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ノート:無性愛/Archive 1

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無性愛・非性愛ともに「Asexuality」へ言語間リンクされている件

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本記事と非性愛の両方ともに英語版記事のw:Asexualityへ言語間リンクされています。本来言語間リンクは一対一で対応するのが望ましいと考えますが、水面下に記事内のコメントアウトで議論があったようなので([1][2][3])、まずノートで合意を取りたいと思います。ここでは現状の記事内容に基づいて掲題の件を解決することのみを目的とします。記事内容の妥当性などの議論については節を分けて行なって下さい。
まず無性愛は「恋愛感情や性的欲求がいずれの性別にも向かわない」とされています。非性愛については「恋愛感情を抱く場合でも、相手に性的欲求を向けない場合、また、他者との精神的な恋愛関係のみを望む者もノンセクシュアル(非性愛)ということになる」とされています。以上から現状の説明では、無性愛は非性愛に包含される概念です。次にAsexualityにおける説明ではRelationshipsの節でAsexuals may experience romantic attraction(アセクシャルな人物は恋愛感情を持つ場合がある)、Some asexuals identify as "aromantic."(アセクシャルな人物の中には恋愛感情を持たない人もいる)としており、英語で言うところのasexualは無性愛を包含した非性愛を指す概念であると考えます。以上からAsexualityへの言語間リンクは非性愛の記事に限定し、w:Aromanticまたはそれに類する記事が作られるまで本記事の言語間リンクは作成しないのが妥当であると考えます。--MikeAz800o 2008年3月10日 (月) 10:46 (UTC)

Asexualityはsexual orientationではないということですか? 性的指向の一種であるなら無性愛からのリンク、相手に性的欲求を向けないという状態のことを指すのであれば非性愛からのリンクが良いかと思われますが、英語版のAsexualityとは一言でいうと結局何なんでしょうか?
それからaromanticは恋愛感情を持たないという状態を指す語のようですので、性的指向としての無性愛からリンクするのではなく「無恋愛」のような項目が作られたときにリンクするべきではないでしょうか。--Aseku 2008年3月15日 (土) 00:57 (UTC)
aromanticについては仮定の話なので置いておきます。Asexualityはsexual orientationだと書いてありますが、sexual orientationは必ずしもウィキペディア日本語版の性的指向と常に同一ではないようです。「性的指向」の説明では「いずれの性別を恋愛や性愛の対象とするか」とされており、性愛と恋愛の両方を対象としています。しかしAsexualityでは性的欲求/性的興奮を感じない、という性向を表すのにsexual orientationという言葉を使い(定義部)、アセクシャルな人物は恋愛感情を持つ場合がある、という説明ではaffectional orientation(恋愛指向?)という言葉を使っています(Relationships節)。この文脈ではsexual orientationとは性愛の指向を示す言葉であり、日本語の「性的指向」はsexual orientationとaffectional orientationの両方を含んだ概念であると思います。
話を戻しますと、はっきりしているのは英語版記事のAsexualityの説明では同性・異性に対して性的欲求を持たないが、同性・異性に対する恋愛感情は持つ場合も持たない場合もあるということです。これは非性愛の特徴と一致する一方で、無性愛の説明とは明らかに異なると思います。--MikeAz800o 2008年3月15日 (土) 14:57 (UTC)
英語版のSexual orientationの説明を見るとromanticも含まれています。そして他のsexual orientation(HeterosexualityHomosexualityBisexualityPansexuality)の説明を見ても、やはりromanticが含まれています。sexual orientationは、日本語の性的指向と基本的に同じ概念ということで問題ないかと思われます。(双方には言語間リンクも存在します)
性的指向には他に異性愛、同性愛、両性愛、全性愛などがあり、それぞれ対応する英語ページに言語間リンクがされています。したがって無性愛のページからも、いずれの性にも恋愛感情や性的欲求が向かないという性的指向のことを述べている英語ページにリンクするべきかと思われますが、このような性的指向のことを英語では何というのでしょうか? Asexualityとは違うのでしょうか? また、日本語版では非性愛者がノンセクシュアルで無性愛者はAセクシュアルですが、英語版ではNonsexualからAsexualityのページにリダイレクトされています。この点についてはどうなんでしょうか?--Aseku 2008年3月16日 (日) 06:11 (UTC)
