ノート:保険金不払い事件
本文に加えるべき内容については、直接本文ではなく
変更案(歴史以下は省略)
へ記入戴き、示して戴きたく存じます。
また、変更案についての質疑応答や加筆訂正の意味の説明などは#提案作業の内容についてにお書きください。
編集の方針について
[編集]横から失礼致します。今回は、記事の内容に対して直接利害関係を持つ方が執筆に参加されるということで、記事を変更するに際しては、下記に変更すべき内容を提起戴き、具体的文案を別ページ(上記のリンクより)に示して戴きたく存じます。それに対して、合意が取れたら本文へ反映させる、という流れにする事を提案致します。東 遥 2006年12月14日 (木) 04:33 (UTC)
- ↑一部語句を修正。東 遥 2006年12月14日 (木) 10:43 (UTC)
ありがとうございます。ご提案に同意します。 --Iwacky 2006年12月14日 (木) 17:05 (UTC)
- 同意頂き恐縮です。よろしくお願いいたします。東 遥 2006年12月20日 (水) 04:56 (UTC)
変更案
[編集]本文を直したいのですが時間がないので、とりいそぎコメントだけ。
本文では不払い問題の主因を新契約至上主義のように書いていますが、適切ではないと思います。 支払査定は本社の査定部門が行うのが通常であり、したがって不払い問題は本社主導で行われた、というのが不払い問題の最も重要な点です。
また、現在の不払い問題は「会社が意図的に行っていたもの」と「会社が正しい支払ができる体制を敷いていなかったもの」とがごっちゃにされているので、峻別すべきと思います。前者は「悪い会社」で、後者は「ダメな会社」です。 --Iwacky 2006年12月11日 (月) 23:55 (UTC)
どちらの代理店さんかは存じませんが、本社のせいだけにするのはナンセンスです。 本社に責任を押し付けたい気持ちも分からないでもないですが、新契約至上主義が原因であると至る所で指摘されている以上、そのような主張は代理店による責任逃れの為の工作であるとしか映りません。 したがって上記のような内容で本文を直す必要性は無いと考えます。--Domton 2006年12月12日 (火) 01:49 (UTC)
私は代理店ではなくてむしろ本社の人間なのですが。 それはともかく、支払い自体は本社が行うものである以上、「意図的な不支払い」は本社が起こすしかないのでは?
とりあえず直してみました。新契約至上主義の部分については今のところうまい入れ方が思いつかないので、コメントアウトしています。
誤解しないでいただきたいのですが、新契約至上主義がさまざまな問題を引き起こしているということには同意しています。 ただ、それはあくまでも保険金不払いの間接的な原因であり、の直接の原因であるかのように記述するのは不適切だと思います。 --Iwacky 2006年12月12日 (火) 16:56 (UTC)
議論で意見がまとまっていないにも関わらず編集を行うという暴挙は止めていただきたいものです。 さて、本社の人間ならばなおさら工作としか映りません。一連の報道を見てこられなかったのですか? 代理店の擁護など情報操作をしたい気持ちも分かりますが、工作の為に編集を行うのであれば止めておいた方が懸命です。 楽天証券の件が記憶に新しいですね。--Domton 2006年12月12日 (火) 23:44 (UTC)
先走った編集をした点は謝ります。 実際どういう文章になるのかをお見せしたほうがいいと思ったので。
別にごまかしや工作の意図はまったくなく、Domtonさんの主張されているところが分かりません。 「一連の報道」とか「至る所で指摘」といった表現をしておられますが、具体的にいつの、何というメディアによる報道のことを指しておられるのですか? --Iwacky 2006年12月13日 (水) 12:49 (UTC)
