ノート:太三郎狸
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表記の変更要望
[編集]日本三名狸の「佐渡団三郎狸・淡路芝右衛門狸」と同列の「屋島太三郎狸」に表記を変更ください。変更の理由は下記の通りです。1)屋島寺の境内に設置された「蓑山大明神之由来 屋島太三郎狸」の説明板には「屋島の禿狸」に類する文言はありません。本家本元の説明板に無い名称を使用することは不適切であり、Wikipediaの権威にかかわる事に思われます。2)「屋島の禿狸」に類する文言は、昔話の本・小説・アニメーション映画他で使用された「愛称」と理解しています。以上。・・・追伸。屋島ーWikipediaの主ページおよびノートも参照ください。--やしまのお城(会話) 2015年3月30日 (月) 03:02 (UTC)
==追記== 「日本三名狸ーWikipedia」に、「屋島太三郎狸」を追記しました。内部リンクされた「屋島の禿狸」は、そのままにしています。表記の変更の折は、「屋島ーWikipedia」・「屋島寺ーWikipedia」の改訂も、宜しくお願いいたします。--やしまのお城(会話) 2015年4月13日 (月) 08:35 (UTC)
- 初版投稿者です。投稿当時はご指摘されたところの「妖怪愛好者」の1人でしたのでそちら関係の記事に多く携っておりました。当時は編集上の思考が妖怪関連に偏っていましたので、その原点ともいうべき屋島の文化などに考えが及ばなかったところは、反省すべき点と思う次第です。
- 投稿当時は妖怪研究で評価の高い村上健司氏の『妖怪事典』(ISBN 978-4-620-31428-0)などを参考文献として多用しており、「屋島の禿狸」は同書にある名であったことから記事名に採用したと記憶しております。本記事で出典として提示した参考文献では、文献の現物がなくとも確認可能なようリンクを貼りました通り、『民族と歴史』8巻1号「阿波に於ける狸傳説十八則」(後藤捷一著)にもこの名の記載があります。ほかの文献は図書館で確認したものですが、冒頭で別名として「太三郎狸」に触れています通り、ほかの文献での表記は「太三郎狸」だったかもしれません。これから再確認してみますので、少々お時間を頂きたく思います。--逃亡者(会話) 2015年6月28日 (日) 07:25 (UTC)
- 現時点での再確認結果です。現在提示している参考文献に加え、本件の記述のある文献類をあたりました。以下、文献類からの引用です。
- 赤塚盛彦著『酒買い狸の誕生』全国書誌番号:97029310 p99
- 「その本堂の右側に蓑山大明神の祠があり、屋島の禿という狸を祀っている」
- 「禿(太三郎狸)は平家滅亡の後は屋島に帰り、屋島寺の守護神となったが」
- 宮崎修二朗ほか著『兵庫の伝説』ISBN 978-4-04-722043-0 p227
- 「阿波の名人禿げ狸が淡路にやって来て」
- 尾崎秀樹著『歴史 = 点と線』ISBN 978-4-7887-8215-0 p237
- 「屋島の太三郎狸は日本三名狸の一つに数えられる」
- 金沢治ほか著『四国の民間信仰』NCID BN04121319 p81
- 「屋島の太三郎」
- 後藤捷一著『民族と歴史』8巻1号「阿波に於ける狸傳説十八則」NCID AN00237313 p288
- 「屋島の禿狸は阿波で一般に呼んで居る一つの狸の名である」
- 小松和彦ほか著『日本の妖怪完全ビジュアルガイド』ISBN 978-4-86255-260-0 p151
- 「香川県高松市屋島の『太三郎狸(屋島の禿狸)』」
- 築山良文著『四国遍路紀行]』ISBN 978-4-8355-5051-0 p170
- 「蓑山大明神由来 屋島太三郎狸」
- 戸部民夫『神様になった動物たち』ISBN 978-4-479-30417-3 p239
