1][2]、特に誤っているとは思われないので、今後出典付きで復帰されることを期待して以下に転記しておきます。--DFT B3LYP(会話) 2017年10月21日 (土) 04:53 (UTC)
広島市周辺では宗派によらず浸透しているが、日蓮宗などのようにほとんど認めていない寺院もある。
機能としては卒塔婆に相当するもので、盆の時期に墓参りを行う者がその墓の周囲に立てる。親族がそれぞれ持ち寄るため、1基の墓の周囲に何本も立てられることも多いので、燈籠の1面に「上 ○○」のように寄進者の名を記すことも一般的である(「上」は「献上する」の意)。盆の時期が過ぎると寺院側で撤去され、焼却される。
この頃からは毎年夏になるとNHK・民放の地域ニュースや地方紙大手の中国新聞などが「盆灯ろう作り最盛期」といった季節ネタを報じるようになり、スーパーや花屋などで簡単に購入できるようになって、宗派を超えた「広島の夏の習俗」として広く認知されていった。広島市内の真言宗や法華宗の寺院などは本来盆燈籠とはまったく関係のない宗派であったにもかかわらず、参拝者が当然のように燈籠を持って押しかけるので、事後承諾的に盆燈籠を認めるようになった寺も多い。
ただしその外周地域でもこの風習は知名度が高く、県東部(備後国)の三原市・尾道市・福山市でも寺院や地域によって行っているところもかなりある。県北の三次市や庄原市、さらに島根県内でも同様である。一方で山口県には浸透しておらず、広島都市圏に含まれる山口県東端の岩国市の一部で行われる程度である。広島とつながりの深い愛媛県でも同様に行われていない。