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出だしの表現について

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瓦(かわら)とは、粘土を練って成形、焼成した建材(粘土瓦)で、おもに屋根葺き用に使われる。従って、「瓦」という文字は粘土製のものにしか使われないはずだが、日本でいう言い方は、粘土瓦の形状・デザインに似ているといった意味から生じたものと思われ、本来、正しくない。

とありますが、日本の歴史上、粘土製でない「銅瓦」や「石瓦」も瓦と呼ばれていますし、日本で言うコンクリート瓦もヨーロッパでは歴史のある屋根建材です。また、日本語には、平板葺きではないスレート葺でもないそれらを表す言葉がないこともあって現時点では材料名を冠して瓦の名前を用いているのだと思われます。なので、本来正しくないと排他的にするのではなく、

瓦(かわら)は、おもに屋根葺き用に使われる、本来は粘土瓦のみのことを言ったが現在は「セメント」や「金属」などの材料が使われ、~瓦などといい、粘土瓦の代わりに使われている。

などとしたほうが、より融和的だと思われますがいかがでしょう。どなたかご意見いただきたく思います。--ムカイ 2007年12月1日 (土) 15:53 (UTC)

2日間、ご意見を待ちましたが、どなたもありませんでしたので、一応、以上の文章を改変し加筆、修正してみました。--ムカイ 2007年12月3日 (月) 14:24 (UTC)


◎屋根葺き材料について 現在、日本の住宅用屋根材の多くは粘土瓦(いぶし瓦・陶器瓦=釉薬瓦・無釉瓦)が葺かれております。日本屋根経済新聞社が昨年末調べた「住宅用屋根材使用比率・平成17年」によると、粘土瓦55・8%、化粧スレート(コンクリート瓦含む)24・4%、プレスセメント瓦1・8%、その他(金属など)18・0%となっており、訂正された部分【粘土瓦の代わりに葺かれていることも多い】では誤解を招き、【粘土瓦の代わりに葺かれることもある】とした方がよいと思います。また【現在はセメントや金属などの材料が使われ】とありますが、【~材料も使われ】とした方が実状を反映していると思われます。 なお再改変意見として【従って、「瓦」という文字は粘土製のものにしか使われないはずで、ドイツでは粘土製のもののみ「Ziegel(ツィーゲル=瓦、煉瓦)」として、ほかと区別しています】とするのはいかがでしょうか。--三州瓦太郎--三州瓦太郎 2007年12月7日 (金) 01:53 (UTC)[返信]

はじめまして、お返事ありがとうございます。
早速ですが、「瓦」という文字は粘土製のものにしか使われないはずでというくだりにあるはずは「本来はそうでも今はどうか分からない」などといった不確かな部分を含んでいると誤解されてしまうこともあります。また、そのくだりは、本来は粘土瓦のことであることを少しだけ強調すれば必要はないと考えます。その後に、その他の材料で作られている瓦に関して少しだけ触れるようにし、最後にこのに書かれていることについて説明するようにすれば、本来の瓦について記していることを示すことができると考えます。それらに三州瓦太郎さんの意見も合わせて、たとえば以下のように、
「瓦」は、おもに屋根葺き用に使われる、本来は粘土瓦のことを言い、ドイツでは粘土製のものをほかのものと区別してZiegel(ツィーゲル=瓦、煉瓦)と呼んでいる。日本でも、単にという場合には本瓦や引掛桟瓦等の一定の形をした粘土瓦のことであるという認識が多い。別の材料を用いた瓦型をした建材も「瓦」に瓦の材料となっている材料名を冠したものを名称として用い、歴史的にも石瓦銅瓦等と名称が付けられている。現在でも、セメントや金属などの材料も使われ、通常の粘土瓦が使用できない寒さの厳しい地域や個人の好み等によって粘土瓦の代わりに葺かれることがある。ここでは主に粘土瓦のことに関して記している。 
等としてはいかがでしょうか。--ムカイ 2007年12月7日 (金) 15:39 (UTC)
どなたからもありませんでしたので、以上の文を少し、修正して反映しました。また、日本においての瓦に関して少しでもよみやすくなるように節を区切っております。間違いなどがございましたら訂正や加筆などをよろしくお願いします。

ちなみに、以下のくだりは私が、関連する文をほぼそのまま移転し、まとめた結果ですが、

JIS規格の形状区分上ではJ形(和形)、S形、F形(平板瓦を含む洋形)などがある。

それ以外の形状区分では、寺社に多い本葺形やスパニッシュ形(西欧風本葺形)などがある。

近年の住宅の洋風化に伴い、新築住宅に使われる瓦の形状はF形が増えており、伝統的なJ形は減っている。ただ瓦の形状だけで建物外観が和風、洋風になるわけではないので、F形=洋風瓦、J形=和風瓦といったとらえ方をすべきではない。S形はF形より先に洋風住宅によく使われていたが、これらはJIS規格の形状区分に入っていない。

