ノート:沿岸警備隊
「コーストガード」との表記について
[編集]本文中で「コーストガード」と記述した部分について、利用者:Kouki8029さんが繰り返し「沿岸警備隊」と変更しておられる点について、議論を提起したいと思います。
確かに「沿岸警備隊」という表記は世界大百科事典やブリタニカ国際大百科事典でも採用されており(“沿岸警備隊とは - コトバンク”. 2022年8月15日閲覧。)、独自研究には当たらないと考えます。ただし、本文中で示した村上 & 森 2009, pp. 33–45および上田 2003では「コーストガード」、また岩並 & 大根 2021では「コーストガード機関」という記載が用いられている点から、これらの表記のほうが出典には忠実です。また海上保安庁などの公的文書では「海上保安機関」が広く用いられているほか、個々の組織名という点では、中華民国の「海巡署」や中華人民共和国の「海警局」なども英名は"Coast Guard"としており、"Coast Guard"という英単語が必ず「沿岸警備隊」と訳されるわけでもないのが現状です。
従って、上記の通りに他の百科事典でも用いられている「沿岸警備隊」を項目名として用いることには反対しませんが、冒頭文にてこれが定訳でないことを説明した上で、本文中の表記は出典文書に準じた「コーストガード」または「コーストガード機関」とする折衷案がよいと考える次第です。--Panda 51(会話) 2022年8月15日 (月) 13:12 (UTC)
- コーストガードというのはあくまで、英語のカナ表記に過ぎず、日本語の記事としては不適切であると考えます。また、沿岸警備隊というのは古くから一般的に用いられている用語であり、これも日本語版記事として正しいものと判断します。
- wikipediaは、利用者全てにわかりやすい記事であることが重要であります。「コーストガード機関」という耳馴染みのない言葉にするよりも、「沿岸警備隊」という比較的一般にも耳にする用語であることが本来の趣旨として、適切であると考えます。
- さらに、当該記事名は「沿岸警備隊」であり、その語の指すものは「海上における法執行機関」ですから「沿岸警備隊」との表記は適切で、かつ、コーストガード機関では利用者の混乱を生むだけであると考えます。--Kouki8029(会話) 2022年8月15日 (月) 13:26 (UTC)
- "Coast Guard"という英単語が「海上保安機関」「沿岸警備隊」「海上保安庁」「海巡署」「海警局」「海洋警察庁」と様々に訳されている時点で、利用者の混乱はある程度避けられないものと思います。例えば現在文中にある「コーストガード機関」をKouki8029さんの案の通りに「沿岸警備隊」に変更した場合、海上保安庁・海巡署・海警局・海洋警察庁には当てはまらない記述であると誤解する利用者が出てくることも想定されます。これに対し、「コーストガード」であればこれらの多くを包括することができます。
確かに「コーストガード」は馴染みのない言葉かもしれませんが、上記の通り書籍や論文での用例は少なくなく、実は百科事典(日本大百科全書)でも使われています(亀野邁夫. “コースト・ガードとは - コトバンク”. 2022年8月15日閲覧。)。出典に忠実にしようとすると、むしろ項目名を「コーストガード」に変更することになりますし、Kouki8029さんが「記事名と記事で主体としている組織名を指す語は同一であることが望ましい」と強く主張されるのであれば改名は検討しうるかと思います。
ただご指摘の通り、日本語圏では馴染みがない言葉であることは確かですので、上記の通りに折衷案がよいと考える次第です。--Panda 51(会話) 2022年8月15日 (月) 14:13 (UTC)- 沿岸警備隊はあくまである特定の組織を指すものではなく、海上法執行機関の概念上の総称であります。
- その時点でご指摘には当たらないと存じます。また、各国沿岸警備隊が当てはまらないと誤解されかねないという点については各国の沿岸警備隊という項目で具体的な組織を上げている以上、誤解されることは限りなく0であると考えます。
- やはり、使いやすいウェブサイトを考えると「コーストガード機関」という一般的ではない語ではなく、「沿岸警備隊」という語であるべきと考えます。
- そもそも、当該記事には以前から項目名に「沿岸警備隊」がその時にも特段変更等の提案はありませんでした。そういった点を鑑みても、「沿岸警備隊」という語で十分認識可能である(あった)と考えます。
