ノート:国事行為臨時代行
今後の記述充実に関する備考
[編集]今般、当方において「国事に関する行為の委任の一覧」の節を追加しました。今後、この表に加筆される方も出てくるのではないかと思いますが、当方として皆さんにご留意いただきたいと思う点をいくつか述べます。
- 基本的に、ウィキペディア定番の「丁寧語と敬称の除去」以外は、内閣告示に記載された内容(公的見解というか表明)を改変せず尊重すべきと考えます。編集子がそれ以外の修飾・情報付加を行うことは私的意見の加筆に当たる可能性があります。
- 具体的には、皇族欄の「徳仁親王」に(告示に記載のない)「浩宮」を付記したり、理由欄の「外国旅行」の部分を「○○国訪問」のように具体的国名に変えたり、「帰国」を「帰朝」(官吏の帰国に使う官報用語)とするようなことは避けていただきたいと思います。
- 告示に掲載される委任の理由には渡航先国名の言及は一切ありません。単に「外国御旅行」です。これは、もし委任の告示に一々国名を羅列してしまうと、何らかの緊急事情(急病等)により予定外の国に緊急着陸したり日程を切り上げたりして羅列国に変動が起きると、それに応じて追加の告示をしなければならなくなるため、そういう手間を避けるため包括的な表現を用いているのだと思います。同様に病気療養についても、「○○の手術のため」などと具体的な記述をしてしまうと、病状に変動があるたびに追加告示をしなければならなくなるので、単に「御病気御療養」となっているのでしょう。
- したがって、もしどなたかが当時の新聞などを参照して病状内容や訪問先国名を記述されるのであれば、理由欄の記述を直接変えるのではなく、もう一つ欄を設けて詳述するなりすることで、「委任の告示には国名や病状の詳細はない。ここに加筆した国名・病状は当時の報道情報等に基づく事実の羅列である。」という区別が分かるようにしていただければ、と思います。国名や病状を書くなとは言いません。今ある「外国旅行」「病気療養」と直接置き換えないでください、ということです。置き換えてしまうと、内閣告示に国名や病状の詳細言及があると読み手に誤解させてしまうおそれがあります。
- 理由欄に「病気療養」と「病気療養の状況にかんがみ」というものがありますが、両者は微妙に違います。前者はこれから本格的に入院加療する(あるいは入院直後の)ような状態を、後者は「既に入院加療が始まっていてさらに委任内容を追加する」という状態を表し、告示ではわざわざ表現を変えているのです。「の状況にかんがみ」を見栄えが悪いなどと言って削らないでください。
- 「病気快復」ですが、告示では「回復」は用いてないので、書き換えないでください。
とりあえず以上です。--無言雀師 2006年12月18日 (月) 14:45 (UTC)
敬意表現の疑義のある記述をめぐって
[編集]昨年9月12日、記事本文が1か所、わずか全角1文字ですが、消去されました。その部分はもともと当方が執筆した部分でした。その1文字消去編集に疑問を持ったため、当該編集者である利用者:Novo氏のノートにて対話を行いました。結果として、当方としては当該部分のNovo氏の編集は取り消したほうがいいのだろう(つまり1文字を復活させるほうがいい)、という意見を未だもっておりますが、一方で『○○からか』のような疑問系語尾は百科事典にふさわしくないとも考え、同氏の編集を戻さずそのまま(1文字消したまま)にしてあります。もし当該部分の表記ぶりに違和感を感じられた方がおられましたら、前掲の対話をご覧ください。Novo氏にせよ当方にせよ、むやみに敬意的表現を用いたものではないとご理解いただけるものと思います。本当は、当該部分を根本的に改稿・改善できる方にバシッとスマートに書き換えていただくのが一番なんですが。--無言雀師 2008年1月5日 (土) 21:29 (UTC)
一覧から「親王」の語を省略することの妥当性について
[編集]今般、210.169.107.68氏が記事本文の一覧表から「親王」の文字を消除し、表下の注記部分に『本記事転載に当たり「親王」は省略した。』との表示を加筆する編集をなされましたが、当方においてリバート致しました。理由は次のとおり。
- 既に当方が『「委任を受けた皇族」欄には、内閣告示に用いられた当時の身位を記載する。』という注記をしており、(殿下、御などの明確な敬意部分を除去した上で)官報記載の情報の可能な限りの忠実再現性に配慮したことを説明しているのに対し、今般のIP氏による「親王」の2文字省略についての理由説明は投稿要約欄又はノートでなされておらず、一見、データ再現性を低下させていると判断されたこと。
- IP氏のお考えがいかなるものかは別として、「殿下」のみならず「親王」などの身位そのものも敬意表現であるとする意見を持たれる方がおられるのは承知しているが、Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/日本の皇族#Wikipedia-日本の皇族の記事名に関する合意事項では長い議論を経て、少なくとも記事名(及びソートキー)においては「親王」等を付したものとするとの合意が成立している。今回の件は記事名ではなく記事文中の表記の話であるため「この合意を守れ」などと強要するつもりはない。たとえば、記事名は「内閣総理大臣」とするのが正しいが、だからといって各記事の文中でも全部「首相を使わずフルに内閣総理大臣と書け」などと原理主義的なことを言うつもりはない。記事文中では場合により「皇太子徳仁」のように「親王」を省いた表記がよしとされる場面もあるかもしれないのでそういう省略行為を全否定するつもりはない。しかし、今回IP氏が手を出されたのは文中とはいってもいわゆる「読み物の一部を構成する地の説明文」ではなく「データ的に羅列している表中の表示」である。前者のような説明文中なら「この事態を受け首相の小泉は」のような役職略称と苗字だけの文章表記はありだが、歴代一覧表のようなデータ表示部分では「小泉純一郎」とフルネームで書くのが普通ではないか。データ表示の場で、官報の告示に記された(必ずしも敬意とは断定できない)親王をわざわざ削ることの妥当性が見いだせない。
- 現状の表中ではたまたまというか、これまでの臨時代行はすべて親王であるが、理論上は王や一部の皇族女子も就任可能である。仮に将来内親王や女王が臨時代行に就いた場合、同じようにそれらの身位を削ると、『どの人が親王で、内親王で、女王か』分かりづらくなる。一覧表のデータというものは、そういう『閲覧者に迷いを抱かせるような要因』は排して、有用な識別情報は少しでも多く盛り込むべきではないのか。「親王」を省くということは、単に文字を節約するということだけでなく、(あくまで理論上ではあるが)データの緻密性を落としてしまうことにつながるのである。
文章の流れの中での省略表記でなくデータ表示の一部を削ってしまうことの妥当性について、ご意見があれば喜んでお聞きします。--無言雀師 2008年2月7日 (木) 13:34 (UTC)