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ノート:熱的残存粒子

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記事名について

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記事名に関してコメントをいただいたため、初版投稿者として記事名の選定に関する経緯を説明します。松原 (下) には relic particle の訳語として「残存粒子」があてられていますが、「thermal relic」という形では登場していません。シリーズ現代の天文学2では「残存物」です(英語は与えられていません)。一方で、インターネット検索すると「残存粒子/物」という形ではなく、thermal relic abundance の訳語として「熱的残存量」を用いる例もみられます ()。ですから記事名として「熱的残存量」を用いるというのもあり得るとは思ったのですが、標準的な教科書である松原本およびシリーズ現代の天文学2に「残存量」という形では登場していない (私の見落としでしたらすみません) 点が気になりました。Profumoも「thermal relic」をひとつの用語として扱っています。記事名は教科書に現れるものに近い形が好ましいと考え、立項時には「熱的残存粒子」を採用させていただきました。この形での用例もいくつか存在し (例1, 例2, 例3)、独自研究にはあたらないものと考えております。が、記事名として採用できるほど普及しているか/定訳と言えるか、と言われると自信がないです。天文学辞典に採録されていれば(せめてWIMPに登場していれば)迷わずに済んだのですが。この件に関してご意見があればどうぞお願いします。なお「残存」の読みが「ざんぞん」なのか「ざんそん」なのかよくわからなかったということを付記しておきます。--Osanshouo会話2020年8月4日 (火) 07:38 (UTC)[返信]

  • 丁寧にご回答いただきありがとうございました。私もシリーズ現代の天文学2 宇宙論Iで確認しました。確かに「冷たい残存物」「熱い残存物」という書かれ方になっていますね。例1~3に挙げていただいた事例もあり、「熱的残存粒子」でも大きな問題はなさそうですが、Wikipedia発で定着していくのも如何なものかと存じます。ついてはご提案なのですが、記事名と本文はこのままで、冒頭部に{{暫定記事名}}を入れておくのは如何でしょう? 『天文学辞典』の編集委員会にはthermal relicについて立項いただけないか、あるいは関連項目内に対訳付きで紹介してもらえないか、要望を出してみます。--Kovayashi会話2020年8月4日 (火) 22:15 (UTC)[返信]
    • Kovayashiさん、ご意見ありがとうございます。「暫定記事名」の貼り付けには同意します。近いうちに草取りと合わせて行っておきます。なお、上記コメントをした後で、天文学辞典の見出しが最も普及している用語とも限らない、と思い直しました。例えばペンローズ時空図という言い方はほとんどせず、むしろ「ペンローズ図」という言い方の方が書籍等で定着している印象です (実際、天文学辞典でさえ本文では「ペンローズ図」と呼んでいます)。ですから天文学辞典に掲載されたとしても、それで定訳が確定する訳ではなく、(比較的有力な)用例のひとつにしかならないのではないかな、と。--Osanshouo会話2020年8月5日 (水) 11:24 (UTC)[返信]
      • 仰る通り「比較的有力な用例」という位置づけで良いと思います。学術用語集が長く改訂されない、またその見込みもない状況下、いずれは学術用語集に代わる位置付けにしていきたいという意気込みと聞いておりますので、上手く活用していきたいと思っています。--Kovayashi会話2020年8月5日 (水) 13:58 (UTC)[返信]