ノート:レフ・ヴァウェンサ
改名提案
[編集]- 以下の話題は過去のものです。編集しないでください。今後の応答は新しいセクションで行なってください。
レフ・ヴァウェンサからレフ・ワレサに改名を提案します。理由はワレサのほうがよくつかわれているからです。(参照)--桜螺旋(会話) 2018年8月25日 (土) 13:15 (UTC)
- 反対 反対します。「よく使われているから」ということですが、リンクひとつだけではまともな調査とはいえませんし、ポーランド語がわかる方のコメントをあおぐべきだと思います。--さえぼー(会話) 2018年8月25日 (土) 23:13 (UTC)
- コメント Wikipedia:外来語表記法/ポーランド語にまとめた情報を元にすれば、原音に近い表記は現行の「レフ・ヴァウェンサ」となります。私は個人的には原音主義を是としており記事名は現行のままで良いと考えております。しかし、Wikipedia:記事名の付け方にある望ましい基準は「認知度が高い」、「見つけやすい」、「曖昧でない」、「簡潔」、「首尾一貫している」の五つです。従いまして私は、反対するのであれば原音からの乖離以外の理由を用意する必要があると考えております。原音に近い「ヴァウェンサ」表記よりも、ポーランド語発音への無理解に基づくとはいえ日本語圏で伝統的に用いられてきた「ワレサ」表記の方が国立国会図書館の蔵書検索ヒット数は上です(https://ndlonline.ndl.go.jp/# )。先程挙げた基準のうち「認知度が高い」、「見つけやすい」、「曖昧でない」の3つを満たしているのは、むしろ「ワレサ」表記の方ではないかとすら思われます。記事本文につきましては、当然ですが改名するか否かを問わず、姓のカナ表記について触れた現行の状態は継続させておくべきでしょう。--Eryk Kij(会話) 2018年8月26日 (日) 00:48 (UTC)
- コメント 確かにコトバンクだけで記事をつくることは難しいとは分かりますが、頻繁に使われているという参考にはなるのではないでしょうか。私としては、コトバンクは一般書のひとまずの参考としてかいたのであってもっと用例が必要というのでしたら追加するのですが。--桜螺旋(会話) 2018年8月29日 (水) 16:03 (UTC)
- 今後に生かすためさえぼーさんの意見をお教えいただけませんか。--桜螺旋(会話) 2018年9月5日 (水) 14:18 (UTC)
- 高校・大学などで使われている世界史の教科書や用語集などの表記や、ポーランド史の研究書などの表記例を比較して「ワレサ」のほうが主流であるという場合は反対いたしません。--さえぼー(会話) 2018年9月8日 (土) 10:46 (UTC)
- 情報 もう十年前のものとなりますが『世界史B用語集』(全国歴史教育研究協議会 編、山川出版社、2008年)の350頁には「ワレサ Walesa」の表記が見られます。同じ発行元から改訂版も出ている模様ですが、そちらがどの様になっているかは未確認です。--Eryk Kij(会話) 2018年9月9日 (日) 03:03 (UTC)
- コメント お答えくださりありがとうございます。教科書についてはわかりませんが、『必携世界史用語』(世界史用語研究会 著、実教出版)で「ワレサ」の表記が使われており、『東欧を知る事典』(平凡社)でも「ワレサ」が見出しで使われています。--桜螺旋(会話) 2018年9月10日 (月) 14:48 (UTC)
- 「ワレサ」表記の文献
- 『世界史用語集』(全国歴史教育研究協議会編、山川出版、2014年)
- 『新世界史』〈チャート式シリーズ〉(数研出版、2014年)
- 『図説 世界史人物百科』〈ラルース〉(原書房、2005年)
- 『詳説世界史研究』(山川出版、2017年)
- 「ワレサ(ヴァウェンサ)」
- 『ポーランド・ウクライナ・バルト史』〈新版 世界各国史〉(山川出版、1988年)
- 『ポーランドを知るための60章』(明石書店、2001年)