sexual orientationは広い意味では恋愛と性愛の両方を対象にできると思います。ただasexualityの記事に限定した場合は、わざわざsexual orientationとaffectional orientationを使い分けている点から、sexual orientationを性愛(のみ)の指向を示す言葉として用いていると判断したのです。あまり本質だと思わないのでこれ以上は主張しませんが。
「いずれの性にも恋愛感情や性的欲求が向かないという性的指向」を示すタームは少なくとも英語版ウィキペディアには見当たらないと思います。asexualityは恋愛感情については有る場合も無い場合もあるとしていますので、不適合でしょう。nonsexualがasexualityへのリダイレクトになっている事についてはとくに判断の参考にしていません。asexualityの記事の中にnonsexualという言葉が出てこないので、asexuality = nonsexualとする根拠に乏しいですし、また、英語話者が定義するnonsexualと、外来語(日本語)としての「ノンセクシュアル」が厳密に同義であるという保証もありませんので。--MikeAz800o 2008年3月16日 (日) 09:44 (UTC)
sexual orientationを性愛のみの指向を示す言葉として用いることが妥当なのかということについては疑問です。ここで言っても仕方ないですが。nonsexualの件は了解です。
無性愛にあたる語は英語版ウィキペディア内には見当たらないとのことですが、ネット上を検索してみると、sexual orientationを「heterosexual, homosexual, bisexual, or asexual」のように分類しているページが多数出てきます。これは日本語の性的指向の「異性愛者、同性愛者、両性愛者、無性愛者」のような分類に該当するものかと思われます。無性愛という性的指向にあたる英語は本当にasexualityではなく、存在しないのでしょうか?
言語間リンクは今の段階ではこのままにしておき、無性愛を指す正式な用語が分かり次第、そちらにリンクし直すという方法を提案します。まずは無性愛という性的指向を表す英語についての情報を待ちたいと思います。--Aseku 2008年3月18日 (火) 17:29 (UTC)
私の理解ではsexual orientationの一つとしてのasexualityに該当する日本語は非性愛であって、無性愛ではありません。現在の「無性愛」の定義では、無性愛な人物は他者に対して愛情を持つ事がありません。非性愛な人物は他者に対して愛情を持つ事があります。asexualな人物は他者に対して愛情を持つ事があります。すでにasexualityとほぼ正確に対応する非性愛という記事があるのですから、asexualityとの言語間リンクは非性愛に任せればいいのです。無性愛からasexualityへリンクするのは重複した行為だし不正確です。この論点は当初から申し上げていることですが、Asekuさんからお答え頂いた事がありません。意図的に回避されてるのであれば誠に遺憾です。--MikeAz800o 2008年3月18日 (火) 18:45 (UTC)
無性愛は性的指向の一つですが非性愛は性的指向ではありません。非性愛がasexualityだということになると、非性愛がsexual orientation、つまり性的指向であるということになってしまい、矛盾します。asexualityがsexual orientationであるとしている限り、非性愛と正確に対応しているとは言えません。言語間リンクは必ずしも一対一である必要はないというのが私の考えですが、重複が問題になるならむしろ非性愛からのリンクを外し、無性愛からのみ言語間リンクすればいいのではないでしょうか。これはasexualityが性的指向の一つであるという場合です。こちらで検索した限りでは、上でも書いた通りsexual orientationについては「heterosexual, homosexual, bisexual, or asexual」のように並べて書いてあります。「asexualityはsexual orientationの一つである」というのと「asexualは他者に対して愛情を持つ場合もある」というのは同時には成立しません。sexual orientationを勝手に性愛のみの指向に限定しているというのもおかしいですし、sexual orientationは一人につき一つです。ですからまず無性愛を指す英語を尋ねています。現在のAsexualityの意味は、客観的な分類ではなくAVENやasexual本人達が作り出したものにすぎないという可能性があります。無性愛という性的指向を表す正式な英語は何ですか? 本当にasexualityではないのでしょうか?--Aseku 2008年3月19日 (水) 17:42 (UTC)

