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ノート:子音

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> 「Dz、Dj」:上下の歯を閉じ、舌先を上歯裏に密着して息を完全に止めてから発音する「ヅ」「ヂ」の子音。

 こうありますが、「ヅ」「ヂ」は(現代の共通語の発音では)それぞれ「ズ」「ジ」と区別がないので、必然性のない表記のような気がします。もしかしたらこれらの区別がある方言の話者には伝わるのかも知れませんが、だから問題ナシというわけにもいかないような。死郎 14:56 2004年3月22日 (UTC)

>まったく仰るとおりで、現代日本語では「ヅ」と「ズ」、「ヂ」と「ジ」の発音上の違いはありません。私の知る限りでは、ほとんどの日本人は「ヅ」・「ズ」は「Dzu」、「ヂ」・「ジ」は「Dji」と何れも破裂音として発音するようです。

この記事の中で私は、破裂音と摩擦音の違いを強調する意図で、あえて無声破裂音の「ツ」・「チ」を有声化した有声破裂音として「ヅ」・「ヂ」を、無声摩擦音の「ス」・「シ」を有声化した有声摩擦音として「ズ」・「ジ」を使いました。私は読者に「一里塚」・「鼻血」の読みを「いちりづか」・「はなぢ」と表記する言語感覚があれば理解していただけるものと期待していたのですが、説明なしではわかりにくかったと思います。いづれにしても、もっと理解しやすいように、訂正/追加させていただきます。

ご指摘ありがとうございました。KAWARAGI Takehisa 19:43 2004年3月22日 (UTC)


KAWARAGIさんの博識でらっしゃることに脱帽。内破音についても聞き書きなので、詳しい解説は他の方に譲ります。

ところで独自の音標文字はよろしいんですが、下のほうの『日本語の子音』がヘボン式だったり一部IPAだったりして整合がとれていない気がします。なんかうまく分かり易く、かつ統一的に書けないでしょうかねー。

それと些細なことながら、一部カッコが入れ子になったりしていて可読性が悪いんですけど、文意を変えずに直す自信がなくてそのままです。こういうのは〈〉、《》あたりを使うべきなのかな? 死郎 13:40 2004年3月26日 (UTC)


死郎さん、手直し、ご指摘有難うございました。私はこのサイトもインターネットを通じて何かを投稿することもまったく初めてで、ルールもまだよくわからぬまま見様見真似なもので、直していただいたり、教えていただいたりして助かります。

ご指摘のとおり、カッコが多すぎ、それもわかりにくい入れ子だったりで、頭の整理の悪いのが一目瞭然ですね。頭の整理はともかくも、読みにくいのは迷惑ですから、とりあえず、カッコを排除してみました。少しは、読みやすくなったのではないかと思います。

ところで、 --- 『日本語の子音』がヘボン式だったり一部IPAだったりして --- の意味がよくわからないので、具体的に教えていただけると有難いのですが。。。KAWARAGI Takehisa 20:29 2004年3月26日 (UTC)

著者が違うからなんですが

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理由は簡単で、著者が違うからなんですが、みにくいですね。解決法は、新しい方式をその記事に導入した方が、それ以前に書かれた部分も統一してくださるしかありません。もっとも原因は、発音記号の表示が、環境によってできたりできなかったりするせいではあるのですが。 12:53 2004年3月27日 (UTC)
そうですね。『日本語の子音』の項は最初に『っ』さんが書かれた部分だったわけで、そこにIPAで補足を加えたのは僕なんですが――上の『子音の分類』の下のレベルに見えちゃうので、見出しの付け方も直したほうがいいなア。
個人的にはKAWARAGIさんの音標文字にIPAも付記していただけると分かり易いんですけど、それを誰がするかというと……すみません知識不足で(苦笑)。
というわけで、僕も勉強しながらできる範囲で手直ししてみます。よろしく。死郎 14:40 2004年3月27日 (UTC)
わかりました。私も勉強しながら、何ができるか考えて見ます。KAWARAGI Takehisa 19:43 2004年3月27日 (UTC)

ここで使う発音記号としてはSAMPAがいいのではないでしょうか。

勉強がてらSAMPAの記事を訳してみました。日本語については対応してないのかな。それからX-SAMPAというのもあるんですね。死郎 15:11 2004年4月7日 (UTC)

有声と無声を調音方法によって統合し、「破擦音」を立項し、「口蓋化」を別にしましょう。

実体参照とかでIPA表記できないですか?

