ノート:分化能
「全能性」「多能性」は幹細胞科学でよく使われる用語ですが、「小能性」「細胞能力」は訳語として全く一般的ではありません。幹細胞関連の学会で小能性または細胞能力という用語を使っても誰も理解できず、失笑をかうことになるでしょう。 Cell Potencyは強いて訳せば「細胞の分化能力」とするべきで、細胞能力と直訳したのでは意味が全く通じません。 oligopotencyはそもそもmultipotencyとの違いが明確でなくmultipotencyほど頻繁には使われません。もし日本語発表で使うならば「オリゴポテンシー」と原語のまま使うことになるでしょう。少なくとも小能性と言って理解できる人はほとんど居ません。
もしも細胞生物学辞典などで「細胞能力」「小能性」が記載されているならまだ良いのですが、そうでないとすれば一刻もはやく項目名、および小能性の小項目名を訂正すべきです。 もしもこの記事を見て大学のレポートに「細胞能力」と書く学生が居たら、私は減点するかもしれません。 それくらい違和感をおぼえる用語です。 −−通りすがりの細胞生物学者
- まったく同意です。少なくとも項目名については「分化能」とするのが適切です。--Mzaki 2011年9月21日 (水) 03:06 (UTC)
- まったくもって同感です。日本語の幹細胞関連の書籍・論文で見たことがない用語です。この記事名は英語版からの直訳と思われますので、個人的に立項者に連絡はしているのですが、今のところ返事はありません。提案から1週間たったら、あるいは投稿者の同意があればすぐに記事名を直しましょう。--ぱたごん 2011年9月21日 (水) 13:13 (UTC)
- 賛成 改名に賛成します。改名後の記事名は「分化能」で良いと思います。- NEON 2011年9月21日 (水) 15:15 (UTC)
- 賛成 英辞郎では細胞能力となっているので、立項者はこちらを参照なさったのかもしれません。存在しない語ではないようです。しかし一般的な用語ではないと思いますし、記事内容は明らかに分化能(differentiation potency)を解説しているので、改名に賛成します。Oligopotencyの訳は別に検討する必要がありますね。--Trca 2011年9月21日 (水) 23:01 (UTC)
- 記事を立てたものです。記事名は英語版の直訳で付けました。タイトルは細胞分化能(分化能)で異存はないです。ご提案ありがとうございます。また、oligopotencyについても、複合語をそのまま直訳しました。レポートに参照されるということまで考えが及びませんでした。申し訳ないです。個人的には、ドライラボ出身で数年前に院試でThe Cell第四版を勉強した以来なものでして。英語の翻訳を中心にやっているので、翻訳語の選択は、以後、気を付けたいと思います。--Serval 2011年9月26日 (月) 04:21 (UTC)
- 報告「分化能」へ移動しました。oligopotencyについては{{訳語疑問点}}を付記しておきました。--Mzaki 2011年9月28日 (水) 16:41 (UTC)
- 小能性を一段落下げてはどうかと思います。
血液幹細胞を多能性と書いた出典を見て、この記事に疑問を持ったのですが、「通りすがり」先生の言葉で納得がいきました。であれば、小能性はオリゴポテンシーにして、多能性に含めてしまえばいい。で、その範囲が少ないものをこう呼ぶこともある、とすればどうなんでしょうか。--Ks(会話) 2014年3月1日 (土) 07:45 (UTC)- 失礼、造血幹細胞でした。--Ks(会話) 2014年3月1日 (土) 08:04 (UTC)
- 小能性を一段落下げてはどうかと思います。
- 報告「分化能」へ移動しました。oligopotencyについては{{訳語疑問点}}を付記しておきました。--Mzaki 2011年9月28日 (水) 16:41 (UTC)
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