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ノート:帝国主義/過去ログ1

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整理が必要では

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正直、全体的に甘すぎるのではないでしょうか。特に概要の1、「帝国主義に基づいて行動している国家を、帝国と呼ぶ」という記述と帝国のリストは近代と前近代、西洋と東洋の帝国を混同していて無茶苦茶です。明らかにホブスンもレーニンも読んでおらず、また最近の帝国論についても知ろうとしていない方、いうなれば帝国主義の基礎知識も無い方が書かれた様に見受けられます。レーニンほど限定していなくとも、通常、帝国主義という場合は近代以降であり、前近代の対外拡張主義については「帝国主義的」といった風な使い方をするのではないでしょうか。列挙されている帝国は、帝国主義どころか拡張主義的でもなかった国まで含まれています。ビザンツやアウスグライヒは明らかにその前身よりも領域を狭めていますし、ローマは帝国主義的というよりも、危険な隣人を排除し続けた結果、領域が広がったという「未熟な段階の孤立主義」であったというのが定説かと思います。以上のようなことを考えますと、少し整理する必要があるのではないでしょうか。 コータ 2006年4月22日 (土) 17:46 (UTC)

帝国主義とマルクス主義

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「帝国主義」という用語をマルクス主義と結びつけて考える方もおられるようですが、これは必ずしも正しくありません。大国主義について最初に総合的な研究を発表したホブスンはマルキストではありません。帝国主義といえばレーニン、という時期があったのは確かですが、少なくとも現在の帝国主義研究では経済決定論に寄りすぎたマルクス主義は主流とはなっていません。 コータ 2006年5月6日 (土) 07:35 (UTC)

広義と狭義

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帝国主義とされるの時代範囲のみを見れば、レーニンの言う帝国主義の時代は確かに「広義の」帝国主義に包括されます。しかし、レーニンの帝国主義が列強による植民地再分割を指す事を考えると、「広義の帝国主義」にレーニンの概念は包括されません。現在の帝国主義理解ではマルクス主義の様に、列強の激突や植民地再分割は必ずしも前提とはならないのです。したがって、「帝国主義の時代」という場合はレーニンを狭義とする事もできましょうが、「帝国主義」自体を問題とする場合は単純に狭義・広義という様に見る事はできません。 コータ 2006年5月8日 (月) 12:06 (UTC)

広義と狭義 2 KASAGIさんへ

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「三省堂「大辞林 第二版」には広義と狭義で説明されてます」との事ですが、仮にも百科事典なのですからせめて『世界史用語集』くらいは引いて下さい。辞書ならば単純に「広義・狭義」でもいいでしょうが、百科事典としては正直、甘すぎます。といいますか、『大辞林』を根拠に「帝国主義」について書こうという姿勢に疑問を感じます。松村明氏は辞書編纂者として十分な実績を持たれた方とは思いますが、帝国主義研究の専門家ではありません。一般的な用語ではなく、専門用語である「帝国主義」について調べるのなら、研究書か論文か、さもなくばせめて専門家の手による用語集をあたるべきでしょう。無駄な編集はしたくありませんので、今回はいきなり本文の修正はせずに少し待ちますが、KASAGIさんなりの論拠をこちらのノートに提示して頂ける事を期待します。 コータ 2006年5月9日 (火) 15:59 (UTC)

パクス・アメリカーナについて

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パクス・アメリカーナと新植民地主義は別モノなので、広辞苑さんの書かれた部分をひとまず削除しました。しかし、全く関係無いとも言えませんので、語義を無視しして無理矢理「=パクス・アメリカーナ」と書き足すのではなく、自然な流れの文章にして盛り込んで頂ければと思います。 コータ 2006年9月10日 (日) 08:26 (UTC)