報道番組など(名前は失念)で出てきた専門家が「行き着く先は利益・新契約至上主義」という類のコメントをしていたのがその理由ですが、あまりに突拍子も無い無視を決め込まれた編集だったので、色々皮肉を混ぜてしまった点がありました。すいません。 なお「実際どういう文章になるのかをお見せしたほうがいい」のであれば、その時点で本文に書くのは妥当な判断だとは思えません。 やはり、こちらのノートで具体的な案を出すなど、色々議論した結果を記すべきだと思います。
ここからは内容面について記しますが、直接・間接の意味合いがどうもあなたの主張されている意味とは違った意味で捉えていたようです。おそらく「~という意思があったから~が起こった」ではなくて「~という事があったから~が起こった」という事を「直接」としたのだと思いますが、違いますでしょうか。 これならば言わんとしている事が分かるのですが、意思の面も非常に重要なもので、そういう意思を持つに至った背景が何であれ、そういう意思のある無しでは事件や出来事の意味合いが完全に変わってきてしまいますので、間接的なものとして片付けるのは如何なものかと思います。--Domton 2006年12月13日 (水) 23:43 (UTC)
記述の案です。前半は以前本文に書いた内容そのままで、後半に新契約至上主義を書きました。後半は自分でも言葉足らずを感じていますので、いい表現をご提案いただければと思います。 --Iwacky 2006年12月14日 (木) 04:08 (UTC)
横から失礼致します。案の置き場所として、ここに置くと、議論と混ざって分かりにくくなる可能性があるので、とりあえず別ページと致しました。これに伴い、署名も変更案末尾から、議論部分の節の末尾(上記)へ移動させていただきました。御了承ください。なお、この方法は喫煙のノートで行われている方法を参考にしております。東 遥 2006年12月14日 (木) 04:33 (UTC)
<pre></pre>で囲むなどすれば良いと思っていましたが、折角提案スペースを作ってくださったので、そちらで提案するようにしようと思います。本文に反映後はどうするかは知りませんが・・・。
とりあえずではありますが、手を入れさせていただきました。 利益至上主義(新契約至上主義)が損保の項目に入った状態になっていましたので、適当に項目名をつけて項目化させました。ただし、両分野に言える事なので生保損保の分野別に語る前に入れてしまうのもありかと思います。 あと、「保険が保険として機能しない」といった類の記述は必須かつ重要なはずですので、本文から抜粋して追加しました。 また、内部リンクの被りなども取っておきました。 どれもとりあえず的な編集なので、さらなる改編は必須かと思います。--Domton 2006年12月14日 (木) 07:05 (UTC)
- 早速対応戴き恐縮です。なるほど、その手もありましたね。
- Iwackyさんの最初の案ですと、仰るとおり、記述が属する分野が一方に限定されて読まれる可能性がありますので、その辺りの切り分けは留意する必要がありますね。
チェックポイントの記述有難うございます。確かにこれらを漏らさず書けば十分だと思います。 しかし、これだけのものを書くとなると「背景」の項目が肥大化し、読み難くなってしまう恐れもありますので、例えば
== 背景 ==
=== 根源 ===
==== 生命保険会社 ====
==== 損害保険会社 ====
==== 各社の利益至上主義 ====(「生命保険会社」の項目の上へ持っていけば不要?)
