ノート:土佐のほっぱん
この「土佐のほっぱん」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
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1. | 2016年8月11日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
記事名
[編集]これは「ほっぱん」とすべきなのではないでしょうか。私の手元には青木淳一の「ダニの話」くらいしかないのであやふやですが、そこでは『土佐の「ほっぱん」』とありまして、明らかに『土佐の』はこの病気の名の一部ではありません。記事の中でも単独に使う例があり、その意味まで書かれています。土佐は間違いなく地名であり、それが付いているからと言ってまとめるのはどうなんでしょうか。--Keisotyo(会話) 2016年7月11日 (月) 08:48 (UTC)
こんにちは。再度また風土病の記事名で議論することとなりKeisotyoさんにはお手数をお掛けします。参考まで執筆の出典として使用した主要文献のうち、『土佐のほっぱん』の目次、見出しをもつものを列記します。
- 小林照幸、2016年6月25日 初版発行、『死の虫 - ツツガムシ病との闘い』、中央公論新社 ISBN 978-4-12-004862-3 - 第4章 昭和時代戦後(173-240ページ)にある、計18つの見出しの1つ、として、『土佐のほっぱん』、(204-208ページ)
- 佐々学、1959年12月 第1刷発行、『日本の風土病』、法政大学出版局 - 第2章 ダニと風土病(23-70ページ)の小項目3.として、『土佐の「ほっぱん」』(64-70ページ)
- 佐々学、1960年3月17日 第1刷発行、『風土病との闘い』、岩波新書 - 単独項目として(5章目)、『土佐のほっぱん』(43-50ページ)
『』と「」、判断の難しいところですが、ご存知のように各地域毎で呼ばれていた風土病の名前というものは、いずれも通称のようなもので、いわゆるICD-10で分類される標準病名の類とは異なり、この記事名もまた正式な病名ではありません。といいますか、むしろ「正式な名前など存在しない」といえます(恐らくカルテを書くならリケッチア症と診断して単にツツガムシ病でしょう)。四国型ツツガムシ病とされている疾患が過去存在していた地区は、本記事主題の高知県南西部の地区と、香川県東部の地区の計2ヶ所。そのうち「ほっぱん」と呼んでいたのは高知県の地区のみ。特定地区での特定の疾患解明の経緯を主題にした記事と考えて執筆しましたし、上記文献中での表現も鑑みて『土佐のほっぱん』とすることに問題ないと私は考えました。他の方のご意見も頂ければと思います。よろしくお願いします。--さかおり(会話) 2016年7月11日 (月) 10:22 (UTC)
- さかおり様が根拠として出してくださっている記事名でも『土佐の「ほっぱん」』がありますね。これは明らかに病気の名を『ほっぱん』とし、土佐の、はそれを修飾しています。記事内でも最初の方では『ほっぱん』が単独で使われています。とすれば、「土佐の」が病気の名の一部を成すというのはおかしいでしょう。例えば『地方病』を『山梨の地方病』とすることを考えれば、おかしいと思いませんか?ここは単に『ほっぱん』とするか。あるいは『ほっぱん (ツツガムシ症)』とかにすべきではないでしょうか。皆様のご意見もお聞きしたいですね。--Keisotyo(会話) 2016年7月12日 (火) 09:33 (UTC)
- 念のため。「ほっぱん」とは当地(その他の高知県域も含む)で発疹や発斑などを意味する方言名でして、当該地区にあったツツガムシ病のみを指した病名(地方名)で無いことにご留意いただければと思います。更に、当該風土病を解明された佐々学氏自身によって、『土佐の「ほっぱん」』(『日本の風土病』1959年)、『土佐のほっぱん』(『風土病との闘い』1960年)と呼んでおります。つまり単に『ほっぱん』では「(ツツガムシ病以外の様々な疾患を含めた)発疹、発斑の方言名」でしょうし、高知県(旧土佐国)特有の疾患の意を意図して解明者自ら『土佐のほっぱん』と表現したと私は考えます。--さかおり(会話) 2016年7月12日 (火) 12:42 (UTC)
引用のスタイルについて
[編集]「名主の祟り」および『風土病との闘い』の引用部分は{{Rquote}}を使っているようですが、これはどういう意図なのでしょうか。
これらの引用文は、本文の「...の伝承を語った。」、「病態解明について次のように記している。」に引き続く内容であり、語ったあるいは記した内容を引用しているわけですから、文脈上も本文の一部として扱われるべきものです。従って、これは好ましくないレイアウト(というよりレイアウトとして完全に誤っていると思いますが)であり、沢田メモ節にある引用文のように{{Quotation}}などを使って、本文の一部として前文から引き続いて読めるようなレイアウトにすべきと考えます。 --Loasa(会話) 2016年7月11日 (月) 13:48 (UTC)
- なるほど、これらの引用文は、本文中の解説を「引き続く内容であり、文脈上も本文の一部として扱われるべきものです。」とのご指摘は尤もな話ですね。{{Rquote}}を使ったことに深い意味はありませんでした。{{Quotation}}に置き換えてみます。ありがとうございました。--さかおり(会話) 2016年7月11日 (月) 14:23 (UTC)