- 私としては即時、「沿岸警備隊」への変更を求めます。--Kouki8029(会話) 2022年8月15日 (月) 14:28 (UTC)
- どうも発端から「『コーストガード』という語は一般的でない」という思い込みで議論を進められているようですが、上記の通り、現在本文で使用している参考文献3つで使用されているほか、百科事典でも用例のある言葉であり、ご指摘には当たらないと存じます。
Wikipedia:記事名の付け方で「『できる限り』漢字・平仮名による表記を優先します」とされており、Google 検索での検索結果からしても「沿岸警備隊」と「海上保安機関」では前者の方が人口に膾炙していると考えられますので、項目名は現状維持でよいと考えますが、参考文献で「コーストガード」と表記されているものをあえて「沿岸警備隊」と変更するほどの根拠は現状では示されておらず、Wikipedia:独自研究は載せないに抵触する可能性も踏まえますと、残念ながら支持できません。--Panda 51(会話) 2022年8月16日 (火) 04:39 (UTC)- 別に沿岸警備隊という表記は独自研究でもなんでもなく、むしろ貴殿のおっしゃる検索結果の件や一般への周知度から考えて適切であると考えたまでです。
- そもそもやはり、沿岸警備隊としている記事名で触れられているものが「コーストガード機関」となっているとそれこそ、利用者の混乱を生むだけであり、また、漢字表記を優先したほうが利用者に組織の性質が理解しやすいことから望むものであります。--Kouki8029(会話) 2022年8月16日 (火) 05:15 (UTC)
- 要するに、Kouki8029さんのご不満は、「『コーストガード』という言葉は一般的ではない」と「項目名と異なっていることで混乱を生じる」の2点だと理解しております。
- このうち1点目については、確かに『沿岸警備隊』ほど人口に膾炙してはいないものの、出典の書籍・論文で用いられているなど用例は少なくなく、ご指摘には当たらないことについては上記の通りです。
- 2点目についても、現状では第1文で「本項目では、各国のコーストガード機関について述べる」としたうえで、項目名である「沿岸警備隊」もその訳語の一つとして提示しておりますので、混乱を生じることは限りなく0であると考えます。ただWikipedia:スタイルマニュアル/導入部を確認したところ、「項目名が一般名である場合は、第1文の主語を正式名称とし強調表示としてもいいでしょう」とされており、これまでは「コーストガード機関」の部分が強調表示されていなかったためにKouki8029さんの御不審を招いた部分もあるかと思われましたので、これは修正しました。
- なおスタイルマニュアルでわざわざこのような言及がなされていることからして、「項目名と、項目で主体としている事物の表記が一致しない」ことは許容されているものと思われます。--Panda 51(会話) 2022年8月16日 (火) 08:26 (UTC)
- 理解しました。しかし、コーストガード機関というのは如何なものかと思います。こちらとしてとムキになりすぎてしまったところはあると思います。それに関しては申し訳ありません。
- ですが、やはりコーストガード機関というのは納得できるものではありません。そこで、せめて海上保安機関という名称はいかがでしょう。
- これならば私としても日本国の海上保安庁も積極的に用いている名称であり、一般的に浸透している語であると納得することができます。--Kouki8029(会話) 2022年8月16日 (火) 08:40 (UTC)
- また、海洋政策研究所や日本財団でも用いられている呼称のためこちらも一般的な呼称であると言えると考えます。--Kouki8029(会話) 2022年8月16日 (火) 08:52 (UTC)
- いえいえ、こちらこそ、出典文書を確認されずに編集を繰り返しているように思ってしまい、当初機械的な対応を行ってしまったと思いますので、申し訳ありません。
- 個人的には「海上保安機関」は一つの案になると思います。実際、岩並 & 大根 2021のタイトルも『世界の海上保安機関の現状に関する調査研究報告書』ですので、出典に準拠するという点では「沿岸警備隊」よりも筋が通ってはおります。同書の5ページで、「本稿においては、海上保安機関(コーストガード機関)の概念の不明確性を前提とした上で、以後、船艇、航空機等の実働勢力を用いて、戦時以外の状況において、海上の安全、治安および環境保護の業務を総合的に、あるいはその一部分を実施している機関を『コーストガード機関』、また、自らの組織の英語名称としてコーストガードを使用している機関を『コーストガード』と呼ぶこととする」と定義しており、本項目ではこれを準用してきたわけですが、同書ではこのような定義を明確化する前の部分ではいちいち「海上保安機関(コーストガード機関)」と併記しております。