=== 経緯・要因・凡その流れ ===
=== 結果 ===
というような具合に、現在の「背景」という項目の中身を項目化させるか、文脈をよく考えて記すなど、ある程度は内容の切り分けが必要になってくるかと思います。 もちろん、全ての内容を文章で簡潔にまとめられれば不要となり得るものではありますが。--Domton 2006年12月14日 (木) 15:35 (UTC)
チェックポイント
[編集]という程に大げさではありませんが、東 遥なりに、本稿に記述すべきと存ずる内容・要素を、現時点での保険金不払い事件記載の内容からも拾いつつ、ザッと並べてみます。各々の要素の間で、それは誰の意図・意思か、或いは各々よかれと思ってやったことが全体として齟齬をきたしたのか、そのあたりを考えるのも手がかりになるかもしれません。東 遥 2006年12月14日 (木) 10:43 (UTC)
背景
[編集]- バブル景気崩壊
- 株価低迷→運用利率低下→逆ザヤ→経営圧迫→新規獲得+支払い縮小への圧力
- 景気低迷→契約数逓減→経営圧迫→新規獲得+支払い縮小への圧力
- 1998年保険料自由化
- →競争激化→契約維持・新規契約獲得志向
- 2001年第三分野保険解禁
- →新規顧客獲得競争→過大なノルマ→モラルに反した契約行為
- →損害保険会社が医療保険に進出→不慣れな販売・査定で顧客との意思疎通を欠く
経緯
[編集]- 経営圧迫→新規顧客の獲得推奨
- 代理店への支払いの傾斜配分・新規契約への重点的手数料配分、L字払い
- 多数契約を獲得した代理店への褒章を篤くする制度
- ノルマ設定→新規契約獲得重視、ノルマ達成に腐心し、個々の契約の内容伝達を徹底する動きが疎かに→契約につけられた特約を顧客が把握しきれていない
- 不慣れな分野への進出に伴う齟齬(損害保険会社→医療保険)
- 保険会社は新規獲得重視→代理店も契約獲得重視に動く
- 初めて扱う医療保険における告知の重要性を認識していない→契約書作成時に充分な告知・診断の確認を怠る
- 代理店の契約獲得重視+告知の重要性への認識不足→甚だしくは契約獲得を優先して多少の既往歴・病歴なら隠して告知するよう仕向ける
- 競争で低下する保険掛け金・保険収入を特約で補う
- 特約部分を篤くする→保険掛け金額そのものの維持
- 支払い縮小への圧力はダイレクトに支払い拒否へ
結果
[編集]- 死差益拡大・支払い縮小へ
- 保険金支払い拒否
- 契約時の不備(告知義務違反)を理由に支払い拒否
- 既往歴に記された別の病気を理由に支払い拒否
- 特約部分の支払いをしない
- 契約につけられた特約を顧客が把握しきれていない→顧客が特約部分の請求にいたらず、当該部分の支払いを免れる
- 保険金支払い拒否
要因・凡その流れ
[編集]- 既存の契約・不備の無い新規契約についても専ら支払い縮小の意図→些細な理由で支払い拒否にかかる
- 新規契約重視・過大なノルマで新規獲得した契約に不適切な要因を内包→支払いの段で契約不備を理由に拒否
- 不慣れな分野への進出で、新規獲得した契約に不適切な要因を内包→支払いの段で契約不備を理由に拒否
- 保険商品の機能を充分に顧客に承知させ得なかった→本来支払うべき特約部分の支払いを免れる
この辺りを漏らさず入れれば、要素としては充分じゃないかなと存じます。東 遥 2006年12月14日 (木) 10:43 (UTC)
提案作業の内容について
[編集]東 遥さん、いろいろとありがとうございます。 さっそく/変更案に修正を入れたのですが、小見出しについて「誘因」と「背景」としてみました。 東 遥さんのまとめておられる要素には応えられていない拙速な修正ですみませんが、一つの提案です。 --Iwacky 2006年12月14日 (木) 17:05 (UTC)
親の見出しが「背景」ですので、その中の小見出しがそのまま「背景」では見出しの重複が発生します。 一応、親の見出しの追加とチェックポイントとしてコメントを挿入しておきました。--Domton 2006年12月14日 (木) 17:29 (UTC)
小見出しのほうを「問題の本質」としてみました。--Iwacky 2006年12月19日 (火) 15:26 (UTC)
/変更案に「事案の種類」という見出しを入れ、「適切な不払い」「不適切な不払い」「支払い漏れ」といった内容の区別について追記しました。 --Iwacky 2006年12月19日 (火) 16:27 (UTC)
