ノート:栄養価
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バズワード?
[編集]「栄養価」はバズワードではないかと疑っています。いくつか栄養学関係の書籍で栄養価が何かと探したのですが、明確な記述はどこにもありませんでした。栄養学関係でも固い調子の書籍では栄養価という文言そのものがありません。調べ始めたときはどこかに「完全食を100点満点とした場合の栄養バランスの評価」とでも書かれていないかと考えていたのですが、いまだにそのような記述は発見していません。結局、栄養価は食物の栄養的な価値を漠然と示したもので、蛋白質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれる割合との関係も多少は意図されているようではあるが、明確にヒトが摂取すべき各栄養素の最適なバランスまでは数値的に計量されている訳でもなく、「なんとなく」とか「雰囲気」だけで身体に良さそうな栄養素が十分に含まれているものや、または、現代人が不足しがちな栄養素を豊富に含むものを感覚的に「栄養価が高い」と呼んでいるのだと、今は考えています。例えばTemplate:栄養価のように栄養を羅列するのが栄養価だという考えも成り立つわけです。学問的な裏付けを匂わせる「価」を末尾に付けた言葉ですが、日常的に使う「○○はとっても栄養があるよ」といった用法での「栄養」と同じく「栄養価の高い食品」も、実際はヒトの健康に関してのあいまいな表現の1つであると思います。フードファディッシュな多くのWebページでは「栄養価が高い!」といった用法で使われているので、真面目なページと区別する目印だと考えています。--Tosaka 2010年4月21日 (水) 08:34 (UTC)