210.147.72.228さんの編集について

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210.147.72.228さんの編集(2006年12月11日 (月) 10:49の版)について、独自の見解の様に思われるため、ひとまず差し戻させて貰いました。なんと申しますか、基本文献は読まれてますか? ホブスンとレーニンを含めて、関連書籍に挙げられているものを数冊読む程度でもかなり違ってくると思います。というか、むしろ議論の出発はそれからかと。 コータ 2006年12月12日 (火) 11:24 (UTC)

若干編集しました

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僭越ですが「概要」冒頭パラグラフにおける「帝国主義」の「時代」認識について、若干編集しました。帝国主義の時代が、いつから、いつまでかは、ご存知のとおり学界でも論争的なテーマです。まして、マルクス=レーニン主義において、帝国主義の時代が、「この時期のみ」(第1次大戦まで)とされている、という記述は、日本でも海外でも一般的とは言えず、妥当でありません。

また今日、9.11テロおよびその後のアメリカ合衆国(ブッシュ政権)によるイラク攻撃等を受けて、世界認識の問題として、「帝国」や「帝国主義」が再び論じられています。そうした世界的論調を踏まえる必要もありましょう。無論、そうした議論の”内容的な当否”は論争的であり、決着が着いていませんが、いずれにせよ帝国主義の時代を第1次大戦までとして、(その後はそうでないという)記述をすることは、――たとえマルクス主義ではそう言われているという引用的な記述スタイルをとったにせよ――、読者に親切でないと思われましたゆえ。

ウィキペディアへの投稿については初心者ゆえ、失礼がありましたら寛恕ください。 --125.30.9.26 2006年12月17日 (日) 21:38 (UTC)

いいんじゃないでしょうか。「帝国主義」といえばまずレーニンの定義、という先生もまだおられるとは思いますが、その分布と傾向を客観的に示すデータはありませんし。どんどん編集してください。 コータ 2006年12月30日 (土) 16:22 (UTC)

レーニンの定義について

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レーニンの定義は、どちらかというと「特殊な段階」よりも「独占段階」ではないですか?確かに『帝国主義』の第七章は「資本主義の特殊の段階としての帝国主義」ですけど、その第七章の第二段落で「独占的段階」と定義していますし、岩波文庫版の表紙の概要にも「資本主義の独占的段階が帝国主義と規定した」と書かれています。なので、レーニンの定義としては「特殊な段階」よりも「独占段階」の方が妥当だと思います。--コータ 2007年6月25日 (月) 14:16 (UTC)

「主な帝国主義論」の節を追加し、そちらに記述を移動させました。理由は上にも書いた様に、レーニンの定義といえば「独占段階」が一般的だからです。また「腐朽」とか、「死滅しつつある資本主義」とかレーニンによる論の間違っていた(腐っているかどうかは分かりませんが、すくなくとも死滅してはいませんよね?)部分を、あまり前面に持ってくるのは適切とは思えません。ですので、節を追加し、記述を移動するという形にしてみました。--コータ 2007年7月22日 (日) 08:43 (UTC)

帝国主義には、第二次世界大戦のファシズムも含まれる。

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題名の通り、「帝国主義には、第二次世界大戦のファシズムも含まれる。」とありますが、1935年から1936年にかけて勃発した第二次エチオピア戦争は明らかにファシズムによる帝国主義的政策です。ゆえに、「第二次世界大戦のファシズム」というのは違和感があります。--以上の署名のないコメントは、182.171.104.125会話投稿記録)さんが 2013年5月2日 (木) 05:31 (UTC) に投稿したものです(Megevand会話)による付記)。

「ファシズム」という概念・用語の時期の話以前に、「帝国主義」という概念・用語がどのような思想や運動までを含むか自体も立場や視点により、断定はできないため、より中立的な記述にしました[1]。なおノートへの発言には署名をお願いします。--Rabit gti会話2013年5月4日 (土) 06:12 (UTC)