どうも記述の重複が目立ちます。 また、最終的には色々記述することになると思いますので、もう少し簡素化してもよいでしょう。 とりあえず、あからさまに不要な重複箇所は削除します。--Domton 2006年12月19日 (火) 23:16 (UTC) おかしい箇所についてコメント又はコメントアウトをしておきました。--Domton 2006年12月19日 (火) 23:28 (UTC)
『「適切な不払い」と「不適切な不払い」』についてですが、 販売上の不正にしろ支払い上の不正にしろ、どちらであろうとも不当な不払いには結びつくものであり、状況は違えど結局は支払いを不正に免れることになるわけですので、ここであたかも販売上の不正であるとして除外するのはおかしいと思いましたので、そういった部分を削除の上、簡潔にして終盤に「注意点」とて移し動しました。--Domton 2006年12月20日 (水) 01:48 (UTC)
Iwackyさんの仰る「適切な不払い」について、不払いが直ちに問題である訳ではない、という部分は正当と存じます。但し、本稿・本節でその理由を具体的に書くのは議論を見えにくくするので、その説明は一文(アンダラインつきの部分)に留め、一方で、どの様な不払いが問題となっているかについて追記し補足の節に纏めました。Domtonさんにお作り頂いた「注意点」は、脚注にして理由・事例も追加し、その一文からそちらへリンクする形にすれば、本稿の説明として適当と存じます。東 遥 2006年12月20日 (水) 04:24 (UTC)
また、契約不備~販売員・代理店のモラル低下の件を説明する節を追加しました。東 遥 2006年12月20日 (水) 04:24 (UTC)
整理していただいてありがとうございます。いくつか修正しました。
- 「事案の種類」の冒頭の段落にある「また、保険会社にとっては正当な支払い拒否であっても、契約者とっては納得がいかない事例もある。」というくだりは、保険会社の不正や過誤とは無関係なため、コメントアウトしました。
- 不適切な不払いの事例を追加しました。
以下は修正はしていませんが、意見として。
- 「契約の不備を理由にする支払い拒否」の内容は、金融庁の行政処分や報告徴求命令の対象となったことがないため、この項自体を削除すべきと考えます。
- 脚注と補足が内容的に重複しています。脚注だけでいいのでは、と思います。
--Iwacky 2006年12月20日 (水) 10:01 (UTC)
現在「注意点」となっている見出し名ですが、これを「脚注」として使うという事でよろしいでしょうか。
以下、Iwackyさんへのコメントです。
「保険会社の不正や過誤とは無関係」とは、どういった意味で使われておられますか? 何通りかの意味が考えられるので、誤解しないようにお聞かせいただければと思います。
それと、『「契約の不備を理由にする支払い拒否」の内容~』についてですが、 ここで扱っているのは「金融庁の行政処分や報告徴求命令の対象」のみに絞り込んだものなのではなく、「保険金の不当な不払い」に関する一連の問題について扱っているはずですから、もし理由として掲げるのであれば「不当な不払いに関連していることであるか否か」の方が適切であると思います。
あと、気になっていた点ですが、「支払い」と「支払」の表記を統一しませんか? 基本的に文章中にて使用する場合、特別な場合を除いては「支払い」とした方が妥当であると思います。 (見直したら勘違いされてしまいそうな書き方だったので一部訂正しました)--Domton 2006年12月20日 (水) 22:46 (UTC)
>現在「注意点」となっている見出し名ですが、これを「脚注」として使うという事でよろしいでしょうか。
いいと思います。
>「保険会社の不正や過誤とは無関係」とは、どういった意味で使われておられますか?
>それと、『「契約の不備を理由にする支払い拒否」の内容~』についてですが、(以下略)
ここで扱っているのが金融庁の行政処分や報告徴求命令の対象だけでない、ということは異論ありません。 Domtonさんの示しておられる「不当な不払いに関連していることであるか否か」に照らすほうが適切ですね。 ここでの「不当」を、私は「保険会社の不正や過誤」と表現しています。
しかし、「契約の不備を理由にする支払い拒否」に書かれているのは「不当な不払いと契約者が感じること」になっています。金融庁の行政処分・行政命令だけでなく、報道でもそこまでを「不払い問題」としているのは(少なくとも私は)見たことがないのですが、具体的な報道があればソースを示していただけますでしょうか。
>あと、気になっていた点ですが、「支払い」と「支払」の表記を統一しませんか?
