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ノート:森博達

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大野晋

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  • 森の『日本書紀の謎を解く』に天才的な言語学者有坂秀世(1908-1952)のことが書いてある。中々印象的な箇所である(pp72-75)。
  • ところで、大野晋が一度だけ晩年の有坂を訪ねたことがあった。大野が「日本書紀の漢音系の字音を中心に(研究を)進めたい」と言うと、有坂は急に「アーソレハ イケナイ」と言った。ショックを受けた大野は理由も聞かずにそのまま辞去し、漢音系の研究も止めてしまったという。
  • 1977年、森博達は修士論文を改稿し、「『日本書紀』における万葉仮名の一特質」として『文学』に発表した。それを読んだ大野は、「私の発想とほとんど同じものだった」と述べている(大野『日本語と私』pp161-162)。(森p91も参照)

 --忠太会話2022年3月16日 (水) 12:40 (UTC)[返信]

  • 葛西太一『日本書紀段階編修論―文体・注記・語法からみた多様性と多層性―』

 --忠太会話2023年6月9日 (金) 14:10 (UTC)[返信]