(インデント戻します)非性愛が性的指向でないというのはどこから導かれた結論なのでしょうか。非性愛の記事が元々Category:性的指向に入っていたものをAsekuさんの編集で外した事は分かってますが、要約コメントに理由を書かれてませんし、現在の非性愛の記事にも性的指向ではないとは書かれていません。私から見れば性的指向とは性に関する指向という程度の意味しかなく、非性愛も無性愛も等しく性的指向に含めて問題ないものと考えます。
「いずれの性にも恋愛感情や性的欲求が向かないという性的指向」を指す記事が英語版ウィキペディア記事に存在しないことを証明するのは悪魔の証明であり不可能ですが、とりあえずw:Category:Sexual orientationをご覧頂ければ、asexuality以外にそれらしい記事が存在しない事はお分かり頂けると思います。またasexualityのノートにも、記事本文の「恋愛感情を持つ場合がある」という記述に対する異議申し立ては見当たりません。つまるところ英語話者がasexualityという概念を語るとき、「自分はasexualだが恋愛感情はある」「自分はasexualで恋愛感情もない」と言えば充分なのであって、後者に限定されるような言葉を作り出す需要がないのではないかと。そしてこのように使われる「asexual」は、日本語版ウィキペディアでは「非性愛」に相当するでしょう。--MikeAz800o 2008年3月20日 (木) 09:37 (UTC)

性的指向はどちらの性別を恋愛感情や性的欲求の対象とするかという方向のことで、それが異性に向けば異性愛、同性なら同性愛、両方なら両性愛、どちらにも向かなければ無性愛などとなります。一方、非性愛は他人に性的欲求を持たないということです。恋愛感情の有無は関係ないため、非性愛者だからといって無性愛者でもあるとは限りません。非性愛は性的指向ではありませんが、広義のセクシャリティの一つであるということは確かです。編集で外したのは、非性愛と無性愛が混同されていたためです。性的指向は確かに「性に関する指向」ですが、「性欲に関する指向」ではありません。判断基準には恋愛感情も含まれます。このことは、既に述べたように、日本語・英語双方の各性的指向のページにも書いてあります。ですから例えば性的欲求は誰にも向かず恋愛感情のみが同性に向くという場合でも、性的指向は同性愛であるということになります。
「恋愛指向」(affectional orientation)のような語を持ち出すのであれば、「性欲指向」(あるいは「性愛指向」)のような語も用意する必要があります。性愛・性欲のみに限定した指向を表すのに「性的指向」(sexual orientation)という語を用いるのは不適切です。この語は既に冒頭の意味の語として定義されているからです。恋愛指向と性欲指向にはそれぞれ「異」「同」「両」「無」の4つがあるので、4×4で16通りの組み合わせが考えられます。(全性愛等はここでは省略しています)
  • 恋愛指向が「異」で性欲指向が「無」/恋愛指向が「無」で性欲指向が「異」/恋愛指向が「異」で性欲指向が「異」 ⇒ 恋愛感情または性的欲求が異性に向く ⇒ 性的指向が「異性愛」
  • 恋愛指向が「同」で性欲指向が「無」/恋愛指向が「無」で性欲指向が「同」/恋愛指向が「同」で性欲指向が「同」 ⇒ 恋愛感情または性的欲求が同性に向く ⇒ 性的指向が「同性愛」
  • 恋愛指向が「異」で性欲指向が「同」/恋愛指向が「異」で性欲指向が「両」/恋愛指向が「同」で性欲指向が「異」/恋愛指向が「同」で性欲指向が「両」/恋愛指向が「両」で性欲指向が「異」/恋愛指向が「両」で性欲指向が「同」/恋愛指向が「両」で性欲指向が「両」/恋愛指向が「両」で性欲指向が「無」/恋愛指向が「無」で性欲指向が「両」 ⇒ 恋愛感情または性的欲求が両性に向く ⇒ 性的指向が「両性愛」
  • 恋愛指向が「無」で性欲指向が「無」 ⇒ 恋愛感情や性的欲求がどの性にも向かない ⇒ 性的指向が「無性愛」

    このように分類できるということになります。上記のうち、性欲指向が「無」であるものが非性愛となります。非性愛者はどの性的指向の人にも存在し、無性愛者であれば性欲指向は「無」になるので必然的に非性愛者でもあるということが言えます。「非性愛とは性欲がいずれの性別にも向かわないという性的指向である」という表現は間違っていますが、「非性愛とは性欲がいずれの性別にも向かわないという性欲指向である」という表現なら成立します。
    英語のasexualityの説明は上の「性欲指向が「無」」の状態と等しいため、その点では非性愛と同じものを指しています。しかし一方でsexual orientationであるとも書かれているので非性愛と完全に同一ではなく、非性愛と無性愛が混同されている状態です。無性愛に該当する記事が英語版ウィキペディア内に存在しないとのことですが、ウィキペディアの外ではどうなんでしょうか。異性愛、同性愛、両性愛があって無性愛だけが存在しないというのは極めて不自然です。日本語では無性愛者の別名が「Aセクシュアル」であるということや、Asexualityがsexual orientationの一つとされていることからも、元々はAsexualityは無性愛を指す語であったのが、言葉の独り歩きにより非性愛を指す語に変わってしまったという可能性も考えられると思います。--Aseku 2008年3月20日 (木) 23:17 (UTC)
