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ノート:炭素

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同素体について、いろいろ書かれていますが、カーボンナノチューブも同素体ではないですか?カーボンナノチューブを見るとこれもフラーレンの一種だと書かれていますが、こういった見解は一般的なのでしょうか?詳しい方、そのあたりの整理お願いします。--mochi 2005年11月12日 (土) 16:18 (UTC)[返信]

興味を感じたので簡単に調べてみました。英語版にある炭素の同素体の記事にはカーボンナノチューブが含まれていません。英語版のカーボンナノチューブの記事でも同素体とはしておりません。炭素だけから構成されており、性質や構造が他の炭素の同素体と異なることから、同素体としてもよさそうです。ただし、カーボンナノチューブ自体の構造・性質に幅があることから同素体としてあつかってもらえないのかもしれませんね。---Redattore 2005年11月12日 (土) 16:44 (UTC)[返信]
詳しい方とmochiさんの書き込みにあることから---Redattore 2005年11月12日 (土) 16:53 (UTC)[返信]

素人考えですが、炭素の同素体として、

C=C=C=C=C=C=C=C=C=C=C=C=C=C

と腕を二本ずつ連結した数珠状のつながりも考えられます。これは実際にあり得るんですかね?--Charon 2006年5月25日 (木) 14:19 (UTC)[返信]

私は化学に詳しくありませんが、共鳴理論を読むと、かなり不安定な物質になるのでしょうね。---Redattore 2006年5月25日 (木) 14:25 (UTC)[返信]
二重結合のみで出来るかはわかりませんが、単結合と三重結合を交互に形成することで炭素のみが直鎖状につながったものはできるそうです[1]。なかなか作るのはたいへんそうですが。
C=C=Cはクムレンという総称の化合物でテトラフェニルヘキサペンタエンPh2C=(C)4=CPh2などは「理化学辞典」のクムレンの項に掲載されている実在の化合物です。ところで末端炭素以外の=(C)n=はsp炭素のみが連結したものです。(-C≡C-)nもsp炭素のみが連結したもので、(両末端の炭素は別として)真ん中の炭素のつながりについては=(C)n=も(-C≡C-)nもπ電子の構造としては等価です。あら金 2006年5月28日 (日) 17:32 (UTC)[返信]
ついでですが、カーボンナノチューブも炭素の同素体です。フラーレンの仲間というのもかなり一般的な認識だと思います(そういうテーマでの学会もあります[2])。ただ、ナノチューブは構造的にグラファイトとかなり似ていますし、ナノチューブ自体が比較的新しい物質でもあるので、教科書等で記述されていることはまだ少ないかもしれません。--eno 2006年5月25日 (木) 15:11 (UTC)[返信]
グラファイトもカーボンナノチューブも近似的にはsp2炭素の集合体です。(曲面の曲率によって多少sp2性が変わるのでょうが…)あら金 2006年5月28日 (日) 17:32 (UTC)[返信]
専門の方のご意見があると心強いです。本文も直していただけないでしょうか。---Redattore 2006年5月25日 (木) 15:27 (UTC)[返信]
多少整理を試みてみましたが、やはり炭素は関連分野が多すぎて手に余ります。誤りなどありましたらご加筆ご訂正をお願いいたします。--eno 2006年5月28日 (日) 10:29 (UTC)[返信]