ノート:壁村耐三
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2020年5月3日 (日) 20:55時点における版の編集で「本橋信宏の記事ではソースに到底ならない。(壁村本人の言葉による)日本大学出身との当初の記述に戻す。」との説明で、本橋信宏氏の取材に基づく「倉敷工業高等学校中退」という学歴が「日本大学出身」と書き換えられましたが、これを差し戻しました。
理由は二点。まず、出典のある記述を出典のない記述で書き換えたこと。「壁村本人の言葉による」というのであれば、どの媒体で発言したのかの出典を示すべきです。出典のある記述を出典もなく書き換えるのは、Wikipediaの方針からすれば論外です。壁村氏が本当にそんな発言をしていたのか出典がなければ検証もできません。
もう一点は「日本大学出身」が本人の発言に基づくものだとしても、それは自称であって、真実とは限らないということです。Wikipediaでは、「ウィキペディアの記事は、公表ずみの信頼できる二次資料(一部では三次資料)に基づいて書かれていなければなりません」「記事が一次資料だけを出典としている状態は避けねばなりません」(Wikipedia:独自研究は載せないより)とされています。「壁村本人の言葉」は一次資料そのものです。一方、『新潮45』に発表されて、後に新潮新書『ベストセラー伝説』にまとめられた本橋信宏の記事は読めば分かりますが、秋田書店に赴いて当時を知る関係者に取材したものです。以上のようにWikipediaのルールでは、「壁村本人の言葉」だけを根拠とした編集は不適切ということです(しかも出典すらない)。