まだちょっと分かりません。性愛と恋愛が同じ方向を向いてないと、性的指向ではない、という主張でしょうか。--MikeAz800o 2008年3月21日 (金) 08:54 (UTC) (追記)あーすいません、もしかしたら理解したかも知れません。ある人物が非性愛であっても、それ自体はその人物の性的指向を決定するものではなく、恋愛感情が同性に向くか、異性に向くか、どちらにも向かないかによって決定される。従って非性愛が性的指向だとは表現されない、という話でよろしいですか。--MikeAz800o 2008年3月21日 (金) 10:46 (UTC)
>性愛と恋愛が同じ方向を向いてないと、性的指向ではない
それは違いますね。上の分類の通りです。
非性愛は性的欲求がいずれの性別にも向かないということのみを表す言葉ですので、それだけでは性的指向は決定されないということです。恋愛感情・性的欲求の方向を合わせたものが性的指向だからです。非性愛であるということは性的指向の判断材料の一つとなることは確かですが、非性愛自体は性的指向の一つではないため、Asexualityについても非性愛と同じ状態を表すのであればsexual orientationではないということになります。逆にAsexualityがsexual orientationであるということであれば、恋愛感情を持つ場合もあるというのは誤りであるということになります。性的欲求が他人に向かなくても恋愛感情が他人に向けばその方向によって他のsexual orientationに分類されるからです。元々sexual orientationの一つとしてasexualityという語が定義されていたが、性的欲求が他人に向かないということのみを指す語としてasexualityという語を使う者が増え、そのために「Asexuailtyは性的指向の一つであり、恋愛感情を持つこともある」という矛盾した説明になってしまっているのではないかと推察されます。そしてその辻褄を合せるために、今度はsexual orientationを性欲のみの指向を指す語に無理矢理変えようとしているように思えてなりません。--Aseku 2008年3月22日 (土) 03:34 (UTC)
では私の後半の理解で大丈夫そうですね。同意はしませんが、Asekuさんが「性的指向である・ない」を判断する基準は(多分)理解できました。そういうことでしたら、現在のasexualityの記事はAsekuさんが考える「性的指向」の説明ではありません。従って「asexualityが性的指向の一つであるなら」という前提は無くなったものとお考え下さい。sexual orientationの使い方が間違っているのか、それともAsekuさんが考える「性的指向」とsexual orientationが異なっているのかまでは分かりません。
Asekuさんが現在のasexualityの記述に色々疑念を抱く事はもちろん構わないのですが、その疑念が事実であるという仮定のもとで言語間リンクを設定するというのは順番がおかしいです。まず現在の記事内容に沿って設定を行なうのが本来の手順でしょう。今後Asekuさんの疑念が現実のものとなり、asexualityの記事が「いずれの性にも恋愛感情や性的欲求が向かないという性的指向」という内容に書き換わったら、それから言語間リンクを修正すれば事足りる話です。可能性の話は頭の中だけに留めて、ここでは現状に基いた判断を行なうようお願いします。
ウィキペディアの外に無性愛と対応する英語の言葉があるのかという話ですが、あったとしてもウィキペディアにその名前の記事を発見できないうちは言語間リンクできないのですから、私には興味の無い話です。なお無性愛とほぼ同様の概念はaromantic asexual(恋愛感情を持たないasexual)というフレーズで表現されています(w:Keri Hulme)から、一単語ではないにせよ対応する表現は存在するわけで、英語話者に不都合はなさそうです。
asexualityのノートを過去ログも含めて確認しましたが、やはり「asexualityに恋愛感情は存在しない」といった主張は一つも見かけません。asexualのタイプとして恋愛感情を持つ場合があるというのは2004年2月28日の版から追加され、その後も形を変えてはいますが、恋愛感情の有無そのものには一度も疑義を提出されず、削除も受けず、現在まで生き残っています。