- ただ、本文中で使用している他の出典(村上 & 森 2009, pp. 33–45および上田 2003)で用いられていないこと、「沿岸警備隊」や「コーストガード」よりも知名度が低いことといったデメリットがあるため、私としては一度は棄却した案なのですが、どうもKouki8029さんはどうしても岩並・大根両氏(元海上保安庁長官および3管本部長です)の上記定義に準じて『コーストガード』と呼ぶことに違和感を拭えないようですので、そういう方が多そうであれば検討に値するかと思います。--Panda 51(会話) 2022年8月17日 (水) 13:29 (UTC) 一部表現の変更。--Panda 51(会話) 2022年8月17日 (水) 13:36 (UTC)
- 是非検討していただけますと幸いです。--Kouki8029(会話) 2022年8月19日 (金) 11:05 (UTC)
- また、海洋政策研究所や日本財団でも用いられている呼称のためこちらも一般的な呼称であると言えると考えます。--Kouki8029(会話) 2022年8月16日 (火) 08:52 (UTC)
- どうも発端から「『コーストガード』という語は一般的でない」という思い込みで議論を進められているようですが、上記の通り、現在本文で使用している参考文献3つで使用されているほか、百科事典でも用例のある言葉であり、ご指摘には当たらないと存じます。
- "Coast Guard"という英単語が「海上保安機関」「沿岸警備隊」「海上保安庁」「海巡署」「海警局」「海洋警察庁」と様々に訳されている時点で、利用者の混乱はある程度避けられないものと思います。例えば現在文中にある「コーストガード機関」をKouki8029さんの案の通りに「沿岸警備隊」に変更した場合、海上保安庁・海巡署・海警局・海洋警察庁には当てはまらない記述であると誤解する利用者が出てくることも想定されます。これに対し、「コーストガード」であればこれらの多くを包括することができます。
お返事遅くなり申し訳ありません。参考文献を改めて検討してみたのですが、やはり「海上保安機関」は岩並 & 大根 2021以外の参考文献で使われておらず、不適当なように思われます。しかしKouki8029さんのように「コーストガード」という表記に違和感を覚える方が多いのであれば、いっそのこと、Kouki8029さんの案のように「沿岸警備隊」で統一してしまうほうが利便性はよいと考えるに至りました。確かに参考文献での表記は「コーストガード」でほぼ統一されておりますが、岩並 & 大根 2021では4ページで「沿岸警備隊」も訳の一案であることを紹介しておりますし、また上記の日本大百科全書(亀野邁夫. “コースト・ガードとは - コトバンク”. 2022年8月15日閲覧。)では「コースト・ガードとは」「沿岸警備隊のこと」としておりますので、これを出典として、参考文献の「コーストガード」を全て「沿岸警備隊」と読み替えることは可能なように思われます。よろしければ、2022-08-15T21:18:35時点の版をベースに冒頭文などを整えようかと思いますが、如何でしょうか。--Panda 51(会話) 2022年8月26日 (金) 16:03 (UTC) --Panda 51(会話) 2022年8月26日 (金) 16:03 (UTC)
- こちらも返信遅くなり申し訳ありません。私は貴殿の案に賛成です。というより、最初はその立場でしたのでもとより歓迎です--Kouki8029(会話) 2022年9月3日 (土) 06:39 (UTC)
- 報告 上記の通り編集しました。--Panda 51(会話) 2022年9月4日 (日) 10:19 (UTC)
トンガ海軍について
[編集]この記事の各国沿岸警備隊の一覧にトンガ海軍が含まれているのですが日本では海軍と呼ばれていますし英語のTongan Maritime Forceは少なくともトンガ沿岸警備隊とは訳さないです。よってトンガ海軍の文章を削除することを提案します。--YYaMa36(会話) 2024年5月31日 (金) 11:58 (UTC)
- 私(YYaMa36)のウィキブレイクのため勝手ではありますが提案を取り下げます。--YYaMa36(会話) 2024年7月8日 (月) 13:03 (UTC)