ノート:死靈
(質問)本作の題名の表記は正字の「死靈」ではなく、正しくは略字の「死霊」ではないのでしょうか([1])。--切問而近思 (上) 2006年1月23日 (月) 13:15 (UTC)
- 私は埴谷雄高全集の3巻(だけ)を持ってますが、これに収録されている版では「死靈」となっています。最初に発表された時の題名表記でもあります。文庫版や単行本版などでなされている新字体の題名は、正式な名前というより「最初に発表された題名の新字体化」と思います。どちらを正統な表記にするかは好き好きかもしれません。最初にこの記事を立てたのは私ですが、記事名を[死霊 (小説)]とするより正字にしたのは、読んだのが全集版だったのでそちらの題名で通したのと、できれば括弧なしで済ませたかった、という理由です。--Charon 2006年1月24日 (火) 12:11 (UTC)
(提案)76年発行の初版本では「死霊」となっているのでリンク先を含め表記を直しませんか? 著者も納得済みの上で上記の表記で定本化している事、環境依存文字である事などを踏まえ、 より多くの人に分かりやすい表記であるべきだと思うのですがどうでしょうか。
たまたまこの項目を見て、「履歴」を参照したところ、「雑誌名を『』で括るなど疑問あり」といったコメントがあって、『近代文学』と『群像』の雑誌名が正しく『 』でくくられているのを「 」に直すという誤った編集がされていたので直しました。雑誌名および新聞名は二重かぎ括弧(『 』)でくくるのが書誌の大原則であり、かぎ括弧(「 」)でくくるのは、なるほど新聞記事や雑誌などでは普通にみられるものであっても、これは(かつての印刷事情などを理由とした)便宜的なもので、日本語表記の約束事としては間違っているものです(ただし、なぜか大部分の日本近代文学の研究者のあいだでは、雑誌・新聞を「 」でくくるおかしな表記が見られます。日本近代文学研究は、日本の学問分野のなかでも、もっとも勉強量が少なく勉強の範囲も狭い人びとの集まりであることは、他の文系分野の研究者にとっては自明の常識です。そうした日本近代文学研究のおかしさからくる無知や不勉強が原因で、かれらは雑誌・新聞名を「 」でくくる間違いを犯しているのだと推測しています)。日本語の学術の世界で共有されているルールは、単行本をはじめとする書籍、および新聞と雑誌の名称は、二重かぎ括弧(『 』)でくくって表記する、というものです。ウィキペディアと学術とは関係ない、というのであれば、学術の成果に基づかない百科事典とは百科事典ではない、ということを考えてください。58.93.37.121 2008年4月2日 (水) 03:35 (UTC)