ノート:北海道の神社一覧
- ひとまず、Category:北海道の神社をもとに全道の神社を転記しました。本項開拓の先人が「石狩」で力尽き倒れたようですが、とりあえず「振興局」単位では全道をカバーしました。実際問題としては、立項されているものがごく僅かなので、「市町村」単位の目次は今のところは不要と判断しました。ひょっとすると、Category:北海道の神社を付与されていない記事があるかもしれませんが、そこは精査していません。
- 開拓の先駆者さんは石狩の神社を網羅し、住所を記載されていましたが、私の方では「住所」はそれほど重要ではないと考え、社格、創建年代、特筆事項を略記しました。ただし、既に記載済みの住所については、現記述を尊重するとともに、わざわざ削除する程でもないと思ってそのままにしてあります。ただし大量の赤リンクについてはいったん外しました。立項不要という判断ではありませんが、すぐに立項される見込みもないと思いました。篠路神社だけ残したのは、札幌の神社の中でも特筆的な歴史を有しているからで、誰もやらなければいずれ私が立項するでしょう。
創建年代についての一般的な注意喚起
[編集]本ページに記載した「創建」年については、原則的に各項目に記載されたものを、そのまま(検証せずに)転記してあります。
北海道の神社の多くは明治の開拓期に創建されており、内地の神社に比べると、創建の由来や年月日が極めて正確に文書で確認可能です。ただ、某氏が◯年に邸内に小祠を建てた、これが◯◯神社のルーツで、これが◯年に発展的に神社になり、さらに◯年には公認された、みたいな場合に、どれを「創建」とするのが「正しい」のかよくわかりません。「創立」「創建」「起源」「濫觴」など似通った表現があり、現時点ではそこらへんはけっこう曖昧です。公認の場合には、書類上の公認日を創立日とすることもあるでしょうし、遷宮祭などを以って「創建」とすることもあるでしょうし、古い「邸内に小祠を建てた」系の場合には物理的に祠が落成した時点を以って創建としているかもしれません。一般論としては、春祭とか秋祭に合わせて遷宮を行うでしょうし、北海道の場合は冬季にオープンということもあり得ないと思うので、実際の「日付」は4月か9月に限定されるでしょう。まあいずれにせよ、よほどの事情がない限り、こまかい「日付」が正確であることの要求は低いと思います。
しかし、特に注意いただきたいのは、旧暦と西暦の対応です。明治元年あたりを見ていただくと要旨があります。明治5年より古い時代には、和暦でいう元旦~大晦日は、西暦の1月1日~12月31日にぴったりとは対応しません。当時の一次史料は間違いなく和暦のみで記されており、たとえば「文化2年」はグレゴリオ暦でいう1805年1月~1806年1月にまたがっています。ということは、一次史料に「文化2年12月31日」とあれば、それは1806年1月20日だと特定できるのですが、単に「文化2年」としかない場合は、それは1805年かもしれないし、1806年かもしれません。この点に留意せず深く考えずに「文化2年」を「1805年」とすると、それは誤りである可能性があります。この点からは、「日付」は大きな意味をもちえます。
こうした観点から、たとえば樽前山神社の「明治元年」には西暦を付しませんでした。ただし、他の各神社については各項目内に西暦が記されており、その西暦が本当に正しく変換されているかの検証は全くしないで転記しています。
ただし、出典となりうる二次資料において西暦が付されているのであれば、それが上記の観点から正しいかどうかの検証は放棄して、ひとまず準拠するというのは、ウィキペディアのルールに則って容認できると思います。--零細系統保護協会(会話) 2013年1月24日 (木) 05:16 (UTC)