- 「ヴァウェンサ」
- ポーランド史論集(三省堂、1996年)
- 「ヴァウェンサ(ワレサ)」
- 『ポーランドの歴史』〈ケンブリッジ版世界各国史〉(創土社、2007年)--桜螺旋(会話) 2018年9月22日 (土) 12:12 (UTC)
- 雛鳥(Hinadori) 2018年9月8日 (土) 22:29 (UTC)
- 「ワレサ」のほうが用例が多いということでしたらとくに反対はしません。--さえぼー( 会話) 2018年9月22日 (土) 13:02 (UTC)
- コメント さえぼーさんが意見を変更されましたので一週間経過しましたら改名を実施しようと思います。--桜螺旋(会話) 2018年9月22日 (土) 15:13 (UTC)
- コメント 『ポーランド史論集』では「ヴァウェンサ」表記のみとなっているのですか。さえぼーさんは意見を変更されたようですが、私が新たに反対に投票してもよろしいでしょうか? 私はEryk Kijさんと同様にかなり原音を重視する考えを持っています。「ヴァウェンサ」表記の報道も見られるようです。(『ポーランドのヴァウェンサ元大統領、「統一は周辺国の協力が重要」』Korea.net、2016年11月8日)--雛鳥(Hinadori) 2018年9月24日 (月) 22:24 (UTC)
- 賛成 それでは私ははっきり賛否を表明しておくべきですね。残念ながら賛成です。理由は結局明確な反論を組み立てられなかった為です。基本的に私は原音主義で進めたいのですが、Wałęsa氏の場合は例外とせざるを得ないと捉えております。ここまで挙げられた実例を見ても、首都名ワルシャワ(本来であれば「ヴァルシャヴァ」に近い発音とするべき)と同様に本来的には誤表記であるとはいえ日本語文化圏ですっかり定着してしまっていると考えられる為です。この様な場合は残念ながら先述したWikipedia:記事名の付け方の方針文書を優先せざるを得ないという姿勢でございます。ただ、雛鳥さんは他の観点から反対意見をお持ちの様ですので、それを是非伺っておきたいと存じます。なお、もし仮に同じ姓を持つ別人で特筆性のある人物項目を作成する必要が生じた場合の扱いに関しては、流石に原音に近い「ヴァウェンサ」表記で構わないと考えております。「連帯」運動を展開する事で既に歴史的に重要な足跡を残している Lech Wałęsa氏のみが例外となるという見解です。--Eryk Kij(会話) 2018年9月25日 (火) 10:33 (UTC)
- コメント 2018年2月14日の朝日新聞にワレサ氏のインタビューが載っていますが「ワレサ」表記のみとなっています。また2014年公開のこちらの映画や1988年の自伝でも「ワレサ」表記です。上記のように専門書においても「ヴァウェンサ」表記のみの書籍はほぼないため「ワレサ」を支持せざるを得ません。--桜螺旋(会話) 2018年9月25日 (火) 12:44 (UTC)
- コメント 2018年2月14日の朝日新聞のインタビューというのは、こちらの『「分断」はなぜ起きる 「連帯」率いたワレサ氏が見る今』という記事のことですね。他にもニュース検索で「ワレサ」表記の記事が複数出現します。2013年(日本では2014年)公開のアンジェイ・ワイダ監督の映画『ワレサ 連帯の男』でも確かに「ワレサ」表記です。なお、アンジェイ・ワイダの姓 Wajda も本来は「ヴァイダ」となるはずですが、日本では「ワイダ」と呼ばれているようです。教科書などではありませんが、私の所有している『日本人になりたいヨーロッパ人 ヨーロッパ27カ国から見た日本人』という文庫本でも両者は「ワレサ」「ワイダ」として紹介されています。日本では1988年に出版された『ワレサ自伝 希望への道』でも著者名は「レフ・ワレサ」とされています。現在の記事本文には「ヴァウェンサ」という表記が「比較的新しい表記法」と記載されていますが、本人が「連帯」を創設したのが1980年、ノーベル平和賞を受賞したのが1983年だということを考えるとこれはあまり正しくないのかもしれません。もし本当に「ポーランド語アルファベットに対する誤解」から「ワレサ」という表記が生じたのだとすれば Lech という名も「レック」「レッチ」や「レッヘ」などと読み間違えられていてもおかしくないように思います。--雛鳥(Hinadori) 2018年10月5日 (金) 09:37 (UTC)
