ノート:死者の書 (古代エジプト)
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全面改稿に関して
[編集]英語版からの訳に関してメモ。
- 冒頭文は本文の要約として書き直している。
- 日本だと死者の書の各項目は「章」表記で、本項でも踏襲しているが、本文でも言及している通り、一般的な意味での「章」ではない。あくまで「呪文集」のようなものである。
- 上記に関連して、「死者の書」が意味するものは固有の書物ではないため(あくまで総称)、『』ではなく「」を用いている。逆に『アニのパピルス』は固有なので『』表記。
- 「名称について」節は改稿前の骨格を残す。
- 一部のパラグラフを移動させたり、節の細分化など構成を変更している(例えば「所有者の男女比」節)。
- 魂の要素として挙げられる「sah」がよくわからない。少なくとも私は日本の文献で見た記憶がない。読みも「サー」としたがもしかしたら誤りかもしれない。
- ケペル(kheperu)の意味の訳が難しい。英語版はこれを「modes of existence」と説明しており、「在り方」とした。
- 「死者の審判」節は現行の英語版をそのまま読むと、2度否定告白をするような文章になっているが明確に誤り。おそらく否定告白前に行う別の宣言を、否定告白と取り違えている。最初のパラグラフは実際にGAになった2011年時点にはないものであり、後から誤って加筆され、査読を受けてない結果だと考えられる。神の名を呼ぶことなどは有用なため(後述のピンチの学説に関わるため)、完全に除去はせず、一部の内容は残す形で統合する。
- 「所有者の男女比」節の男女の比について原文は、比率だったり分数だったり表記がバラバラなので比率表記に統一している。