- 「『屋島の禿狸』『太三郎狸』として親しまれている」
- 長沢武著『動物民俗』1 ISBN 978-4-588-21241-3 p117
- 「日本三名狸の一つとして知られる屋島の禿狸は、別名を太三郎狸ともいう」
- 宮沢光顕 『狸の話』NCID BN06167332 p229
- 「屋島の禿狸は別名太三郎狸ともいわれ」
- 村上健司著『日本全国妖怪スポット』2 ISBN 978-4-8113-8804-5 p126
- 「讃岐の国の香川県には、太三郎という親分狸がいた」
- 「屋島寺に祀られている太三郎狸」
- 『四国八十八カ寺&周辺ガイド』ISBN 978-4-88338-550-8 p99
- 「日本三大タヌキのひとつ『太三郎狸』を祀る神社」
- 上記のように「太三郎狸」の記述のほうが優勢でした。また『四国遍路紀行』では、屋島寺の看板の記述について文中で触れられていますので、同書にて屋島寺には「屋島太三郎狸」の名があることを確認できました。ですので記事名は「屋島太三郎狸」とし、記事内の表記は略称で「太三郎狸」または「太三郎」とし、「屋島の禿狸」「屋島の禿」は別名として付記するのが良いかと考えています。
- しかしながら、「屋島太三郎狸」の読みが不明です。「やしまたさぶろうだぬき」と読みたいところですが、やしまのお城さんによる日本三名狸の2015年4月6日 (月) 23:45 (UTC)(差分)の編集では「やしまのたさぶろう」とあります。「の」が入るのが正しい読みなのでしょうか? 非公式サイトですがネットでの画像を拝見する限り、屋島寺の看板には読み仮名がないように見受けられます。Wikipedia:信頼できる情報源の範疇でその読みを記した文献がありましたら、教えていただきたく思う次第です。--逃亡者(会話) 2015年7月4日 (土) 02:00 (UTC)
- ノート:屋島にて『屋島風土記』なる資料を示されていましたので読んでみましたが、同ノートの記述のとおり、『屋島風土記』393頁に「屋島寺の禿狸」「多三郎」「大三郎」の表記は確認できたものの、「屋島太三郎狸」の表記はありませんでした。そのほかの資料でも、Wikipedia:信頼できる情報源の範疇では「屋島太三郎狸」の読みは確認できておりません。ノート:屋島で呼びかけられているように屋島を活性化しようとする団体を検索したところ、ある程度メディアでも取り上げられている元気YASHIMAを作ろう会がありましたので、こちらのサイトの「屋島の見どころ」のメニューに「屋島太三郎狸」表記、およびその読みが記述されていればせめてもの救いでしたが、残念ながら狸についてはまったく触れられていないようです。
- また今回の再確認中に新たに発掘した資料として、タヌキにまつわる神社・寺院に関するウェブサイト狸楽巣の主宰者・辻正幸氏が著した『狸めぐり民俗資料』(非売品、全国書誌番号:21980040)の52頁に、「屋島の禿狸とあだ名された太三郎狸」の一文があり、やはり「禿狸」は通称・愛称に過ぎないようです。一方で「禿狸」の名の由来は、このタヌキが貧乏な老夫婦のためにヤカンに化けて商家に売られ、火にかけられて頭が禿げたため……と、日本自動車連盟(JAF)の公認チーム・チームACPのブログにありますが、四国新聞のページによれば、このヤカンの逸話は太三郎狸の弟分である浄願寺の禿狸のものとあります(『狸めぐり民俗資料』にも同一記述あり)。ひょっとしたら別々のタヌキの話が混同されたのかもしれず、だとすると「屋島の禿狸」の記事名は本記事にはやはり、ふさわしくなかろうかと考えております。