「支払い」で統一に同意します。 --Iwacky 2006年12月20日 (水) 23:28 (UTC)
削除すべきであるという理由が、言葉そのままに「金融庁の行政処分や報告徴求命令の対象」であるか否かを基準としたものであれば、それはおかしいということをお伝えしたかったのです。 そうではなく、「保険金の不当な不払いに関連していること」であるか否かを基準としているのであれば、削除すべきであるという理由となりうると言いたかったわけです。 どうやら単純な表現の問題であったようですので、これはこれで構わないと思います。
ただし、「本来は契約の段階で斯様な不備を排除し~(略)~契約の無効を主張する。」の辺りは、不当な不払いの発生要因の1つとなった利益優先の営業方針によって行われたものに該当すると判断することができますので、そこまで外れたことではないとも思えます。 それ以降の記述については、観点が微妙に違っていると言うこともできますので、必要、不要の中間点辺りにあるものと言えると思います。要するにそれ以降の記述は書かない方が適切なのかもしれません。 いずれにしても、片方それぞれの立場から見た「正当」「不当」ではなく、第三者の立場から見た「正当」「不当」に重点を置いた書き方をしなければならないと思います。
話は変わりますが、「脚注」「支払い」に同意ということで了解いたしました。--Domton 2006年12月21日 (木) 01:58 (UTC)
「利益優先の営業方針によって行われたものに該当する」ことをもって不払い事件に関連付けるのであれば、不正募集行為がすべて不払い事件に関連付けられることになってしまいます。拡大解釈のしすぎではないでしょうか。
「第三者の立場から見た『正当』『不当』に重点を置いた書き方をしなければならない」というのはまったく異論ありません。だからこそ、ソースをお示しいただければと思います。 --Iwacky 2006年12月22日 (金) 15:44 (UTC)
妙な拡大解釈をしているのはIwackyさん、あなた自身です。自分は不正募集行為すべてとは言っていません。 故に『「利益優先の営業方針によって行われたものに該当する」ことをもって不払い事件に関連付ける』という表現は誤りもいい所です。自分は当然このような意味で表現しているわけではありません。 もっとも、他に不正募集行為をする目的があるとは聞いたことがないわけですが。
当該項目は自分が書いたものではありませんので、ソースを提示する義務はありませんが、不正募集を実際に経験された方のものでは[1]、当該項目とは意味合い的には少々異なりますが、不正募集が報道に至った例では[2](2ちゃんねるですが、読売新聞で06年4月19日に報道されたもの)がありますね。--Domton 2006年12月23日 (土) 01:27 (UTC)
御返事が遅くなり申し訳ありません。
まずは、Iwackyさん、2006年12月14日 (木) で、具体的な事例を挿入いただき有難う御座いました。
引き続き、参照した資料について。ひとまず、東 遥が、「本来は契約の段階で斯様な不備を排除し~(略)~契約の無効を主張する。」旨を書いた際に参照したものを示します。
- 三井住友海上火災保険株式会社に対する行政処分について - 金融庁による発表(平成18年6月21日)
クローズアップ現代「保険金不払いはこうして行われた」(No.2338)2006年12月6日放送分 - ビデオより概要を記述、番組概要はこちらの2006年12月第2週、6日の項
を御参照戴きたく存じます。後者は、ビデオ録画しておいたものから大筋を文字に書き起こしたものです。
まず、(1)の金融庁による行政処分の、1.の事実確認の中の、1.第三分野商品に掛かる保険金の不適切な不払い、の中の(4)の事例です。以下に抜粋します。
(4)代理店が被保険者本人からの告知を受けずに契約を行う等 会社側に法令違反等があるにもかかわらず、 告知義務違反が適用された事例(35件)
の部分、これは、代理店の不正で告知義務違反を引き起こしていますが、保険会社の視点、より厳密に言えば支払いの審査担当者の視点では、契約書に不正が入っていたのだから正当な支払い拒否を行ったのだとみなせます。その一方で、契約者の視点では、代理店の言う通りに契約書を書き、捺印して契約が正しく成立したものと信じ、掛け金も払い続けてきたものが、イザ請求の段で契約の不正を指摘して支払いを拒否されたもの、と私は受け取りました。
