ノート:環流
亜熱帯循環の記事に「中心の高気圧は環流の北側で西へ風が吹き、環流の南側で東へ貿易風が吹くことが原因である」との記載がありますが、記載した方は東西を勘違いしているように見えます。結果的に日本語Wikipediaには不適な南半球に限った記載としては正確ですが。
実際の現象としては、例えば北半球の高気圧では地表付近では高気圧中心から半径外側に風が吹き出すため、コリオリの力は進行方向右に作用します。その結果「還流の北側」では東に、「還流の南側」では西に風が向かいます。元執筆者は「西寄りの風」「西風」といった用語を「西へ吹く風」と誤解しているようにもみえます。
地学に詳しいみなさま、修正すべきかご意見ご教示ください。なお、そもそも北半球に偏った記載になっている問題点もありますが、日本語Wikipediaなので私はそれで構わないと考えます。--219.117.176.90 2013年11月10日 (日) 06:49 (UTC)
北大西洋亜熱帯循環の記事について
北大西洋では,亜熱帯循環はおおよそ北緯10-40度の範囲の高気圧性の循環だと一般的に知られています.
従って,ラブラドル海流(北緯40-65度),東グリーンランド海流(北緯62度以北),西グリーンランド海流(北緯60-65度)は低気圧性の循環である亜寒帯循環に含まれるかと思います.(Talley et al. 2011より引用)
また,「北大西洋赤道海流」といった名前の海流は存在しなく,正しくは「北赤道海流」であり誤植だと思われます.——以上の署名の無いコメントは、PCH09(ノート・履歴)さんが 2014年1月19日 (日) 05:13 (UTC) に投稿したものです(野良人(会話・履歴)による付記)。