JIS規格の形状区分上ではJ形(和形)、S形、F形(平板瓦を含む洋形)などがある と S形はF形より先に洋風住宅によく使われていたが、これらはJIS規格の形状区分に入っていない。 では食い違いが生じているように思います。ぜひ、説明をお願いします。 --ムカイ 2007年12月10日 (月) 14:38 (UTC)

◎出だしの表現について  いくつかの修正を経た現在の記述でいいのではないでしょうか。

◎日本においての瓦  「日本での粘土瓦は~平瓦・丸瓦・役瓦の組み合わせとなる。」までの部分に関し、瓦の各用語の使い方に正確さを欠く部分があります。下記を参考に修正していただければ幸いに存じます。

 ご高承のとおり、わが国の粘土瓦の歴史は紀元588年の瓦博士渡来に始まります。形は行基葺きという特殊なものは捨象すれば、現代の社寺にもよく見られる、丸瓦(男瓦)と平瓦(女瓦)を組み合わせる本葺き形(本瓦)です。江戸時代になって初めて異質な形状?の桟瓦(いまでいう和形=J形)が登場します(西村半兵衛考案説による)。  この桟瓦は本葺き形の丸瓦と平瓦を一体にした形であり、葺き上がりを障子の骨である”桟”になぞらえて「桟瓦」と呼びました。桟瓦登場以降、本葺き形を略式に対する本式という意味で「本瓦」と呼んで区別したと言われます。桟瓦のことを「簡略葺き」と呼ぶ屋根職人もいます。  この「桟瓦」という名前はその後、時代とともに変質します。つまり桟瓦とは屋根地の大部分に使われる(地葺き=平葺き)最も多い瓦で、大きさの基本となる瓦という意味になったのです。これに対する言葉が棟(棟葺き)や軒先(軒葺き)、袖(袖葺き)などに使われる「役瓦」です。従ってJ形だけでなくS形やF形にも基本の瓦である「桟瓦」と特殊な「役瓦」があるわけです。  明治の文明開化時代にフランス人のアルフレッド・ジェラールが横浜で、いまのF形の元祖「ジェラール瓦」を製造開始しました。そこで従来からある本葺き形(本瓦)、桟瓦(和形=J形)に対して「洋瓦」と区別する必要が出て来て和瓦、洋瓦の言葉が生まれたものと思われます。  本瓦葺きでは地葺きに使う平瓦と丸瓦、そして棟や袖、軒先の「役瓦」の組み合わせとなります。

・釉薬瓦  塩焼瓦は食塩釉瓦であるため、JIS規格上は釉薬瓦に含むとされますが、数年前に三州産地の最後の窯が休止し、現在では製造されていません。 ・いぶし瓦  「半枯れの松葉」云々は昔の話です。現在はブタン、プロパンなどLPGの生ガスや水で希釈した灯油などの工業製品が使われています。

222.147.75.92 さん、こんにちは、修正する必要がある部分がございましたら、規定に沿って加筆・修正を行っていただいて結構です。
失礼ですがノートでは署名をお願いいたします。--ムカイ2007年12月19日 (水) 11:00 (UTC)[返信]
ムカイさま、昨日の修正案も含めまして、以下、よろしくお願い申し上げます。

 ◎形状区分について  JIS規格の形状区分上ではJ形(和形)、S形、F形(平板瓦を含む洋形)【などを削除】の3種がある。「それ以外の~スパニッシュ形(西欧風本葺形)などがある。」【全文削除】 「とらえ方をすべきではない。【S形はF形より~以下を削除し次のように訂正】「それ以外の形状では寺社に多い本葺形やスパニッシュ形(西欧風本葺形)などがあるが、それらはJIS規格外品 である。」--三州瓦太郎

三州瓦太郎さんこんにちは、修正提案に対する豊富な情報をありがとうございます。
ただし、私は、瓦を執筆した者でもなく、管理している側の者というわけでもございませんので、その情報について詳しい方が、ご自身の判断で修正を加えられたほうがよろしいかと思われます(どういった部分を修正し、また、記述として強調すべき部分があるかということもございますので)。また、私も粘土瓦に関して基本的なこと以上は存じ上げませんし、資料も少ないですので、瓦に関して詳しい知識を持っていらっしゃる三州瓦太郎さんのほうから知識を積極的に入れるべき部分に入れていっていただけたらと思います。その後にも、私を含む他の方が修正や加筆をしていくと思われます。内容によっては、原型をとどめないほどに変わってしまうこともありますが。
さて、日本においての瓦については、他の記事にある概要にあたる部分ですので、ここを必要以上に厳密にするべきではないように思います。形状区分に関しましては、JISに限ったものではありませんので、特にそういった表現はしませんでした。洋風か和風かの捉え方については、現時点では、正しい捉え方とは限らないですが多くの人がそういった見方であるというのが事実にありますので、外観に合わせて使われているということを加筆しています。とにかくにも、修正の必要がある部分には、正確な用語の使い方に関しては分かりませんが、できるだけ協力していきたいと思います。間違えなどがありましたら修正などをよろしくお願いいたします。
話は少し変わりますが、こちらのと別に粘土瓦があるのですが、たがうべき内容のものでしょうか。同じく、釉薬瓦もです。
何度も失礼いたしますが、ノートでは日付入りの署名をお願いいたします。(Wikipedia:ノートのページでは投稿に署名をする、をぜひ参考にしてください。)--ムカイ 2007年12月20日 (木) 14:46 (UTC)[返信]

