ノート:回転準位
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普通は回転状態という抽象的な語ではなく、物理用語「振動励起状態の回転量子数」と呼びますがあら金 2006年7月29日 (土) 04:52 (UTC)
- 「回転状態」は抽象的な語ではなく、れっきとした物理用語です。たとえばgoogleで回転状態と検索してみれば、たくさんの例が見つかると思います。または、何でもいいので、物理化学の教科書を見ていただければわかると思います。
- もしくは、記述に曖昧な部分、または間違いがあり、誤解をさせてしまっただろうかと少し、心配になりました。物理用語「振動励起状態の回転量子数」が何を指しているのかご説明ください。と、申しますのは、「回転状態」は振動基底状態においても存在しますので、何か別の物理現象と曖昧になっているのかと思いました。たとえば、別の用語として直線分子などではいわゆるl-タイプダブリングと言われる、分子の変角振動に対する角運動量を記述する場合があります[1]。これは、回転運動でなく、変角に伴う角運動に対しての量子数で、ここで記述されるものとは、全く別の物理現象です。--Kwansai 2006年8月1日 (火) 22:58 (UTC)
- 私はChemistなので、量子化学の基礎として原子の量子力学を見ています。が、私の手元の「理化学辞典5版」や量子化学あるいは物理化学の教科書では「回転状態」という言い方がありませんでした。振動励起状態の回転量子数や回転の量子数です。最近の物理学でそのように言うのであればそうなのでしょう。あら金 2006年8月1日 (火) 23:45 (UTC)
- Googleで"回転状態"、"回転の量子数"、"回転量子数"、"回転遷移"、"回転準位"など調べてみたのですが、多いのは回転状態ですが、よりやさしいテキストには"回転遷移"という表現の方がおおい印象を受けました。
- 見出しを何にするかは、記事作成時に考えたのですが、回転遷移は遷移の項目を見ますと「分子の振動や回転の状態が変化することを振動遷移、回転遷移などという。」ということなので、「回転の状態」が変化することであるので、「回転遷移」をタイトルにするよりは、遷移の主語である「回転状態」を見出しにする方がよいかと考えました。「回転の量子数」は回転状態をラベルするための数字(本文1節のJ)なのですが、この数字だけで回転遷移や回転状態を表す用語とするのは、不自然さを感じます。理化学事典において「回転の量子数」が見出し語となっている場合は、私の感じた「不自然さ」は私だけのものかもしれないので、考え直さないといけないかもしれませんね。--Kwansai 2006年8月2日 (水) 21:22 (UTC)
- 色々私の方でも教科書をのぞいてみましたが、「回転準位」という語が適当かもしれません。[2][3][4]
- 理化学事典は現在手元に無いので確認ができないのですが、どうでしょうか?--Kwansai 2006年8月4日 (金) 02:36 (UTC)