ノート:国家憲兵
「台湾国防部憲兵」の項が意味不明になっているのでいったんコメントアウトとします。--左大文字 2009年3月26日 (木) 07:54 (UTC)
「国家」憲兵についての疑義
[編集]本稿においては記事名を「国家憲兵」としていますが、これはフランス語の Gendarmerie の事を指しているのでしょうか、それとも Gendarmerie nationale を何らかの理由があってこう訳したのでしょうか?
いずれにせよ、これは本来ただの「憲兵」であって、「国家」憲兵は間違いではないのかと思います。フランス海軍「(旧体制)Marine royale、(新体制)Marine nationale」もそうなのですが(これについては、Marine が持つ意味が広すぎるため、それを限定するために、例えばイタリア海軍 Marina militare の様に「軍事」、「国家」、「商業」など本来の「海洋」にそれぞれの様態に合わせた単語が付け足されています。)主語はあくまで Gendarmerie であって、旧体制の Royale と違いを示すため Nationale としていて、日本語記事名としては憲兵 (フランス)、憲兵 (フランス方式)とか、憲兵 (警察軍)、あるいは歴史的経緯から見て憲兵をこれに置き換えて、現在の憲兵の記事を大幅改訂して、
- 一軍運用の警察軍として軍の地位・能力・権限が与えられている、警察軍あるいは警察機構(それに準ずる場合も含む)
- 国軍または軍種内の兵科・兵種に範囲を絞った扱いに留めている軍警察あるいは軍事警察
の両者を、軽易な説明をした上で記事名軍事警察か軍警察それとも警察軍( Military police 、 Constable の問題もありますが)のいずれか移行したほうが良いのではないでしょうか?
これの概念を分類すれば
- 軍事警察
- 憲兵
- フランスの憲兵やそれの類似制度
- 旧日本軍の憲兵
- 軍警察
- 各国軍の軍隊内警察など
- 自衛隊の警務隊など
- 警察軍
- フランス国家憲兵隊やそれ系統の類似組織
- 憲兵
ではないでしょうか?
今のままだと「王立憲兵」(これはモロッコにあります)の説明に矛盾が生じかねませんし、他の訳語として「国立憲兵」も許容出来かねません(個人的にはこの件について、こっちが Nationale の本来の日本語訳であると踏んでいますが・・・)。カタカナ書きでジャンダルムリでは却っておかしくなりますし(組織・制度としての前段階であるマレショーゼの件もありますし、これとは別に語源となった近衛騎兵や騎馬憲兵だった頃を合わせて説明をすれば大丈夫だとは思いますが・・・)。
まぁ、元をたどればフランスおよびそれを採用した諸外国と同様に独立した軍種として運用せず、軍種内の兵科・兵種の一部にしてしまった旧日本軍に問題があるわけですが、これが伝言ゲームのようにおかしくなって今に至っているのではないでしょうか。少なくとも「国家憲兵」は Gendarmerie nationale (フランス語に限らずそれを基とした各言語も同様に)を使用している組織に対応させるべきであって、ただの Gendarmerie にはただの「憲兵」で留めて置くほうが良いのではないでしょうか。
もっとも大陸欧州系統のジャンダルムリと英米系のミリタリー・ポリスとの違いとそれの日本語への受容過程の問題もあって、ややこしくはありますが。--219.106の者(会話) 2012年10月29日 (月) 16:27 (UTC)