ノート:宇宙食
NASAにおける打ち上げ前の儀式 カウントダウン直前の晩餐について
[編集]宇宙食#宇宙食の歴史に記載されていた、無菌室でのディナーについての記述を変更しました[1]。
- 変更前:
- ただし、宇宙食のアメニティ性がどんなに進歩しても、打ち上げに前後するしばらくの間、宇宙飛行士にはテーブルについて温かい食事を摂ることはままならない。このため、アメリカ航空宇宙局では打ち上げ直前に無菌で隔離された状態で最後のディナーをゆっくりテーブルで楽しんでもらうという儀式もカウントダウンの作業に含まれている。アポロ計画のころからの習慣のようだが、現在のスペースシャトル計画でもこれは引き継がれている。
- 変更後:
- 宇宙食のアメニティ性は進歩しているが、無重力状態の宇宙船内において、地上と同じくらい快適に食事を摂ることは難しい。このため、アメリカ航空宇宙局では打ち上げ直前に無菌で隔離された状態で最後のディナーをゆっくりテーブルで楽しんでもらうという儀式もカウントダウンの作業に含まれている。アポロ計画の頃からの習慣のようだが、現在のスペースシャトル計画でもこれは引き継がれている。
この変更についての動機は、2009年10月9日 (金) 08:48時点における版における変更[2]を不審に思ったからです。「打ち上げに前後するしばらくの間」という言葉の挿入がおかしいと思います。宇宙飛行士が快適な食事を摂れないとされるときが「打ち上げに前後するしばらくの間」だけならば、地上で特別なディナーを摂る儀式は必要ないのではないでしょうか。「温かい食事」「テーブル」については、本文に暖かい宇宙食についての説明と、テーブルの写真があるので、不適当と考えました。ゆえに削除。--Mimosa5 2009年10月10日 (土) 12:12 (UTC)
- {{要出典}}を付記させて頂きました[3]。これは、「アポロ計画のころからの習慣のようだが、」という、断定を避ける書き方が何とも自信なさげな印象、信頼性の高い資料にもとづく記載であることが疑わしい文章の特徴が表れていると見なしたからです。個人的には、(ディナーの儀式は)いかにもアメリカ人がやりそうな粋な儀式であると思います。たぶん事実なんだろうなと思いつつ、いちおう疑わせて頂きます。--Mimosa5 2009年10月10日 (土) 12:27 (UTC)
- 原型となる編集を成された利用者:Taroh(会話 / 投稿記録)さんの意図は測りかねるながら、原文では「しばらくの間」がどの期間のことなのか明示的ではありませんでした。弾道飛行中やISS滞在中は就寝前のいわゆる「夕食」や娯楽性に配慮した食事もカウンターテーブルにベルクロテープで固定するなど些か不自由であることは差し引いても、いわゆる「ディナー」と目せるものは供されていることを鑑み、前文から意味を拾う形で(まあ幾分、過去の断片的情報も加味したとはいえ)打ち上げ前から打ち上げ直後までのしばらくの間は宇宙船のクルーは絶食状態を強いられると記憶していることに絡み補正した次第です。ただ、その意味でMimosa5氏2009年10月10日12:12の指摘は、果たして何処を斜め読みしたらそういう考えに至れるのかパズルを見せ付けられた気になりました。意味不明です。なお所謂「読み物」として興味を引き参考になる資料には期待したいところですので、要出典の付与に関しては(動機には不信感を抱く面もあるとはいえ)特に反対するところではありません。--夜飛(話/歴) 2009年10月10日 (土) 12:49 (UTC)
- 夜飛さんのお話は理解できました。「宇宙船の食事はディナーと呼ぶに値する」、「打ち上げ前後だけが絶食を強いられ苦労する」と? 夜飛さんの御説に従えば、文章は次のようになるのでしょうか?
- 変更後(まだ未編集):
- 打ち上げの前後は、宇宙船のクルーは絶食状態を強いられる。このため、アメリカ航空宇宙局では、打ち上げ直前に無菌で隔離された状態で最後のディナーをゆっくりテーブルで楽しんでもらうという儀式が、カウントダウンの作業に含まれている。アポロ計画のころからの習慣のようだが、現在のスペースシャトル計画でもこれは引き継がれている。
- なるほど、こちらの方が正しいのかもしれませんね。ただ、もともとの文章とぜんぜん意味が違ってきますが…。それに、打ち上げ直後は、「儀式」の直後でもあるわけだから、食後すぐになるわけですよね? もしかしたら、次のような文章が正しい?
- 変更後(まだ未編集):
- 打ち上げの前後、宇宙船のクルーは、本来ならば食事を摂ることができない。しかし、アメリカ航空宇宙局では、打ち上げ直前に無菌で隔離された状態で最後のディナーをゆっくりテーブルで楽しんでもらうという儀式が、カウントダウンの作業に含まれている。これは、アポロ計画のころからの習慣のようだが、現在のスペースシャトル計画でもこれは引き継がれている。
- もっともらしい文章だけれど、ますます元の文章(利用者:Taroh(会話 / 投稿記録)さん執筆)から遠のいています。憶測に憶測を重ねて辻褄をあわせることは、不毛であると思えてきました。
- --Mimosa5 2009年10月10日 (土) 14:07 (UTC)
- 夜飛さんのお話は理解できました。「宇宙船の食事はディナーと呼ぶに値する」、「打ち上げ前後だけが絶食を強いられ苦労する」と? 夜飛さんの御説に従えば、文章は次のようになるのでしょうか?
