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ノート:平胸類

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平胸類への改名

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ダチョウ目の定義は分類学者により一定せず、Peters et al. (1979) はダチョウ科のみ、Livezey & Zusi (2007) はダチョウ科とレア科を含め、逆に広くシギダチョウ科を含める説もあります。さらに、Hackett et al. (2008) や Harshman (2008) によりこのグループが単系統でないことが示され、ダチョウ目の定義がますます流動的になることが予想されます。

一方、このグループは伝統的に平胸類 (Ratitae) と呼ばれ、こちらの定義は比較的揺らぎがありません。例外的に Sibley et al. (1988) が、シギダチョウ科を含めたグループを Ratitae と呼びましたが、この用法はあまり広まっていません。

このような事情があるので、(比較的)多義性が少ない平胸類に改名提案します。--Bava 2009年5月7日 (木) 16:24 (UTC)[返信]

  • (反対)分類階級を単に内部形態が類似した(竜骨突起がない)グループに貶めるというのはいかがなものかと思います。分類の変動があるということ形で、記事としての特筆性もあると思います。今後、分類の変動があった場合にはその都度参考文献を挙げて主流とされる分類について記述をするという形で良いのでない(ゆえに現状でこの記事に参考文献が上げられていないのは大きな問題だと思いますが)でしょうか。仮に本目に含まれるのがダチョウ科のみだったとしてもダチョウ目という階級が抹消されるということはないと思いますし、そうなればダチョウへのリダイレクトにすればよいのではいでしょうか。--Moss 2009年5月19日 (火) 16:57 (UTC)[返信]
「ダチョウ目」は、中立的な立場から見るならば、(平胸類にせよなんにせよ)特定のグループの記事とするのは難しいです。現在のように平胸類の記事になっているのは、好ましいものではありません。おっしゃるとおり、分類が一定しないことを主題とする記事とすべきです。各々の説がダチョウ目とするグループについての具体的な記述は、そのグループを主題とする記事ですべきと考えます。(特に、リダイレクト化するならそうせざるを得ません)。
「貶める」という表現をお使いのことから、形質による多系統群はあまり重要でないとのお考えと察します。分類学の立場からは妥当なお考えですが、百科事典の記事としては、重要な概念ならば多系統群にも価値があると考えます。竜骨突起の喪失は(分類学者がずっと共有派生形質だと思っていたほどの)顕著な特徴で、それを共有するグループには長年「平胸類」という名称が与えられており、記事を用意するに値すると考えます。その記事名としては「平胸類」と「ダチョウ目」が考えられますがすでに述べた理由で「ダチョウ目」は問題がある、というのが改名提案の動機です。
改名した後の「ダチョウ目」には、現在の「系統」「目」の視点を変えた(平胸類という特定のグループではなく、ダチョウ目という分類名称から見た)内容を書くつもりです。この部分は私が書いた部分なので、分割して修正するよりは新たに書いたほうが楽だと思いますが、特に手順にはこだわっていないので、分割でもかまいません。
参考文献についてのご指摘は、何が問題とお考えでしょうか。私が書いた部分で言えば、Sibley & Ahlquist、Clements は鳥類分類の分野ならこれだけでわかる有名な文献で、リンク先には正式な文献記載もあります。Peters et al. と Livezey & Zusi は前2者ほどではないですがそこそこ有名な文献です。とはいえ正式な記載があったほうが望ましいですね。「シギダチョウ科を含め、5科をダチョウ目とする」というのは、そういう分類に基づいた記述を見た覚えがあるのですが、具体的な文献は出てきませんでした。問題があるなら削除します。--Bava 2009年5月20日 (水) 18:22 (UTC)[返信]
お返事がないようですが、やはり移動には反対ということでしょうか。それとも、ご理解いただけたということでしょうか。移動に対するご意見がないようなら、代案として示した分割で進めようと思います。--Bava 2009年6月10日 (水) 15:01 (UTC)[返信]
6月16日付で、「反論なし」として移動依頼が実行されたようです。6月10日のコメントでの計画とはくいちがってしまいましたが、ダチョウ目の再記事化で対処したいと思います。--Bava 2009年6月18日 (木) 22:08 (UTC)[返信]