ノート:制御されたデジタル貸出
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暫定記事名について
[編集]@Anesth Earthさん、template:暫定記事名テンプレートの追加ありがとうございます。私も「制御されたデジタル貸出」と「制御デジタル貸出」のどちらにするべきか迷って調査をしたので、調査結果とどのように判断したのかをこちらで共有しておきます。
まず、「制御デジタル貸出」という翻訳をしているウェブサイトはこちらが見つかりました。
- アングル:電子書籍貸出ブームの米国、図書館と出版社が「所有権」で対立 | ロイター - https://jp.reuters.com/economy/7BEVAMS3OJPIBEQU7XZZI2FYEE-2024-03-02/
- 「無料で約140万冊の本が読めるインターネットアーカイブの電子図書館は著作権侵害だ」と出版社が訴える - GIGAZINE - https://gigazine.net/news/20200602-publishers-sue-internet-archive-library/
- インターネットアーカイブが出版大手四社に破壊される可能性 | ScanNetSecurity - https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2023/03/28/49118.html
いずれも執筆者無署名の英語サイトの翻訳記事のようでした。必ずしも図書館や情報学を専門としているウェブサイトではないので、翻訳者の専門領域も明確ではないと思いました。
一方、以下のページでは「制御されたデジタル貸出」という訳語が採用されています。
- 知識への公平なアクセス権を擁護する非営利団体“Library Futures Institute”が立ち上げられる | カレントアウェアネス・ポータル - https://current.ndl.go.jp/car/43144
- LIS Newsが選ぶ2021年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国) | カレントアウェアネス・ポータル - https://current.ndl.go.jp/car/45423
- 電子図書館(電子書籍貸出サービス)がコロナ禍以降も普及拡大を続けるための課題は? | HON.jp News Blog - https://hon.jp/news/1.0/0/31582
- デジタルオブジェクトのアクセス権ポリシー - Ex Libris Knowledge Center - https://knowledge.exlibrisgroup.com/Alma/Product_Documentation/Alma_Online_Help_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E)/070%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%AE%A1%E7%90%86/030%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC/020%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E6%A8%A9%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC#.E3.83.A6.E3.83.BC.E3.82.B6.E3.83.BC.E3.81.AE.E9.A0.86.E7.95.AA.E5.BE.85.E3.81.A1.E3.83.AA.E3.82.B9.E3.83.88.E3.81.AE.E6.A7.8B.E6.88.90
- 対応する英語のマニュアルの箇所: Access Rights Policies for Digital Objects - Ex Libris Knowledge Center - https://knowledge.exlibrisgroup.com/Alma/Product_Documentation/010Alma_Online_Help_(English)/Digital_Resource_Management/030Delivery/020Access_Rights_Policies_for_Digital_Objects#Configuring_a_Patron_Waitlist
「カレントアウェネス」は国立国会図書館が運営しているウェブサイトで、おそらく日本語で最も長く国外の図書館関連の情報の詳細な情報を提供してきています。執筆者も図書館情報学の専門家だと思われます。HON.jpは書籍や図書館専門の情報を提供するNPO法人なので、どちらも専門的な知識を持ってより適切な訳語を選択したのではないかと判断してこちらを採用しました。その他、翻訳の質をどの程度信頼できるかわかりませんでしたが、Ex Librisというすでに「CDL」を実装している図書館管理システムのマニュアルもありました。
ただ、現在は日本語訳自体が非常に少なく、後者の訳語が必ずしも普及するとは限らないと思うので、今後前者の訳語が定訳として定着してくるようであれば改名しても良いと思っています。--TAKAHASHI Shuuji🌈 (会話) 2024年8月5日 (月) 04:46 (UTC)
- あと、Google Scholarでも検索していましたが、図書館情報学の学会などでは「Controlled Digital Lending」という表記をそのまま使っているようでした。
- controlled digital lending デジタル - Google Scholar - https://scholar.google.com/scholar?hl=en&as_sdt=0%2C5&q=controlled+digital+lending+%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB&btnG=
- --TAKAHASHI Shuuji🌈 (会話) 2024年8月5日 (月) 04:56 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。徹底的な調査に敬意を表します。用例が確認できており、訳語の明らかな優勢が証明しがたいので、私としては改名にも暫定記事テンプレートを残置し続けることにも拘りはありません。一般的な合意形成期間である、1週間を待って当該テンプレートを外しても良いのではないかと思います。--Anesth Earth(会話) 2024年8月5日 (月) 05:04 (UTC)
- 現時点での調査結果は、将来再確認するときに参考になると思うので、指摘していただいたおかげで共有できてよかったです。ありがとうございました。
- テンプレートに関しては私もどちらでも構わないので、更新はAnesth Earthさんにお任せします。--TAKAHASHI Shuuji🌈 (会話) 2024年8月5日 (月) 11:15 (UTC)