ノート:水素爆弾
質問
[編集]チャーリーは水爆ではなく原爆では? --以上の署名のないコメントは、219.97.176.45(会話/Whois)さんが 2005年9月19日 (月) 23:54 (UTC) に投稿したものです(Æskja(会話)による付記)。
その通りでした。Charlie は1951年ですから水爆開発以前ですね。Ivy Mike の画像に差し替えておきました。Hina 2005年9月26日 (月) 08:06 (UTC)
- 見出しを追加しました。--Æskja(会話) 2016年8月13日 (土) 11:24 (UTC)
記事内容について
[編集]>なお、水爆材料にリチウムが使用されたこと、リチウムは原子炉内で三重水素の生産に用いられる元素であること、などから、リチウムも熱核材料ではないかという説が出されたこともあったが、実際はリチウムは重水素と三重水素の固体化に使われているだけである。
リチウムは核融合反応時、トリチウムを作り出すために大変重要な元素だと思うのですが・・・。乾式水爆の燃料に使用されているのは「重水素化リチウム」(固体)なのでトリチウムは含まれてません。確かに湿式水爆では重水素、三重水素(トリチウム)を用いますがリチウムで固体化させていません。(液体のまま容器に保持、湿式たる所以です)乾式水爆の場合、燃料に含まれているリチウムの核融合によってトリチウムを得ます。恐らくは乾式と湿式を混ぜてしまっているのでは? --以上の署名のないコメントは、202.26.148.152(会話/Whois)さんが 2005年11月24日 (木) 03:02 (UTC) に投稿したものです(Æskja(会話)による付記)。
- 重水素化リチウムは熱核材料ではない云々を執筆した者です。回答が遅れて申し訳ありません。本文にも記しましたとおり、水爆はじめ核兵器の構造は重要機密であり、公式には何も明らかになっておらず、以下に述べることもあくまで諸文献に基づく一つの推論であることをご了解下さい。
- 1950年代にソ連・アメリカが乾式水爆を製作した頃から、雷管の原爆から放出された中性子によりリチウムから三重水素が作られるので、乾式水爆には三重水素は不要との説が出されていました。これは、当時言われていた水爆の構造とも関連があったかと思います。当時は、湿式水爆の中心部に雷管用原爆があり、その外側に重水素と三重水素の混合物、更に外側に重水素があって、原爆の高温でまず重水素と三重水素が反応、それにより重水素に点火して水爆の爆発・・・と考えられていました。無論、この構造では熱核反応は起こりません。熱核反応のためには高温と共に「高圧」つまり高密度が必要なことが考慮されていないからです。しかし、もしこの方法(中心に原爆、その周囲に重水素化リチウム)で乾式水爆が作られているとしたら、リチウムを熱核材料とすることも可能です。原爆の爆発で出る中性子がリチウムを叩いて三重水素が出来るのと熱核反応が始まるのはほぼ同時でしょうから。実際、乾式水爆に三重水素は不要という説はこの構造をもとに唱えられました。
- けれども、現在では上記のような構造は否定され、当方が本文に書いたようなものであろうとされています。この構造では原爆の中性子で三重水素を作るわけにはいきません。原爆から放出されるX線やガンマ線は光速度で熱核材料に達し、加熱圧縮します。中性子がいくら速くても、熱核材料に到達したときにはすでに熱核反応が始まっており、間に合わないと考えられます。ですから、リチウムは単なる凝固材であり、今なお水爆には高価な三重水素を使用しなければならないと思う次第です。ただ、これはあくまで一つの考えで、貴殿の言われることが正しい可能性も有り得ますので、本文は少し訂正させていただきます。-2005年11月30日- --以上の署名のないコメントは、61.122.217.180(会話/Whois)さんが 2005年11月30日 (水) 09:10 (UTC) に投稿したものです(Æskja(会話)による付記)。
レスが遅くなって申し訳ありませんでした。上で融合燃料について指摘した者です。その通りですね。起爆原爆と融合燃料が分離しているのは分っていたのですが原爆で叩き出された中性子の速度までは念頭に置いていませんでした。大変申し訳ありません。しかし通常水爆には融合燃料の中心にスパークプラグという融合を効率よく行うための円筒状の核分裂性物質(放射圧により超臨界に達する)が置かれていますのでそこから中性子を供給しているという可能性もあります。誤りがあったらすみません。-2005年12月8日- --以上の署名のないコメントは、58.0.82.167(会話/Whois)さんが 2005年12月7日 (水) 16:50 (UTC) に投稿したものです(Æskja(会話)による付記)。
