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ノート:交響曲第10番 (マーラー)

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楽器編成

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バルシャイ版に、銅鑼が2つ書いてあります。-- [Café] [Album] 2005年3月14日 (月) 10:06 (UTC)[返信]

調

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Fis-Durに戻されましたが、どちらでしょう。私の手元の資料は皆Fis-Mollなのですが-- [Café] [Album] 2005年4月12日 (火) 06:40 (UTC)[返信]

金子建志『こだわり派のための名曲徹底分析 マーラーの交響曲・2』(音楽之友社 2001年)に引用されている自筆譜などを見る限り、冒頭のヴィオラのための旋律は嬰ヘ長調で書かれているようです。曲全体の調性をどうとらえるかは判断が分かれる可能性がありますが、第5楽章の最後も嬰ヘ長調で書かれているようですし、嬰ヘ長調と見るほうが妥当なような気がします。

特に序奏付きのソナタ形式の曲の場合には、序奏ではなくソナタ形式の部分の冒頭の調を採ることも多いと思いますが。この場合はどうなんでしょうね。-- [Café] [Album] 2005年4月25日 (月) 15:53 (UTC)[返信]
Faber Music/Associated Music Publishers から出ている Cooke 版 (ISBN0-571-51094-9)を見てみると、
I楽章--最初は#6つ(嬰ヘ長調)で始まり、ヴィオラの後、ヴァイオリンの旋律(Ais-Aisのオクターブの跳躍で始まりますね)もその調で記譜されています。途中#3つの部分もあるのですが、♭が5つ、6つで書かれている部分もあります(ついでに書くと調号のついていない部分もあります)。嬰ヘ短調と見るよりは、嬰ヘ長調が調の構成の中心として据えられていると見てよいと思います。(まあ、調性音楽の限界みたいなところがありますからあまり意味ないかもしれませんが。)
II楽章--嬰ヘ短調で始まります。細かい分析をしている余裕はないですが、いろんな調を経て最後は嬰ヘ長調の主和音で終わります。
III楽章--変ロ短調で始まります。終わりは記譜上は変ロ長調のようですが、変二音が繰り返し出てくるので実質上は変ロ短調でしょうね。
IV楽章--ホ短調で始まって最後あたりはイ→ニの上行のあと大太鼓です。少し前にイ→嬰へ→イ→(本位の)へという動きがあるので、ニ短調に転調して終わっていると見るべきなのでしょう。
V楽章--ニ短調(最初のソロの旋律は旋律的短音階の上行)ではじまって、いろいろ転調しますが315小節から最後(400小節)までは嬰ヘ長調で記譜されています。
--で、嬰ヘ長調でいいとおもいます。嬰ヘ長調で書かれている部分が重要な部分で出てくるのに対して、嬰ヘ短調で記譜されている部分は少ないので、あえて嬰ヘ短調という必要はないような気がしますね。
>私の手元の資料は皆Fis-Mollなのですが、と書いておられますが、私はあまり見たことがありません。(というか、あまり嬰ヘ長調という曲はないので、たまに嬰ヘ短調というのを見ると誤植かなと思ってみたことがあるくらいです。調に触れていないものも数多いようには思いますが。)
そのスコアには調は書いてないのですか?-- [Café] [Album]
Gustav Mahler Tenth Symphony とあるだけで、タイトルには調は付されていませんね。逆に、嬰ヘ短調と書かれている資料にはどんなものがあるのですか?
数に意図はありません。-- [Café] [Album] 2005年5月2日 (月) 06:30 (UTC)[返信]
すぐに見つかったので記しておきます。クルト・ブラウコプフ著酒田健一訳『マーラー -未来の同時代者-』(白水社刊 新装複刊 1998年;ISBN4-560-03736-1)に付された作品目録(訳者・酒田氏が原著の他いくつかの文献(なかでもラグランジュの本に多くを負っている由)を参考にして作成されたもの)では、嬰ヘ長調と明記されています。