- Tarohさんの文章
- 「宇宙食のアメニティ性がどんなに進歩しても、やはり宇宙飛行士にはテーブルについて温かい食事を摂ることはしばらくはままならない。このため、NASAでは打ち上げ直前(無菌状態で隔離状態)の最後のディナーをゆっくりテーブルで楽しんでもらうという儀式もカウントダウンの作業に含まれている。アポロ計画のころからの習慣のようだが、現在のスペースシャトル計画でもこれは引き継がれている。」
- 夜飛さんの御意見
- 「弾道飛行中やISS滞在中は就寝前のいわゆる「夕食」や娯楽性に配慮した食事もカウンターテーブルにベルクロテープで固定するなど些か不自由であることは差し引いても、いわゆる「ディナー」と目せるものは供されていることを鑑み、(後略)」
明らかに同じ意見ではないと思います。Tarohさんの文章は、何となく事情通な雰囲気はあるものの、出典不明。先に書かれたからといって、夜飛さんの意見よりも重要視する必要はまったくないと判断できます。Tarohさんと夜飛さんの主張が対立するところは削除しました[4]。--Mimosa5 2009年10月10日 (土) 14:25 (UTC)
- 別に「対立」なんぞしちゃあいないんですがね(嘆息)。それと…記事を弄るのはTarohさんの見解を待ってからでも遅くはないでしょう(嘆息)。--夜飛(話/歴) 2009年10月10日 (土) 23:32 (UTC)
- 「対立」という表現は不適切でした。「不一致」ないし「同じではない」に読み直してください。「記事を弄るのはTarohさんの見解を待ってからでも遅くはないでしょう」という御主張は一理ありますね。記事を過去の版に戻します。--Mimosa5 2009年10月11日 (日) 07:13 (UTC)
- 2009年9月29日 (火) 08:32の版に戻しました。--Mimosa5 2009年10月11日 (日) 07:19 (UTC)
- すみません、私が何気なく書いた文章が議論の種になっていますが(実は書いたのも忘れていたくらい)。『しばらく』の意味は『宇宙から帰ってくるまで』の意味です。当たり前ながら宇宙に出ると宇宙食ばかりで、テーブルに皿を並べての食事ができない、という意図です。なお上記議論では最近の宇宙食が改善されているという見地に立って修正するということですが、私が当初記述した意味での過去の宇宙食は明らかに宇宙飛行士にとって不満だったようです(記録もあったと思います)。--Taroh 2009年10月28日 (水) 14:28 (UTC)
- 「対立」という表現は不適切でした。「不一致」ないし「同じではない」に読み直してください。「記事を弄るのはTarohさんの見解を待ってからでも遅くはないでしょう」という御主張は一理ありますね。記事を過去の版に戻します。--Mimosa5 2009年10月11日 (日) 07:13 (UTC)
- コメントありがとうございます。なるほど宇宙滞在中は高度に加工された食品が主体となる宇宙食故に、地上でのディナー(豪華な晩餐)ほどの「娯楽としての食事」は難しいという趣旨でしたか。小生としては前述の通り、てっきり打ち上げから弾道飛行に移行するまでの暫くの絶食期間のことか、あるいはミッション作業中などで簡易な軽食しか取れない期間のことだと思ってました。その意味では、件の記述は「アポロ計画以前」・「スカイラブ計画からISSまでのアメニティの向上した(しかしそれでも豪華な美食とはいかない)宇宙食」という2段構えに、打ち上げから暫くの絶食…なんていう「現在最も移動手段に金の掛かっている旅」に伴う不便さとか、一節設けて膨らませる余地があるのかも?とも思いました。小生は現状、私事でちょっと図書館に遊びに行く(ヲイ)予定がありませんので資料捜索もままなりませんが、ペンディング事項の一つとして暖めてみようと思います。--夜飛(話/歴) 2009年10月29日 (木) 09:53 (UTC)
混乱しているようなので、私の方で修正させてもらいます。まず、「無菌で隔離された」という表現ですが、シャトルに搭乗する3-4日ほど前から、クルーは風邪やインフルエンザなどへの感染を避けるために、隔離された建物(クルー・クオータ)で過ごします。無菌状態のクリーンルームというわけではなく、医学検査を受けた少数の者としか接触しないようにする程度の隔離です。家族でも、大人であれば大丈夫ですが、子供は病気にかかりやすいため面会はできません。
もう一つ、「ディナー」と書かれていますが、打ち上げ時間によっては、朝食や昼食になることもあります。打ち上げ前日のディナーを楽しく過ごすことは行われているため、間違いではありませんが、最後の食事と組み合わせる場合は、注意が必要です。
最後に、食べているものですが、アポロ時代のことは知らないので定かではありませんが、シャトルではミッションロゴを描いた大きなケーキと飲み物が出されています。ちょっとディナーのイメージとは異なるので、この点も注意が必要でしょう。どの程度食べているのかは不明ですが、時間も限られているので、あまり食べてはおらず、談笑を楽しむ程度かもしれません。
STS-114の時の写真がここにあるので、参考にしてください。
http://mediaarchive.ksc.nasa.gov/detail.cfm?mediaid=26587
--FUJIMOTO 2010年1月23日 (土) 07:35 (UTC)