ノート:八月革命説
八月革命説に対する批判の項
[編集]「八月革命説に対する批判」の記述内容が、何処の誰兵衛による論評なのか明らかでありません。「・・・とされる」というような、さも普遍的な見解かのような表現もウィキペディア的には不適切だと思われます。誰による論評なのかを明示すべきですし、明示できないのであれば削除すべきだと思います。論者を明示をお願いします。さもなければ私の知識の範囲で書き換えや削除を行いたいと思います。具体的には長尾龍一による八月革命説批判を挙げたいと思っています。--俊平太郎 2006年12月29日 (金) 04:10 (UTC)
一番の批判点であると書かれていることからすると、特定の学者の特定の説というわけではなく不特定多数ないし論理的にありうる批判という意味なのであろうと思います。定義や根拠など等そもそも論、あるいは事実関係についてにおいて争いないし異論がある部分についてまで「〜とされる」という表現で終わらせるというのだと確かにまずいと思いますが。
法学の解釈問題において出典をどこまで明記するべきかは難しい問題で、学者が言っているから客観的だということにはなりませんし、直接学者が言っていなければ独自研究として排除されるべきなのか。百科事典とはいっても法学の注釈書でない以上あらゆる学説を網羅するべきであるということにはなりませんし、執筆者自身に厳密に出典を要求すると文献へのアプローチが困難な状況においては記事を執筆してはならないということになってしまいます。刑法の項などでは学説に関しあまり文献は引いていない様ですし。
本稿においては同説への疑問を加筆してみたのですが、結局は主観でしかなく、それゆえに「〜ありうる」という微妙な表現をしているわけです。この点に関し、独自研究のガイドライン違反ではないか等を含め批判的検討を御願いします。--Drblack 2007年3月14日(水) 13:14(UTC)
したがって、日本国憲法が真に日本国民によって定められた憲法であると見做すための説では無い
[編集]八月革命説について「したがって、(八月革命説は)日本国憲法が真に日本国民によって定められた憲法であると見做すための説では無い」との投稿がありましたが独自研究の懸念を抱いており、引用元の提示をお願いいたします(探してください<(_ _)>...)。なお「宮沢は、日本国憲法が国民によって制定されたものではなく、GHQによって押し付けられた押し付け憲法であるとの立場を取っていたこともある」という投稿については私も教科書で読んだことがあるので触れません。ポイントは「GHQによって押し付けられた押し付け憲法であるとの立場を取っていたこともある」宮沢が"転向"した可能性があり、そのばあい論証上は「八月革命説(仮説)が日本国憲法が真に日本国民によって定められた憲法であると見做すための説」である可能性もある点です。もっとも上記の推論は記事の記述の正確性について懸念をもっている点についての陳述ですので、明確に「ここにこう書いてある」と引用元を明示して頂く事であっさり撃破して頂ければ非常に有難いです。--大和屋敷 2009年12月22日 (火) 19:56 (UTC)
- 宮沢俊義著・芦部信喜補訂『全訂日本国憲法』日本評論社の35,36頁に「日本国民がこの憲法を確定するという前文は、日本国憲法が民定憲法の建前をとり、将来、国民の代表が憲法を確定すべしとの趣旨を表すもので、憲法制定手続の歴史的事実を表すものではない」との旨の記載があります。ただ、八月革命説は、宮沢先生の弟子の芦部先生によってバージョンアップされており、『憲法学Ⅰ・総論』(有斐閣)で芦部先生は、日本国憲法は民定憲法であるとしています。たぶん今通説とか多数説と呼ばれているのはこの八月革命説だと思います。--Pirosiki 2009年12月24日 (木) 04:47 (UTC)