改訂報告

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改訂にあたっていくつか報告しておきます。

  • 全曲の調性については、第1楽章の調記号が嬰ヘ長調であること、および手元の資料(参考書籍参照)がすべて「嬰ヘ長調」とされていることから、まず確定的だと考えます。
  • 各楽章については、資料にもそれほど詳しく分析されたものがなく、いくつかの記述は私の個人的な印象にすぎない可能性があります。
  • 第3楽章のところで、ヴィオラの伴奏音型を「踏み車」と呼んでいる記述ですが、この表現は資料に記載がなく、ググってもヒットしないため、検証性に欠けると判断して採用しませんでした。
  • 補筆版については、クック版以外は聴いておらず、詳しい資料もないため、見出しレベルを調整してひととおりコメントをつけた程度で、内容はほとんど以前のままです。

これでマーラーの交響曲全曲の記事改訂が一応完了したわけですが、今後の客観性の検証や修正加筆を歓迎します。--みっち 2006年11月27日 (月) 02:56 (UTC) 1点追加--みっち 2006年11月28日 (火) 07:38 (UTC)[返信]

第5楽章の加筆

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「変ロ長調のスケッチの意味としては、第3楽章(変ロ短調)の同主長調である変ロ長調によって終結させることで、アルマの不倫に対する葛藤を解決したように聴かせる効果を狙ったものがあると思われる(マーラーのアルマに対する書き込みは第3楽章から始まっている)。」との文章ですが、出典は示せるでしょうか。でなければ独自の解釈として除去すべきと思います。--みっち 2007年2月9日 (金) 10:33 (UTC)[返信]

執筆者の会話ページにも連絡しましたが、お返事いただけないようなので当該加筆部分は「独自の解釈」と判断してリバートしました。--みっち 2007年2月12日 (月) 01:24 (UTC)[返信]

ギーレン盤について

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ギーレン盤が第三稿第二版とされていますが、第二版が取り入れられているのは第2楽章コーダのシンバルくらいであり、第四楽章の小太鼓やシロフォン、451小節からのヴィオラ、第五楽章の大太鼓の強さ等、第一版を取り入れている部分の方が多いので、第一版とするべきではないでしょうか。ハーディング盤についても第一版であるという訂正情報がメーカーから入った、という話が某CD店から出ているようです(真偽は不明ですが)。--Gruppetto 2008年2月5日 (火) 16:42 (UTC)(修正)--Gruppetto 2008年2月23日 (土) 15:22 (UTC)[返信]

2月13日に発売されたハーディング盤はほぼ第2版に従っていたそうですが、ギーレン盤に関しては上の理由から第1版のほうに記述を移しました。--Gruppetto 2008年2月23日 (土) 15:22 (UTC)[返信]

クック版の楽器編成について

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クック版第3稿の楽器編成が明記されていますが、弦パートの人数が多すぎるのではないかと言う疑問です. 現状表記では 1st.Vn: 25 2nd.Vn: 25 Vla: 20 Vc: 20 Cb: 18 となっていますが、 本曲は基本的に4管編成ですので 1st.Vn: 16 2nd.Vn: 14 Vla: 12 Vc: 10 Cb: 8 程度が適当と思われます.スコアを参照しておりませんので個人の経験で意見申し上げ恐縮ですが、実演を何度か観た経験ですと1st.Vnだけで25名の大編成は無いようです.

もし誤記でしたら訂正頂けると幸いです. --Yoshiaki Oishi会話2018年8月2日 (木) 14:31 (UTC)[返信]

Faber版のスコアを見る限り、弦については人数の指定はありません。また、4管編成なので16型、というのも現代のオケにおける一般的な目安なので、厳密に言えば人数を限定できないでしょうから、弦の人数を書いたIPユーザー(後にブロックされています)の二つの編集[7][8]をそのまま取り消しました。--Gruppetto会話2018年8月2日 (木) 15:30 (UTC)[返信]