それは可能でしょうね。しかし最初にIPAを持ち出しといてなんなんですが、うちの環境はWin98に自作インチキUnicodeフォントを突っ込んでるので、IPAの符合が全部表示できないことが判明しました。とほほ。死郎 16:10 2004年4月9日 (UTC)

勉強不足で、恥ずかしいのですが、どなたか私の次の2つの疑問について、教えてください。

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1.子音と母音の決定的な違いは何でしょうか。例えば半母音を子音であるという根拠はどこにあるのでしょうか。「ヤ」の音頭と「イ」はまったく同一であると思われるのですが、「ヤ」の音頭が子音であるとすれば、「イ」が母音であるという根拠は何でしょうか。短く発音されるのが子音であるという説明は、あまり説得力あるとは思われません。例えば「Apple」の「l」は長く発音しても子音であって母音ではありません。「n」は長く発音しても短く発音しても子音です。「ワ」も通常の発音では唇をまるく突き出して発音するわけではなく、その音頭は「ウ」と変わるところはありません。どうして「ワ」の音頭が子音で、「ウ」は母音なのでしょうか。

補足します。下記のローマ字表記
1)yyyyya
2)iiiiia
を日本語として発音した場合、まったく同じ発音になると思いますが、1)の「y」または2)の「i」は子音でしょうか、母音でしょうか。1)の「y」が子音で2)の「i」が母音だとすると、その理由は何でしょうか。

2.webサイトで見るIPA用語の日本語訳の中で、「Implosive」が「内破音」であったり「入破音」であったりして、私は混乱しています。私は「内破音」はpulmonic(肺臓音/肺気流音)で閉鎖音の1種であるのに対して、「入破音」はnon-pumonic(非肺臓音/非肺気流音)の1種であり、この2つは別物と理解しています。私の理解が間違っているかどうか、間違っていないとすれば「内破音」、「入破音」それぞれの英語訳を教えてください。

いずれも、音声学の基本的な事柄で恐縮ですが、よろしくお願いします。

KAWARAGI Takehisa 2005年4月9日 (土) 15:56 (UTC)[返信]

KAWARAGI Takehisaさん、こんにちは。
2.については、私はわかりませんが、1.については、いくつかの観点があると思います。
  • そもそも明確な区別は不可能だという観点。だからこそ、半母音という名称も存在する。
  • ただし、一般には、音節の核音(音節主音)となるのが母音、そうでないものが子音。ただし、英語では、/n/、/m/、/l/は音節主音的子音とされ、母音に加えられない。
それとも、そういう意味の質問ではないのかな?-- [Café] [Album] 2005年4月10日 (日) 07:23 (UTC)[返信]
『っ』さん、応答ありがとうございました。大変参考になりました。私の疑問1.を解くヒントが得られたように思います。KAWARAGI Takehisa 2005年4月10日 (日) 15:50 (UTC)[返信]
上記2.の答は、「内破音」の英語訳が「Unreleased Stop」、「入破音」の英語訳が「Implosive」でした。この「ノート」をお読みいただいた皆さんに感謝します。--KAWARAGI Takehisa 2005年6月7日 (火) 06:30 (UTC)[返信]