「皇帝国家(インペリウム imperium)」

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帝国主義の語源については「語源がローマ皇帝の支配する皇帝国家(インペリウムimperium)に由来する」とされてます。語源が「インペリウム」であるとしている出典をもとに記述するなら、「その語源は「インペリウム」から由来し」と記述するべきだとは思いますが、実際の出典である日本大百科全書は、まず「皇帝国家」を挙げて、括弧で補足を加えてます。「その語源は「皇帝国家」から由来し」または「その語源は「皇帝国家(インペリウムimperium)」から由来し」といった形で記述するのが適切だと思います。--14.3.215.200 2020年4月23日 (木) 10:01 (UTC)

コメント 出典[2]の通りならば、その記述が適切と思います。しかし英語 "imperium" を「皇帝国家」と訳すのはかなり意訳(少なくとも異端的なほどの少数派)で、通常の意味は「命令権、権力、(権力の及ぶ範囲である)国家、帝国」[3][4][5]などです。少なくとも当記事の冒頭(定義文)では避けるべきと思います。由来の順序ならば「imperium → 帝国(ローマ帝国または後継を自任する君主) → 帝国主義」が自然で、「imperium → 皇帝国家(中国の皇帝?) → 帝国主義(皇帝主義でも良い?)」では誤解や混乱を招くと思います。なおウィキペディアではログインすることを推奨しています(個人情報に繋がりうる情報を全世界公開している事に加え、ipアドレスでは対話に限界があり説明責任が果たせないため)。--Rabit gti会話2020年4月23日 (木) 11:04 (UTC)

アカウント取得については検討いたします。それで、語源やインペリウムについての記述を変更するのであれば、日本大百科全書とそちらの出典を合わせて「その語源は「インペリウム imperium(=皇帝国家[6]、帝国[7]、帝権、至上権[8]、命令権[9])」から由来し」などと書けるような気はします。ただ細かいことですが、日本大百科全書は「ローマ皇帝の支配する皇帝国家(インペリウムimperium)」としており、この "imperium" はラテン語[10]ではないかと思います。英語もラテン語も "imperium" の意味はだいたい同じですが、帝国主義 "imperialism" の語源はラテン語の "imperium" とされてるので[11][12]。--14.3.215.200 2020年4月23日 (木) 12:30 (UTC)

コメント 便宜上英語辞書を使いましたが古代ローマ由来で当然ラテン語で、英語の"imperium"もラテン語由来です。少数派の日本大百科全書の日本語訳に固執する意味がわかりません。特に定義文は通説と考えられる見解を記述すべきです。特に日本で「皇帝」の語は誤解を招きます(古代ローマは公式には最後まで共和国で、中華秩序君主号である「皇帝」と同じ訳語(漢語)を使用した事には学術的な批判も多い)。大英帝国国王)のように「帝国」「帝国主義」は、本来「皇帝」「帝王」とは限らない言葉です。帝国#用語皇帝や各出典もご覧ください。--Rabit gti会話2020年4月23日 (木) 13:04 (UTC)

どうしても日本大百科全書(の日本語訳)を使わねばならないとは申しておりません。しかし、英語"imperialism"の語源を示す箇所でラテン語"imperium"を出すのでなく、英和和英辞書の英語"imperium"を出していいのか疑問がありまして、単に「その語源は「インペリウム imperium」から由来し」という風に書くのはどうでしょうか。そもそも日本大百科全書からの語源関連記述を載せない、という選択肢もありかもしれません。ところで「」(the King)にも「皇帝」「帝王」「王の中の王」という意味がある他、プリンキパトゥス(元首政)の存在もあって、「皇帝」や「帝国」という語が複雑な由来と意味を持っていることは存じているつもりです。--14.3.215.200 2020年4月23日 (木) 14:25 (UTC)

コメント 私が英語を使用したのが悪かったようです。ip氏の「単にxxxという風に書くのはどうでしょうか」との案を基本に、ラテン語と判るように修正してみました[13]。なお「語源」と「由来」は重複、皇帝政治は二重転送かつ自己転送で非推奨、日本での訳語の話はまとめました。--Rabit gti会話2020年4月25日 (土) 06:01 (UTC)