ノート:亡命政府
「亡命(ぼうめい)とは、事情により自国籍を放棄して他国に逃れること」であれば、国内の辺境に逃れたものは、亡命政府とは呼ばないはず。実際、カンボジアのポル・ポト政権もアフガニスタンのラッバーニ政権も亡命政府とは呼ばれていない。61.210.161.11 2005年10月25日 (火) 15:44 (UTC)
現行版での定義部が
- 亡命政府(ぼうめいせいふ)とはなんらかの形でその国の政治から排除された(他国による占領や政変など)元首または国民などが組織する政府組織。他国への亡命に限らず、自国の辺境に逃れた場合も含む。
とあるのは確かに一般的な定義とはズレているように感じます。
- 61.210.161.11さんのおっしゃるように、国内辺境地帯に逃れた場合は「亡命政府」とは呼べないと思います。
- 「他国」という語句が2度用いられ、それぞれ意味が異なっているのも好ましくありません。前者は敵対的な他国、後者は「庇護してくれる第三国」ですよね。
そこで、下記のようなものを考えてみたのですがいかがでしょう?
- 亡命政府とは政変や他国による占領などが原因で、その国の政治から排除された元首または国民などが第三国で組織し、その第三国からは一定限度の行動の自由の保証、あるいは国家としての承認などの積極的な支援を得られている政府組織
--にごう 2005年10月25日 (火) 16:00 (UTC)
- ご提示の案は正確で良いのですが、法律の条文のようで少しカタすぎるようにも思われます。現在の分に少し追加したものを作り、事例の部分と合わせて変更してみました。 61.210.161.11 2005年10月26日 (水) 14:22 (UTC)
- ありがとうございます。ただ「通常は非合法的手段(クーデタ、戦争)で転覆された政権の」とある部分が、その亡命政権(およびそれを支持する国家群)側にとって「非合法的」というに過ぎない可能性もあるという点がちょっとひっかかるので筆を入れさせていただきました。--にごう 2005年10月26日 (水) 21:01 (UTC)
- 戦争は必ずしも国際法では非合法ではありませんが、戦争にしろクーデタにしろ、その国の法律に従った合法的な政権交代ではないからです。合法的な政権交代の結果、亡命政権を作った人はいないと思います。いますかね? 61.210.161.11 2005年10月27日 (木) 12:10 (UTC)
満州国臨時政府
[編集]満州国臨時政府なるものがインターネットで見受けられますが、はたして実態はあるのでしょうか? --むなかた 2006年12月30日 (土) 13:26 (UTC)
台湾は亡命政府ですか?
[編集]さて、台湾にある、自称・中華民国は亡命政府に当たりますか?もともと、中国大陸にあった国が内戦で中華人民共和国に敗れて、台湾に逃れてきたのでしょうか?--122.31.29.121 2008年1月3日 (木) 21:47 (UTC)
- 亡命政府(ぼうめいせいふ)とは、クーデターや他国による占領などでその国の政治から排除された元首または国民などが、外国に脱出してその地で組織する政府組織。
- 敗走した時点で、台湾は中華民国の領土ですから、「外国に脱出」は満ちません。--108.60.63.6 2016年5月7日 (土) 07:38 (UTC)
「北元」があるのはおかしい
[編集](前節のIP108.60.63.6氏の投稿をうけて)ならば、王朝発祥の本国を揺るぎなく確保している政権が亡命政権などと、ますますおかしいですな。 ボルジギン朝モンゴル帝国は、1206年にチンギス・ハーンが即位して以来、王統連綿、1634年に最後の大ハーンであるリンダン・フトクト・ハーンが没し、遺児エジェイが翌年にジュシェン族(マンジュ族)のアイシンンギョロ朝に降伏するまで、本拠地のモンゴル高原を確保し続けておりました。植民地(=中国)を喪失すると、本国(=モンゴル高原)をしっかり確保している政権が「亡命政府」になるというのが、まったくもって、意味不明。たとえいくら最大限に「近代国家成立以前と現代とでは国家の概念が異なることを考慮し」たとしても、到底「類似した概念の事例」に該当するとは考えられない。--Dalaibaatur(会話) 2017年1月25日 (水) 07:51 (UTC)
- 9カ月まちましたが、反論なかったので削除を実行しました。--Dalaibaatur(会話) 2017年10月21日 (土) 23:44 (UTC)