- そこで妥協案になってしまいますが、前述の多くの参考文献では「屋島」の付かない「太三郎狸」の表記が多く用いられており、また四国八十八ヶ所霊場会による屋島寺のページなどでも「太三郎狸」ですので、Wikipedia:記事名の付け方に基き「太三郎狸」を記事名とし、屋島寺での由来の表記が「屋島太三郎狸」であることは文中で注記してはいかがでしょうか。正式名称ではなく「一般でよく使われる名前」が記事名になっている有名な事物の例には、東京タワーがあります(東京タワーの正式名は『日本電波塔』)。たとえば冒頭部の記述が以下のような感じです。
- 「太三郎狸(たさぶろうだぬき)は、香川県高松市屋島に伝わる化け狸。同市の屋島寺の看板「蓑山大明神由来」での正式名は「屋島太三郎狸」。日本の伝説や民俗学に関する文献類では「屋島の禿狸(やしまのはげたぬき)」の別名でも表記されている」
- 私の会話ページ利用者‐会話:逃亡者#屋島の禿狸に関してにて「改名を提案いたしますので」とご連絡いただいた折に、返答にてWikipedia:ページの改名をお教えしましたが2週間以上経過しても提案がありませんでしたので、私のほうで提案を挙げさせていただきます。
- (※こちらのノートでは「表記を変更ください」とありますが、Wikipedia:記事の所有権にもあります通り、私が初版投稿者だからといってこの記事は私の所有物ではありませんので、Wikipedia:記事名の付け方やWikipedia:検証可能性を踏まえて正しい名称に変更すべきとお考えでしたら、ご自身でWikipedia:ページの改名の手順のもと、ご自身で改名していただくことが可能です)。--逃亡者(会話) 2015年7月12日 (日) 21:42 (UTC)
- 済1週間待ちましたがほかのご意見や反対案などありませんでしたので、改名を実施しました。
- やしまのお城さんにとっては「屋島太三郎狸」でないことにご不満かもしれませんが、先述の通り記事の改名はご自身でも可能です。ただ前々回私は、「やしまのたさぶろう」の「の」が入ることに疑問を持ちましたが、そのほかにも屋島#観光や日本三名狸などの表記では「屋島太三郎(やしまのたさぶろう)狸」とあり、「狸」部分の読みが不明です。「屋島」抜きの「太三郎狸」や「屋島の禿狸」にしても、資料によっては「狸」が「だぬき」だったり、濁点なしの「たぬき」だったりします。Wikipedia:表記ガイド#読み仮名の付け方では、読み仮名は単語単位につけることが推奨されています。たとえば「太三郎狸」なら「太三郎(たさぶろう)狸」ではなく「太三郎狸(たさぶろうだぬき)」のように、「狸」までの読みが必要です。「屋島太三郎狸」への改名時は「狸」まで含めた読みをお願いします。合せてWikipedia:検証可能性、Wikipedia:出典を明記するに基き、その読みの記載されている出典をWikipedia:信頼できる情報源の範疇でご提示ください。また改名時は改名のガイドライン通り、改名前の提案告知、改名後のリダイレクトの修正なども必要となりますので、お願いいたします。
- また今回、再確認中の資料類を用いて加筆・修正を行ないました。2008年8月14日 (木) 11:33 (UTC)(差分)で加筆した芝右衛門狸との化け比べは、『兵庫の伝説』には「阿波の名人禿げ狸」と書いてあるものの本記事の太三郎狸のほうなのか今一つ不明確で(前述のように「禿狸」は浄願寺のほうもありますし)、またほかの資料類にも化け比べの話は現在のところ見つかっておりませんので、取り下げさせていただきました。この化け比べの件が太三郎狸のことなのか否かは、今後の宿題にさせていただきたく思います。よろしくお願いいたします。--逃亡者(会話) 2015年7月19日 (日) 22:08 (UTC)
- 気付くのが2年も遅れましたが、「屋島太三郎狸」の読みは、ニッポン旅マガジンにて「やしまのたさぶろうたぬき」と判明しましたので、追記させていただきました。--逃亡者(会話) 2020年10月18日 (日) 07:51 (UTC)