ノート:岐阜柳ヶ瀬駅
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名称について
[編集]『地方鉄道及軌道一覧 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)121枚目では「柳ヶ瀬」となっているようで、正式名称に議論の余地があるような気がします。--210.48.133.123 2020年3月17日 (火) 07:39 (UTC)
- (上記リンクを該当ページ直結に修正しました)当停留場を「柳ヶ瀬(柳ケ瀬)」と表記する例は上記の他に『岐阜県統計書 第36回』、『地方鉄道軌道営業年鑑』などがあります。対して「岐阜柳ヶ瀬(岐阜柳ケ瀬)」としているのが『鉄道停車場一覧 昭和9年12月15日現在』で、(コロナ騒ぎで図書館が軒並み閉まってて即座に確認できませんが)名鉄社史関連などでは岐阜柳ヶ瀬を正式と扱っています(ただし百年史は基本的に今枝憲治氏の『名古屋鉄道 駅名便覧』をほぼそのまま引用)。ただ、公式も扱いが不徹底で「廃止から10年・岐阜の電車(平成27年 春季特別展)」のページでは柳ヶ瀬になっています。
- 路線図や案内図の類では同時期のものでもどちらの表記例も確認できます。名古屋鉄道車両史に掲載された図表などでも両表記が混在しています(上巻184頁には当停留場の駅スタンプが掲載されていますが、「阜 岐」「(日付)」「驛瀬ケ柳」という三段構成で最上段の岐阜が駅名の一部なのか単なる自治体表記なのか判断に迷います)。
- 以上から戦前期など遠い昔の頃の駅名については断言しがたいものがあると思いますが、少なくとも最晩年の駅名が「岐阜柳ヶ瀬」であったことは『名鉄電車・バス時刻表 Vol.4』(1987年改正、廃止前年の時刻表)の記載から間違いないかと思います。--ButuCC+Mtp 2020年3月17日 (火) 12:39 (UTC)
ありがとうございます。廃止時に「岐阜柳ヶ瀬」であったことと、1931年以降に改名の記録がないことは事実であると思います。ただ、現状の記事本文では「柳ヶ瀬」表記について車内放送しか言及されていないところ、実際には正式名称であるかのように表記した資料が複数(美濃町線があった時期の同時代資料に限れば多数)存在することは何らかの形で言及したいと考えております。--210.48.133.123 2020年3月18日 (水) 00:13 (UTC)
- 社史及び百年史を確認できました。やはり両書とも一貫して岐阜柳ヶ瀬としていました。百年史掲載の駅名便覧(今枝氏ベース)には「神田町→美濃電柳ヶ瀬(大正中期)→岐阜柳ヶ瀬(S6.1.1)」とは別の隣駅として「柳ヶ瀬」(開業日不明、S17.4.1以前廃止)が掲載されていました(883頁)。ただ他で存在を確認できませんし、同書でも神田町の方が美濃町線分岐駅としているので、当駅の駅名問題とはまた別の話という事になりそうです。--ButuCC+Mtp 2020年3月18日 (水) 11:40 (UTC)
表現が難しいですが、一応本文で表記揺れに言及しました。--210.48.133.123 2020年3月19日 (木) 01:39 (UTC)