:ムカイさま、失礼します。 さしあたって末尾の問いに対しまして私見を述べさせていただきたいと思います。 「瓦」と「粘土瓦」に関しては現在のように分けた方がよいと思います。また「釉薬瓦」につきましても同様です。なにせ、「かわら」に関しましては一般に、近いようでいて、案外遠く、なじみがないものですから、かようないくつかの同種の言葉や間違った知識が多いようです。なので同種の言葉に関しましても、繰り返し異なった記述で(しかし間違いはダメです)正しい知識を提供すべきと思います。

「粘土瓦」「釉薬瓦」の部分で記述されている点に関しましては、問題ないと思います。「瓦」に関しましても簡潔にいきたいところですが、以前の記述で「セメント瓦」とか「金属瓦」とありましたので、「それはおかしい」「本来、瓦は粘土製のものだけ」と違いを述べなければならないようになって、長文の記述になってしまったように見受けられます。 「瓦」は検索上、いの一番に登場しそうな言葉ですので、外せないと思いますが、もう少し簡潔にと言うことであれば、「粘土瓦」や「釉薬瓦」のようにいきたいものです。そこで、以下のように「出だしの表現」を簡潔にして提案します。

●瓦(かわら)とは、おもに屋根葺き用に使われる、本来は釉薬瓦(陶器瓦)やいぶし瓦といった粘土瓦のことを言い、たとえば、ドイツでは粘土製のものをほかのものと区別してZiegel(ツィーゲル=瓦、煉瓦)と呼んでいる。日本でも、単に瓦という場合には粘土瓦のことであるという認識が多い。ただ別の材料を用いた瓦型の屋根材も「瓦」に材料名を冠し、「石瓦」「銅瓦」等と使用されてきている。--三州瓦太郎2007年12月26日(水)13:45

こんにちは、それが正しい表現の仕方でしたら問題はありません。ただ、瓦の内容を、粘土瓦のみではなく、その他の材料で造られた瓦に関しての記事を入れられるように、また、粘土瓦に関する記述を粘土瓦へ移動するなどして変えなくてはならなくなります。
ただ、出だしの表現案のくだり、本来は釉薬瓦(陶器瓦)やいぶし瓦といった粘土瓦のこと は、簡単に 本来は、粘土瓦のこと でいいと思います。--ムカイ 2007年12月27日 (木) 13:35 (UTC)

:コンクリート瓦について わが国では昭和48年にラファージュ・ルーフィング(旧日本モニエル)が初めて発売開始している。従って「ヨーロッパ由来であるコンクリート瓦も近年日本に流通してきている。」とするより、金属瓦、セメント瓦などと並べてノーコメントにした方がよい。三州瓦太郎 2008年4月7日 (月) 07:00 (UTC)[返信]

特に特記すべきことでもありませんので、提案されたようにようにされてよいと思います。その際昭和48年にラファージュ・ルーフィング(旧日本モニエル)が初めて発売開始している。について脚注によって出典(この記述が明記されている文献)の明記をされるとよいと思われます。--ムカイ 2008年4月7日 (月) 15:25 (UTC)[返信]

宗吉瓦窯の記述コメントアウトに関して

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初春のお慶びを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、日本一長い宗吉瓦窯17号窯という記述をコメントアウトなされたとのことですが、こちら[1]に焼成部の長さが特に長いとあるのみで日本一の長さとはどうも書いていないようですが国内最大級の規模であることは確認できましたので、正確な記述に修正し、コメントアウトを解除されるべきであり、瓦に不適当な記述と判断できる要素がない限りに、削除は適当ではないと考えます。--ムカイ 2008年1月8日 (火) 14:12 (UTC)

未執筆項目

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http://daiwa-kawara.com/wp/sanchi/
114.182.27.153 2016年6月16日 (木) 09:50 (UTC)[返信]

ガラス瓦

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ガラス瓦の説明に、「ソーダガラスのように曇らせる」とありますが、ソーダガラスはガラスの組成であって曇りガラスを意味しません。


日本粘土瓦のユネスコ無形文化遺産への登録運動について

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これは記事に書くべきか迷ったのですが、追加できるほどの事柄なのか分からなかった為、まずはこちらに書いておきます。 全日本瓦工事業連盟が日本粘土瓦をユネスコ無形文化遺産へ登録しようと運動をしているそうです。 公的な団体が賛同することになったら記載するかもしれません。

URL

http://www.yane.or.jp/unesco/unesco.shtml

--Kushida 2019会話2019年12月11日 (水) 10:33 (UTC)[返信]