- コメント 「比較的新しい表記法」とは日本語表記としては「ヴァウェンサ」が新しい表記であるという意味だと思います。Lechは「レフ」と表記されている文献しか見当たりませんでした。--桜螺旋(会話) 2018年10月8日 (月) 14:29 (UTC)
- コメント そうですか。私は実は今、改名に反対するかどうか少々迷っているところです。詳細は今から一日以内にお伝えしたいと思います。--雛鳥(Hinadori) 2018年10月8日 (月) 21:52 (UTC)
- コメント 最初は私もさえぼーさんと同じく反対するつもりで、こちらの「1970年代ポーランドにおける対外債務累積のメカニズム」という岡山大学経済学会雑誌の記事のような「ヴァウェンサ」表記の用例(80ページ参照)も見つけていたのですが、つい先日ノート:アンドラウ・ユールスエーヤで書籍や論文での記載を疑問視するような意見が出ていて少々わからなくなっているところです。--雛鳥(Hinadori) 2018年10月9日 (火) 22:07 (UTC)
- コメント ノート:アンドラウ・ユールスエーヤを確認しましたが、雛鳥さんが懸念されていることは「ヴァウェンサ」が「偽の権威」ではないかということでしょうか。それならば上記の岡山大の論文をお書きになった方は経歴を見る限り、翻訳を誤ることはあまり考えられないため心配はいらないと思います。私が改名を提案した理由は、「ワレサ」がセンター試験の資料集と用語集で現在使用されているものであること、また検索した限り朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、共同通信、時事通信が「ヴァウェンサ」ではなく「ワレサ」表記でありまたその他の文献でもほとんどが「ワレサ」か「ヴァウェンサ」との併記であること、外務省も「ワレサ」表記をより多く使用しており、たとえ使用しているときでも「ヴァウェンサ」は「ワレサ」と併記されていること、以上のことなどからWikipedia:記事名の付け方の「認知度が高い」及び「見つけやすい」に合致していると考えたからです。もちろん、「ワレサ」に変わったとしても「ヴァウェンサ」についての現在の記述は変えないつもりです。また私が9月25日に示した記事は雛鳥さんの示された記事ではなくこちらの記事です。確認が遅れ申し訳ありませんでした。--桜螺旋(会話) 2018年10月11日 (木) 15:23 (UTC)
- 反対 日本では「カダフィ大佐」として知られる人物もムアンマル・アル=カッザーフィーという記事名で立っている上に、当該記事の改名提案でも改名は事実上否決されています。「レフ・ワレサ」はリダイレクトとして既に存在していますから、「ヴァウェンサ」表記でも特に問題はないと考えます。--Schwei2(会話) 2018年10月14日 (日) 10:22 (UTC)
- コメント カザフィ大佐の記事名はWikipedia:記事名の付け方/アラブ人等イスラム系の人名に従った結果だと思われます。Wikipedia:記事名の付け方#各分野での慣例を見る限り現時点ではポーランド人の記事名の付け方の合意は存在しないようです。--桜螺旋(会話) 2018年10月15日 (月) 15:53 (UTC)
- コメント いくら日本で「ワレサ」が定着していようと、「誤った読み方」である以上記事名にするのは抵抗があります。--Schwei2(会話) 2018年10月17日 (水) 04:52 (UTC)