どうやら乾式水爆の融合燃料の起爆は原爆からの中性子ではなく融合燃料の慣性圧縮から生じるDD反応より生成した中性子を元にDT反応を誘発させているようです。なので融合燃料に三重水素はあまり必要ないのではないのかと思われます。ただしこれはテラーウラムデザインで初めて可能になった技術であり当初テラーが設計しようとしていた、いわゆる「目覚まし時計」構造ではこの方法で起爆できなかったとのことです。(DD反応を起こすのにはDT反応より高温が必要とのこと)文章に関しては自分は直さないことにします。先の文章を書いた方に修正の有無はお任せします。-2005年12月26日- --以上の署名のないコメントは、58.0.86.176(会話/Whois)さんが 2005年12月25日 (日) 15:27 (UTC) に投稿したものです(Æskja(会話)による付記)。
- 失礼します。 エニウェトクでの米の水爆実験では、多数の科学者や軍関係者、政府関係者らの立会いの上、放射線や衝撃波などの多数の計測機器、建造物、牛や豚などの動物も被爆実験に多数供されたこと等の文献や資料がいくつもありますが、1961年の旧ソ連時代にノヴァヤゼムリャの上空で「開催」されたRDS-220(Tsar)の水爆実験は、何せ史上最大なので私の察するところ、エニウェトクをはるかに上回る測定機器、動物や建造物などの試料がノヴァヤゼムリャ島だけでなく、バレンツ海上と沿岸部にも多数配置され、立会人も沿岸部の地下や、「会場」から離れたところにさらに多数参加しているのではと思います。ソ連時代は機密事項であっても、ゴルビーのグラスノスチで公開されたと思うのですが、現在この世界一の実験の模様についての詳細が書かれた書籍はあるのでしょうか? --メリケン・ステーツ {(首脳でないが)会談|beiträge} 2006年5月10日 (水) 18:28 (UTC)
- 見出しを追加しました。--Æskja(会話) 2016年8月13日 (土) 11:24 (UTC)
言語リンクがおかしい
[編集]フランス語版Bombe Hは水素爆弾という意味ですが、英語版のNuclear weapon designは全然違うと思うのですが。 --221.190.107.156 2009年11月1日 (日) 12:44 (UTC)
- 元々は水素爆弾の記事はTeller–Ulam designへと言語間リンクされていたものの、Teller–Ulam designに対応する日本語の記事テラー・ウラム型が立項されて言語間リンクが被ったせいで、言語間リンクを貼って回るBOTがおかしくなって全然違うNuclear weapon designを言語間リンクに貼っていったみたいですね。英語版には水素爆弾に該当する記事は無くHydrogen bombはTeller–Ulam designへのリダイレクト、Hydrogen bombsはNuclear weaponへのリダイレクトなようです。Teller–Ulam designもNuclear weaponも対応する日本語版の記事はすでにあるので置き換えようがなく、言語間リンクは除去するしかないでしょうね。ざっと確認して、ドイツ語版、英語版、ハングル版、ノルウェー語版、ポルトガル語版、ウルドゥー語版において、核兵器の設計に関する記事が言語間リンクにまぎれていたので、それらを除去しました。英語版以外のそれらの言語版において、水素爆弾に該当する記事があるかまでは申し訳ないですが確認できていません。また、それだけだとまたBOTが関係ないリンクを貼りに来るので、暫定的にnobotsも付けておきます。--重陽 2011年9月26日 (月) 12:05 (UTC)
- 言語間リンクのウィキデータへの移行に伴い、{{nobots}}を除去しました。ウィキデータの項目の誤りは頑張って修正しておいたつもりです(しんどい…)。--謎の魔人X(会話) 2013年11月23日 (土) 07:57 (UTC)
水素爆発と水爆
[編集]科学的なことはよくわかりませんが、水爆と水素爆発の関係に疑問を投げかけます。 2011年3月の東日本大震災の福島原発事故の際、水素爆発と水爆は違うので勘違いしないでください、との安心目的の説明がありましたが、ここでは区別がないよう。どうしてでしょうか?説明を入れた方がいいように思えますが。--113.159.178.191 2012年1月22日 (日) 00:31 (UTC)