ノート:声調
日本語標準語は単語内のどこで音の高さが高から低へと変化するか、すなわち単語内のどこが際だっているかが意味の弁別機能を果たしているピッチアクセントであって、各音節が持つ音の高さが重要ではないので段位トーンではないと思います。--以上の署名のないコメントは、220.111.185.14(会話/Whois)さんが 2005年5月31日 11:04 (JST) に投稿したものです(Eryk Kij(会話)による付記)。
京阪方言には下降拍(強いモーラ単位の言語なので高さの違う2つの拍と認識される事もある)または下降拍が無い場合でも単語単位の音の高低(●●▲、○○▲)の弁別が見られる事がある。また平安時代の京阪方言には上・下・昇・降の4種類の拍が自在に組み合わさっていたので、少なくとも京阪方言は認識パターンの減少した声調言語として扱うことができよう。Sionnach 2005年6月3日 (金) 10:18 (UTC)
アクセントの記録の残っているもっとも古い時期(平安前期?)の京都の言葉は4種類の拍がそろって様々な組み合わせが存在していたようですが,現在の京阪式アクセントが,種類の減少したものとは言え,声調を用いた物と結論づけるのは,若干議論の余地があるのではないかと思います。①限られた条件で現れる下降拍と,②音の高低そのものを認識しているのではないという点です。①は,2拍第5類(低高+低 型)で,助詞を付けないときに低降(降=一拍内での高から低への変化)等,低で始まり,助詞の直前が高,助詞が低という条件で現れるはずです。ただ,現れる条件が限られていて自由な位置に現れうるものではないので,曲線声調が有るというとしても,現実の会話において稀にしか現れないという記述は必要かとおもいます。②については,高高高と低低高の区別があったとしても,低高高と低低高の区別は無く,高音スタートで文節内に上昇の無いAパターンと低音スタートで文節内で上昇するBパターンがあるという単語声調の一種として解すべきかということになるとおもいます。京阪式アクセントには単語声調と高低アクセントがあり,化石化した曲線声調が一種類のみ有り稀に現れるということになろうかと思います。--Haruharu 2007年10月5日 (金) 16:06 (UTC)
- 過去の議論を等閑するようで申し訳ないのですが、現在のウィキペディアの方針と照らし合わせてみて、日本語における声調についての記述は問題が多いということで、コメントアウトの上、検証可能な最低限の記述のみを残しました。--Damena 2010年5月17日 (月) 01:53 (UTC)