後者の報道の中で、事例1については、保険会社の(販売)担当者が病気を隠して告知するように勧めて契約し、後に支払い請求の段階で契約時に発病していた事を理由に支払いを拒否しています。(私は最初にこれを視聴したときに、代理店の担当者が告知しない事を勧めていたのだと受け取っていましたが、今回改めて見直したところ、保険会社の担当者との事です。案の方に書いた事も一部修正が必要になると存じます。)
以上の様に、契約に不備があった、殊に告知義務違反を含む事案でリスクのあるものを受け容れてしまったのが、この類型の問題の原因と存じます。本来なら契約時に契約内容をチェックして斯様なものは排除(契約拒否)しておくべきものと存じます。そのリスクを受け容れておいて、支払い請求の段で排除する行為が支払い拒否として現れた、のだと私は解釈いたします。見方を変えれば、保険会社は斯様なリスクを(そうと承知してか知らずかは判りませんが)負うと見せておきながら、支払いの段ではリスクを負えないとして排除にかかるのは、顧客にしてみれば納得がいきませんし、第三者からの視点から見てもどうでしょうか。その様な内容で書けば宜しいかと存じます。
口下手で上手い表現が出来ませんが、以上が、保険会社の見解と顧客の見解が対立する事例の説明です。東 遥 2006年12月23日 (土) 04:11 (UTC)
資料1については、著作権違反の疑いがあるため、削除しました。関連部分も線で消しました。お騒がせして申し訳ありません。東 遥 2006年12月23日 (土) 05:04 (UTC)
Domtonさんは誤解をしておられるようですが、保険会社の不正募集行為についてWikipediaに書くべきではないとは全く思っていません。「保険金不払い事件」の項に書くのはおかしいでしょうと言っているだけです。 「不適切な不払い」と「支払い漏れ」の書き分けにこだわるのは、それらを峻別しなければ事象を正しく理解したことにならないと考えているからです。 その意味で「不正募集」と「不正な不払い」も(因果関係はあるにしろ)峻別すべきと考えています。(私自身は「不正募集」についてこの項であまり記載すべきでないと考えていますが、ここは見解が分かれているところですね。)
さて、東 遥さんのご指摘についての私の考えです。同じく金融庁の発表で、明治安田生命保険相互会社に対する行政処分について(平成17年2月25日)においては、下記3点が処分理由として挙げられています。
- 同社からの報告内容によれば、生命保険募集人の募集時の説明状況、告知義務違反の内容などを十分考慮せず、例えば以下のような事例について詐欺・錯誤を広く適用し、本来支払うべき死亡保険金を支払っていなかった。
- 生命保険募集人が、重要事項の説明を行っていない、不告知を教唆するなど、保険業法第300条第1項第1号及び同項第3号に違反する保険募集を行っていたものと認められた。
- また、次のような内部管理態勢上の問題も認められた。(内容は略)
ここでは「不払い」と「不告知教唆」が大項目として別に取り扱われています。私は「保険金不払い事件」の項の中で保険会社の不正について幅広く結びつけることは却って正確な理解を妨げるおそれがあると考えておりますので、明治安田生命の行政処分については「不払い」と「不正募集」という複数の要因があった、と理解しました。
ただ、東 遥さんの挙げておられるとおり、三井住友海上については括りが変わっているとも言えますので、金融庁のスタンスの変化ということで理由に含めてもいいかもしれません。
しかし、明治安田生命以前にも不正募集に関する行政処分はありましたが、不適正な不払いに関する行政処分はありませんでした。「保険金不払い問題」という表現が現れたのは明治安田生命の行政処分以降ですので、事象の正確な理解のためにも「不正募集」と「不払い問題」の結び付け方は、明確な根拠がない限り慎重であるべきだと考えています。 --Iwacky 2006年12月24日 (日) 04:39 (UTC)
「不適切な不払い」と「支払い漏れ」は別であるとは言え、結論から言えば支払うべきものを支払っていない事には変わりありません。どちらにしろ周りからは不正な不払いと思われて然るべきものです。 そもそも一般的には「支払わない」=「不払い」というのではないのですか? ですから、記事から分割・削除する必要性を感じませんし、おかしいとも思いません。記事内で分けて書くことには全く反対はしませんが。