まあ、「他者への性的欲求と恋愛感情の両方が無い状態だけをasexualと呼ぶべき」という主張が英語圏のどこかで行なわれていることはあっても不思議ではないと思うのですよ。しかし恋愛感情を持つ人もasexualという言葉で表現されているのが英語圏での実情であり、そういう人たちをasexualに含めることに異議をはさむ人がノートに一度も登場しないほど、圧倒的多数に受け入れられているわけです。そういった英語話者の側の感覚とは無頓着に、日本語話者が無性愛という概念にアセクシュアリティという文字だけを勝手に拝借したのは日本人の都合でしかありません。英語話者が考えるasexualityと日本語話者が考える無性愛は違う概念であるという単純な事実を受け入れて頂いて、この議論を終わりにさせてもらえませんか。--MikeAz800o 2008年3月22日 (土) 09:48 (UTC)
MikeAz800oさんの考える性的指向とは一体どういうものなのか、分かりやすく説明していただきたいです。同意しないもなにも、性的指向の定義もsexual orientationの定義も、私個人の考えではなく一般的な定義ですし、先日書いた分類もそれに基づいて導き出しただけですよ。Asexualityのページのsexual orientationだけが、性愛のみに限定された意味に変更されてしまっているだけです。本当にasexualityを性的指向に含めるつもりがないなら、冒頭の文はsexual orientationではなくsexualityなどと書いてあるはずです。Asexualityが無性愛ではないというなら、何度も言っているようにsexual orientationについて「heterosexual, homosexual, bisexual, or asexual」のように並べて分類しているページが多いことや、日本語の無性愛がAセクシュアルと呼ばれているという点はどう説明するんでしょう? aromantic asexualは、結果的には無性愛と同じものを指しますが、asexualを非性愛の意味で捉えることを前提としている時点で説明になっていません。私が知りたいのは元々無性愛・無性愛者を指す(指していた)語です。こちらで検索した限りではaexuality・asexual以外にそれらしいものが出てきません。
ちなみにAVENのFAQを見ると、過去にsexual attractionを経験していた人でも今現在それがなければasexualであるということになっており、これは非性愛の定義とも一致しません。英語圏でのAsexualityの意味はAVENを中心に広がっているようなので、客観的に見て矛盾があってもAVENに書いてあればそれに従うしかない部分があるのかもしれません。
現在の英語圏では恋愛感情があってもasexualと呼ばれているらしいということはもちろん理解しています。しかしそれは、日本語においても「Aセクシュアルは恋愛感情を持つこともある」ということを意味していることにはなりませんので。sexual orientationという記述が残っている限り、このまま無性愛と非性愛の両方をAsexualityにリンクするのがベストではないでしょうか。別にそのことで困る人はいないでしょうし、疑問がある人にはそれぞれのページを見て自分で判断してもらえばいいでしょう。非性愛のみをAsexualityにリンクし無性愛からはリンクしないということであれば、反対です。--Aseku 2008年3月23日 (日) 18:55 (UTC)
私自身は「性的指向」に関する個人的な見解はありません。それぞれの記事において個々の場でどのように使われているかをなるべく私心を排して判断するだけです。えーとですね、Asekuさんが主張するような厳密な意味での「性的指向」の用法は英語圏でもあるとは思うのですが、もっと緩い使い方をすることもあるわけですよ。それは性的指向の記事にも書いてあるように「性的な好み」といった感じのものです。で、現在のasexualityの記事には、asexualな人物の中にはhomo, hetero, biなどがありうるとしている。この時点でもう「sexual orientationとしてのhomo, hetero, bi」と同列に扱うのはおかしいわけですが、それでも記事最下端のSexual identitiesテンプレートにはOrientationsのところにasexual, bi, hetero, homo, panを並べている。現在の「asexualな人物は恋愛感情を持つ場合がある」という記事内容を肯定した上で並べている。その理由は何かと言われたらどこにも答えは書かれてませんけど、おそらく「他に相応しい場所がないから」ということだろうと思います。「本当は恋愛感情も無いからだ」ではなく。ですから結局asexualityの記事の定義部でsexual orientationという言葉が使われているのは最初に述べた「緩い使い方」の類だと思います。なのでいくらAsekuさんが「asexualityにsexual orientationという言葉が使われている」という点を指摘なさっても、だからasexualityは無性愛なのだとは思いません。それ以外にも、Asekuさんが上げた論点のどれ一つとして、asexualityが無性愛だという結論に結びつくものはありません(私から見れば)。非性愛の記事の方にはasexualityからの翻訳部分もあり(差分)、無性愛ではなく非性愛こそがasexualityなのは客観的に見て事実だろうと思います。で、再三のお願いですが、「asexualという言葉はこうあるべきだ」という主観を元にするのではなく、記事の現状を元に考えて頂けませんか。