「入破音」と「内破音」

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オンライン学術用語集(Online scientific terms:国立情報学研究所)http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi の言語学編を検索しましたが「入破音」はヒットしません。その代わり「内破音:implosive」や「無開放閉鎖音:unreleased stop」はありました(オンライン学術用語集・言語学編…文部科学省、日本言語学会、日本英語学会)。このページや「入破音」、「内破音」のページの「入破音」と「内破音」の用語の使い方は間違っているのではないかという気がしてきたのですが、これらのページに関係してこられた皆さん、興味を持っておられる皆さんのご意見を求めます。--KAWARAGI Takehisa 2005年6月12日 (日) 11:40 (UTC)[返信]

Implosives 入破音は国際音声記号で定義された言葉。TUFS言語モジュール。内破音については、破裂音(閉鎖音)が調音される過程を閉鎖という観点から見ると、閉鎖の形成(catch)、持続(hold)、開放(release)ということになり、破裂という観点から見ると、内破(implosion)、閉鎖(occlusion)、外破(explosion)ということになります(ただし、内破は無声の状態からは生じないので、語頭などで内破はない)。閉鎖が開放されない場合、聞こえるのは内破の音だけですから、無開放閉鎖音と内破音が表すものは同じものということになるでしょう。内破音は英語学などでよく聞きますよね。ちなみに内破音は「ガラス管を吹きながら指で出口を開けたりふさいだりしたときにオトでるのと同じ原理」だそうです(『言語学』東京大学出版会ISBN 4130820095)。Philolo 2005年6月14日 (火) 12:28 (UTC)[返信]
Philoloさん、早速、ありがとうございます。オンライン学術用語集・言語学編にある文部科学省、日本言語学会、日本英語学会の用語 implosive と国際音声記号表にある implosives は同じ概念、非肺臓気流の子音の一種を指していると思われますが、前者はその日本語訳に〔内破音〕を当てています。〔内破音〕がPhiloloさんの言われるように無開放閉鎖音を表わすものであるとすると、この文部科学省、日本言語学会、日本英語学会の翻訳が間違いであるということになるでしょうか。--KAWARAGI Takehisa 2005年6月14日 (火) 14:40 (UTC)[返信]
訳語ですから、間違っているというよりも単に用語集で一つの訳語しか用意しなかっただけではないでしょうか。定義も書いていませんし。そもそもどちらもimplosiveで表されるものですから、英語としては区別することとができません。また英語学会と言語学会で同じように使うのでしょうか?英語の子音にIPAのimplosive consonantはありませんから、英語学会でimplosiveと言えば無開放の方しか指さないのではないでしょうか。自分が読んだ限りの言語学や音声学の本では、IPAのimplosive consonantの訳語には入破音が使われています。先ほどの東京外大のIPAモジュールでもそうです。KAWARAGI Takehisaさんが参考にされている書物ではどうでしょうか?私は入破音で特に問題ないと思います。
無開放のimplosiveですが、英語とか朝鮮語とか語学で内破音とよく使われていますので、項目としては問題ないと思いますが、IPAの用語ではありませんし、Template:調音方法のように他の子音と並記するのは問題かもしれません。Philolo 2005年6月14日 (火) 17:22 (UTC)[返信]
私の混乱と不安の原因は、入手する情報の中でimplosiveの訳語が〔入破音〕であったり〔内破音〕であったりすることにあるようです。特に、〔入破音〕(implosives)については具体的にどのように調音・発音される音なのか知識がほとんどなく、もちろん、聞いた経験もないため、余計にそうなのかもしれません。これからは、〔入破音〕〔内破音〕の用語は安心して使えそうです。しかし〔implosive〕〔implosion〕などには注意して接していきたいと思います。Philoloさん、いろいろご教示ありがとうございました。--KAWARAGI Takehisa 2005年6月15日 (水) 00:26 (UTC)[返信]

出典

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出典の明記のテンプレートが貼られてから、6年近く経っていますが、いまだに出典が不十分です。 出典を明確にして下さい。 KazuShiba会話2021年3月31日 (水) 23:23 (UTC)[返信]

出典の明記のテンプレート

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いまだに、出典が不十分な為、再度、出典の明記のテンプレートを貼り付けました。 KazuShiba会話2021年3月31日 (水) 23:25 (UTC)[返信]