- コメント 原音に近い表記を取りたいという気持ちはわかります。ただすでに読み方が定着している場合があり、上記に述べたとおり記事名の基準である「認知度が高い」及び「見つけやすい」(Wikipedia:記事名の付け方)に従わなければならないため、今回の場合はワレサが適切かと思います。--桜螺旋(会話) 2018年10月17日 (水) 12:13 (UTC)
- コメント Wikipedia:記事名の付け方は現在のところ、「方針」ではなく「ガイドライン」とされています。Wikipedia:方針とガイドライン#位置づけによると「編集者はガイドラインに従うように推奨されますが、それについては常識に基づいて判断し、個別の事情に応じて例外を適用してもかまいません。」とされています。そのため、「従わなければならない」というほどではないのかもしれません。桜螺旋さんは9月25日に『「ワレサ」を支持せざるを得ません』と発言されていますが、貴方も本心では「ヴァウェンサ」にするべきだとお考えなのでしょうか?--雛鳥(Hinadori) 2018年10月28日 (日) 01:55 (UTC)
- コメント 十分に広まっているというのであれば「ヴァウェンサ」でもよいのですが依然として「ワレサ」表記のみの文献が存在するため記事名としては「ワレサ」とするのがより良いと考えます。ガイドラインの例外とすべきとおっしゃられるのでしたら十分な理由が必要だと考えます。十分な理由をお教えください。もう少し調査をしましたが「ワレサ」表記のみである近年の文献がまだ存在しております。--桜螺旋(会話) 2018年11月1日 (木) 09:42 (UTC) 文献追加--桜螺旋(会話) 2018年11月2日 (金) 14:05 (UTC)
- 『東欧革命1989』ヴィクター・セベスチェン 2009年、
- 『1989 世界を変えた年』マイケル・マイヤー 2010年
- 『ノーベル賞受賞者業績事典』日外アソシエーツ 2013年
- 賛成 本件改名提案を検討するにあたっては「Wikipedia:記事名の付け方」の「記事名を付けるには」節に定められている基準に従うのが妥当でしょう。しかるときは「レフ・ヴァウェンサ」よりも「レフ・ワレサ」の方が圧倒的に認知度が高いのは論を俟たないことである以上、本項目は「レフ・ワレサ」に改名するべきであるとの結論になります。「カダフィ大佐」が「ムアンマル・アル=カッザーフィー」という記事名になっていることを理由として改名に反対するご意見もありますが、他の記事を参考にするべきであるという趣旨であるならば、「ヴィェラ・チャースラフスカー」ではなく「ベラ・チャスラフスカ」、「エーファ・ブラウン」ではなく「エヴァ・ブラウン」、「リヒャルト・ヴァーグナー」ではなく「リヒャルト・ワーグナー」、「ゲアハルト・ベルガー」ではなく「ゲルハルト・ベルガー」、「エリック・エドシーク」ではなく「エリック・ハイドシェック」が記事名になっていることからわかるように圧倒的多数の記事において認知度の高いものが最優先で記事名とされていることから、本項目についても認知度が著しく低い「レフ・ヴァウェンサ」から認知度が高い「レフ・ワレサ」に改名するべきであるというのが論理的帰結であるはずです。にもかかわらず、なにゆえ極めて少数の例外的存在であるに過ぎない「ムアンマル・アル=カッザーフィー」を引き合いに出して改名に反対なさるのか私には理解することができません。また、「レフ・ワレサ」が「誤った読み方」であることを理由として改名に反対するご意見につきましては「Wikipedia:記事名の付け方」の「記事名を付けるには」節に定める基準に「正しい読み方である」という条項は存在しない以上、ガイドラインに基づかない独自見解を理由とした反対意見に過ぎないと申し上げざるを得ないと思われます。「レフ・ワレサ」がすでにリダイレクトとして存在しているから「レフ・ヴァウェンサ」で問題はないとのご意見については「レフ・ワレサ」を記事名としても「レフ・ヴァウェンサ」をリダイレクトページとすれば問題ないと申し上げることができるため、反対意見として説得力に欠けるのではないかと考えます。以上に述べた理由により、「レフ・ワレサ」への改名に賛成します。--Pinkpastel(会話) 2018年11月4日 (日) 19:42 (UTC)