そして因果関係があるならば書いても何らおかしいことではないでしょう。 因果関係があるのであれば、これを除外することの方が、事象を正しく理解したことにならないと思いますが違いますか? それが何ら関連性がないのであれば除外も結構であると思いますが、そうでない以上、どうしてそこまで色々除外したがるのかが自分には全く分かりません。--Domton 2006年12月24日 (日) 05:29 (UTC)
メインの話が進まなくなることには同感ですし、記述の内容の向上に資するものでもありませんので、2006年12月23日 (土) 02:39 (UTC)の発言は撤回します。やり取りが分からなくなるのでとりあえず線で消していますが、Domtonさんに同意いただけるなら、Domtonさんの2006年12月23日 (土) 05:51の発言とともに削除していただければ、と存じます。
「不適切な不払い」と「支払い漏れ」に関しては分割や削除を提案しているわけではありませんし、現行の/変更案の記載でDomtonさんも同意いただいているものと考えますので議論しません。 東 遥さんの挙げておられる内容については同意しますので、明示する形で修正しました。 また、「契約の不備を理由にする支払い拒否」と「販売員・代理店のモラル低下」は重複する部分が多く、かつ、保険会社がやったことと代理店がやったことを区別することにはあまり意味はないと考えますので、一つにしたほうがいいと思います。
また、「問題の本質」についても表現上うまくないところ(文末が全部「~といえる」で終わっているなど)を修正しました。 --Iwacky 2006年12月24日 (日) 06:57 (UTC)
Iwackyさんの発言撤回要請に基づき、当該箇所(Iwackyさんによる取り消し線部含む)を除去しました。
「不適切な不払い」と「支払い漏れ」に関しては、当方の書き方が悪かったようです。 Iwackyさんの2006年12月24日 (日) 04:39 (UTC)の発言で例に挙げていたものに関して例で返し、因果関係の件に持っていったつもりでしたが、例の箇所については現行案で良いと思いますので、これはここで終わりにしましょう。
なお、「契約の不備を理由にする支払い拒否」と「販売員・代理店のモラル低下」の重複に関してですが、とりあえず一部を支払い拒否の方に統合してみました。--Domton 2006年12月24日 (日) 08:33 (UTC)
大きな論点はだいぶまとまってきたように思いますので、そろそろ/変更案を本文に移行しませんか? --Iwacky 2006年12月25日 (月) 13:09 (UTC)
また早計な・・・。 それ以外の論点は本文移行後にするのですか? せっかく/変更案があるのに、本文をスタブ化と同等のことをすることはないでしょう。 せめて現状コメントアウトになっている箇所くらいまとめませんか?--Domton 2006年12月25日 (月) 13:39 (UTC)
一部追加と、コメントアウト箇所への対処予定のようなものを付与しておきました。--Domton 2006年12月25日 (月) 14:27 (UTC)
「不当な不払い」
[編集]本文を見ておりますと「不当な不払い」という言葉が頻出しているのですが、これが何を意味するのか明確でないため、主観的な記述に見えてしまいます。上で進行している変更が確定すれば、この問題は解消するのでしょうか? -- NiKe 2007年2月16日 (金) 01:39 (UTC)
- 変更案の「事案の種類」で明確になると存じます。東 遥 2007年2月17日 (土) 01:23 (UTC)
修正案の纏めと本文反映
[編集]修正案の編集開始から大分時間が経過しましたが、そろそろ修正案の纏めに入っていきたいと思います。しばらく何もなければ、本文の方へ反映していこうと思います。よろしくお願いします。--Domton 2007年3月5日 (月) 10:50 (UTC)
書き忘れていましたが、特に意見も無いので変更案を纏めて本文の方へ反映しました。--Domton 2007年3月18日 (日) 07:47 (UTC)