あとは一応お返事ですが、まずsexual orientation関係については前述の通りそれは判断の基準にならないと考えますので割愛します。『日本語の無性愛がAセクシュアルと呼ばれている』は前回申し上げたように日本人のよくある不注意だと思っています。
さて、私はもうAsekuさんを説得するのはほぼあきらめてます。もしまだAsekuさんが私を説得する余地があるというのでしたらお相手しますが、なければ、Wikipedia:合意形成の次の段階(コメント依頼、それで決着が付かなければ投票)に進みたいのですが、いかがですか。--MikeAz800o 2008年3月24日 (月) 14:10 (UTC)
ではコメント依頼を出すことにします。長くなってますので一応節を分けておきます。あと前回スルーしてた点がいくつかあったのでお返事しておきます。
『元々無性愛・無性愛者を指す(指していた)語』ですが、それが存在するという確信をAsekuさんが持っているのであればその方が不思議です。全ての言語の言葉が一対一で対応している保証などないというのに。無いことを証明するのは無理ですが、あるとしてもウィキペディア英語版で記事が立たないほどマイナーな言葉であると思われ、実質存在しないに等しい状況かと推測します。
『過去に~一致しません』は、非性愛の定義のどこに抵触しているのか単純に理解できませんでした。どのみちそれはAVENの話で、現在のasexualityの記述ではないので、その議論に加わる気はありません。--MikeAz800o 2008年3月27日 (木) 14:24 (UTC)
「他に相応しい場所がないから」という理由で本来含まれるはずのない場所に分類するんでしょうか? Wikipedia外では「heterosexual, homosexual, bisexual, or asexual」のように並べているケースも多いですが、この場合のasexualは無性愛のことではないのですか? 本当に初めからasexualityが非性愛と同じ内容のことを指していたのであれば不注意で無性愛と間違える人などはいないと思いますが、もしその可能性があるという話になると、本来無性愛を指していた語を非性愛の意味で使う人が多くなって結果的に乗っ取られてしまったという可能性だって出てくるのではないでしょうか? MikeAz800oさんの話はどれもWikipediaの記事を元にした推測にすぎず、専門家から話を聞いたわけでもないようなので、その点では私の推測と同レベルです。
したがってこれ以上二人だけで議論していても無意味ですし、もうどっちでもいいですけど、無性愛からのリンクを外すことによって、日本語の無性愛者(Aセクシュアル)と非性愛者(ノンセクシュアル)の違いが曖昧になって再び混乱を招いたり、「Aセクシュアルが恋愛感情を持つこともある」や「ヘテロのAセク、ゲイのAセク~(略)などと言う」のような方向に持っていく人が現れないように、その点の注意書きも加えておくなら別に構いません。--Aseku 2008年3月28日 (金) 16:27 (UTC)

コメント依頼

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コメント依頼をするに当たり、私、MikeAz800oの主張を簡潔にまとめておきます。
無性愛 - 恋愛感情や性的欲求がいずれの性別にも向かわない。
非性愛 - 他人への性的欲求を持たない。恋愛感情は存在する場合も存在しない場合もあるため、ヘテロの非性愛、ゲイの非性愛、ビアンの非性愛、バイの非性愛といった呼び方が可能。
asexuality - 他人への性的欲求を持たない。恋愛感情は存在する場合も存在しない場合もあるため、ストレート、ゲイ、バイの場合がある。
以上から無性愛≠asexuality、非性愛=asexualityであると判断し、asexualityへの言語間リンクは非性愛のみから張る。無性愛からasexualityへの言語間リンクは削除する。というものです。--MikeAz800o 2008年3月27日 (木) 14:24 (UTC)

「無性愛≠asexuality、非性愛=asexuality」だからといって「無性愛者=Aセクシュアル、非性愛者=ノンセクシュアル」という点にまで影響を及ぼして混乱するということがないように注意していただくのであれば、私も言語間リンクの削除については同意ということで結構です。--Aseku 2008年3月28日 (金) 16:27 (UTC)

では、まだ他に議論への参加者もいないことですし、合意成立ということでコメント依頼を終了いたします。本記事からの言語間リンクは削除します。Asekuさんがおっしゃる注意書きについてはAsekuさんの危機感を私が正確に共有できてない懸念があるため私の方で記述することは差し控えます。Asekuさんの方で記述をお願いします。本議論は長くなっておりますので、適宜日数を置いたのちログ化させて頂こうと思います。--MikeAz800o 2008年3月29日 (土) 10:10 (UTC)