ノート:法解釈
この「法解釈」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2011年7月10日 | 査読依頼 | |
2. | 2011年8月3日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
3. | 2011年8月15日 | 秀逸な記事の選考 | 不通過 |
4. | 2012年11月11日 | 秀逸な記事の選考 | 不通過 |
過去の議論について
[編集]Wikipedia:査読依頼/法解釈 20110710、Wikipedia:秀逸な記事の選考/法解釈、Wikipedia:秀逸な記事の選考/法解釈 20121111 で議論がなされています。
過去の議論をざっくり要約すると、
一、国際性の問題。日本法・成文法をもっぱらその対象とすべきか、それとも英米法・慣習法をも含めた広いものであるべきか。 Wikipedia:日本中心にならないようにからすると、後者に軍配が上がると思います。しかし、この記事の主題について世界的観点から書かれるべきだということになると、もっぱら自国法をその対象とすることを当然の前提としているような本を単純に模写すればよいというわけにはいかず、それでいてWikipedia:独自研究は載せないに抵触しないようにWikipedia:中立的な観点を保たなければならないことになるし、しかも慣習法や法典論、条理等の個別記事との役割分担の調整という問題が生じてきてしまいます。解釈論に直結する比較法の視点が充実している牧野石坂文献などの比重が多くなっていることと、慣習法の項目で罪刑法定主義などの基本原理や歴史的説明などを扱ってしまって、それ以下の項目にバトンタッチするのはその解決策の一つですが、とくに法典論と立法的解釈との役割分担が悩みどころ。
二、わかりやすさの問題。門外漢・初心者向けのわかりやすさであるべきか、それとも内容の精確に重きを置くべきか。 上記のように、国際性を高めようとすれば門外漢には一見するととっつきにくい内容になってしまいますから、拒否反応を示す人はいるだろうし、人によって好みが分かれ、評価が違ってくるのはやむをえないことかもしれません。
ウィキペィアは教科書ではないのだから、マニュアル・ハウツーものの雰囲気的なわかりやすさではなく、きちんと読めば相応にわかるものであるべきとは思いますが、どうしたって拒否反応を示す人はいると思いますし、もちろん「学術論文」化する危険と隣り合わせであることは常に気をつけなくてはならないでしょう。
三、その他気になっていること 文献の扱い方。とくに、同一箇所に複数の出典をおく場合、どういう順番で並べるのか、統一的な基準が必要。
構成の問題。パンデクテン方式よろしく無味乾燥な情報の羅列のようにしてその分体系的にすっきり整理してしまうのか、それとも上から順番に読んで文章としてのつながりをよくするべきなのか、現状では目次の項目立てが妥協的。
自然法の扱い。記事中で高校卒業程度の常識として扱ってよいのかどうか。現状では妥協的。--Phenomenology(会話) 2015年7月15日 (水) 18:45 (UTC)