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ノート:意志の勝利

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「レニ・リーフェンシュタールの映像手腕・美意識もさることながら、ナチス宣伝相ゲッベルスが演出したナチス党の演出は、ファシズムに嫌悪する現在の我々でも、思わず「カッコイイ」と唸ってしまわせるものがある。」

この一文、かなり主観的ではないでしょうかね?文章直していいでしょうか?Tekken 08:08 2003年10月21日 (UTC)

直したくて直したくてウズウズしていたんですが、単にそこだけ直すのじゃ能がないので、大幅改変しなくちゃと思って、手を着けかねておりました(笑)。
Opponent 10:18 2003年10月21日 (UTC)
そうそう、「その『カッコイイ』と唸ってしまわせるもの」についての分析が、瀬川裕司さんの『美の魔力』の中にあるんですね。その辺りも活かして直さなくちゃ…っていうこともありましたし。
Opponent 10:24 2003年10月21日 (UTC)
こんにちわ、言いだしっぺのtekkenです。大幅改変、期待してもいーですか?(^^)私はこの映画は見たことがありませんし、どのようにカッコいいのかわかりません。ですので、その辺伝わるようにお願いできると助かります!(現状の文ですと、映画を知らない人間にとっては単なる感想文ととれなくもありませんので・・・)Tekken 01:03 2003年10月22日 (UTC)
 構想がまとまるまで時間をいただきますね。
 いま考えているのは、『意志の勝利』の美学というのは、いわば一糸乱れぬマスゲームの原型であり、あるいはアドルフ・ヒトラーの徹底的な神格化なんです。
 わかりやすく言えば、北朝鮮のマスゲームや、金日成の神格化のようなもの、あるいは昭和天皇の大嘗祭のようなものを、美的に再構成して一本の映画にする、というような演出の手法。
 ドキュメンタリーではあるんですけれど、ヤラセもあれば、同じシーンを二度、三度繰り返してみたり、スローモーションを使ってみたり……こういったテクニックのほとんどは現代のテレビコマーシャルに使われています。レーニは、これを徹底してやる天才だったわけです。
 このような演出効果を「ファシズムの美学」(スーザン・ソンタグの評)と呼ぶとすれば、現代に生きるわたしたちだって、そのファシズムの美学に汚染されているはず。『美の魔力』の著者、瀬川裕司さんも「映画史上最大の問題作」と言っているくらいのものなんです。()
 だから現代人の目で見て「カッコいい」という感想が出てくるのも、あまりにも当然かと思います……こういった内容を百科事典向きに書き下ろすのは、ちょっとした力業なのかも。百聞は一見に如かず、っていうのを書くわけですから。
 というわけで、頭の中が整理されて熟してくるまで時間がかかりますので、よろしく。
 ちなみに、確かこの映画を四回は見ています。
Opponent 03:48 2003年10月22日 (UTC)
なるほど、そういう訳だったんですね。このように説明されると確かにそうかも、と納得できます。私も不勉強な事もあり、やはり映画を見てみないと語れそうにありませんので、あんまり口を挟まないように気をつけます(^^;機会があれば見てみようと思います。Opponentさんの編集に期待してます(^^)Tekken 03:56 2003年10月22日 (UTC)

>●●●の演出は、●●●に●●●する現在の我々でも、思わず「カッコイイ」と唸ってしまわせるものがある。
この文章自体は、書き手の主観的かも知れないが、実際その当時の人々を評した時に、客観的にもそれは認められ、そのために翼賛的な世論を構築したというのは事実だろう。そして、適用対象が異なった場合(違法性のない宣伝)には、素晴らしい手法と評価されるのではないだろうか?それを客観的に分析記述する事は必要と思われる。

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アドルフ・ヒトラー広場の行進順について

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現時点で、「血染めの旗の更新に続き、ルッツェを先頭にした突撃隊の行進」となっていますが、映像を見る限り、ルッツェの更新から始まり、その後に血染め旗に切り替わります。血染めの旗の前を突撃隊幹部が行進しているのが見えますので、この記述は誤りではないでしょうか? 畦が丸ステタロー会話2019年5月23日 (木) 00:59 (UTC)[返信]

ご指摘の通り、誤りでした。次のように訂正しました。
ルッツェが先導する突撃隊の行進。ルッツェの後に血染めの旗が続き、その後に隊列が行進する。--Obituarlist21会話2021年3月6日 (土) 19:22 (UTC)[返信]