- 私はポーランドは守備範囲外です。が、『木戸蓊・伊東孝之編「東欧現代史」(有斐閣選書)』、アンリ・ボグダン著・高井道夫訳「東欧の歴史」(中央公論社)』、『東欧を知る事典(平凡社)』(ちなみにワウェンサとも呼ぶと書いてあり、ヴァウェンサとは書かれて居りませんでした)ではすべて「レフ・ワレサ」と記載されています。他にも調べれば出て来るとは思いますが、すぐには出て来ないので数冊だけですがご参考までに。--Hideokun(会話) 2018年11月5日 (月) 03:50 (UTC)
- コメント 現在はまだ「ワレサ」が一般的ですが、原音主義が広まっている現在、将来的に「ヴァウェンサ」が主流の表記となってもおかしくない状況にあります。Wikipediaでは以前よりこの記事名だったのですから、わざわざ「ワレサ」に改名するのは時代に逆行しているような気もします。このような基準は本来ないのかもしれませんが、新規記事ではなく改名なので抵抗感があります。--Schwei2(会話) 2018年11月5日 (月) 14:24 (UTC)
- 私は表記については特に意見はありません。ただ、駐日ポーランド共和国大使館では「レフ・ヴァウェンサ(ワレサ)大統領」という扱いになっていますね。しかし、外務省のポーランド共和国の項目では「ワレサ大統領」となっています。--Hideokun(会話) 2018年11月6日 (火) 02:38 (UTC)
- 質問(Schwei2さんへ)いくつか質問があります。一つ目は「原音主義が広まっている現在」と述べておられますが、原音主義が広まっているという根拠は何でしょうか。Pinkpastelさんが述べておられますように原音とは異なる記事名が採用されている記事が複数存在しております。二つ目は「新規記事ではなく改名なので抵抗感があります」と述べておられますが、なぜ新規記事と改名とで記事名に異なった基準が適用されると考えていらっしゃるのでしょうか。最後に質問ではありませんが「将来的に「ヴァウェンサ」が主流の表記となってもおかしくない状況にあります」と述べておられますが、ワレサがこれからも使われ続ける可能性も十分にあるかと思います。また、「Wikipediaでは以前よりこの記事名だったのですから」と理由を述べておられますが、不適切な記事名が放置されたままになっている記事も多数存在しているため納得することができません。それと、記事名とは改名する時点での主流の表記を採用すべきであって(少なくともガイドラインには未来の表記まで考慮すべきとは述べられておりません)未来のことを考慮に入れるのはいささか性急であるかと思います。--桜螺旋(会話) 2018年11月8日 (木) 16:51 (UTC)
- 原音主義が広まった例を挙げるならば「マホメット」→「ムハンマド」、「ルーズベルト」→「ローズヴェルト」[1]、「きんだいちゅう」→「キム・デジュン」などといったものがあります。現状「ワレサ」という記事名であればその記事名には反対しませんが、「ヴァウェンサ」で立っているのをわざわざ「ワレサ」に改名する積極的な理由に欠けると思ったまでです。ところで改名する場合、グダニスク・レフ・ヴァウェンサ空港も改名するのでしょうか? --Schwei2(会話) 2018年11月16日 (金) 07:38 (UTC)
- グダニスク・レフ・ヴァウェンサ空港については、一緒に変えるべきとも思いますが、固有名詞ですから表記を調査して別に改名提案を出すべきかと思います。根拠についてはわかりました。ただマホメットについては1991年時点で広辞苑に既にのっており、その後1998年の版でムハンマドに主が変更されたそうなので[2]両者がどちらも普及していた表記だったのではないかと思います。対してヴァウェンサ、ワウェンサともに先ごろ発売された『広辞苑 第七版』にのっておらず一般に普及した表記とは言えません。ルーズベルト、ローズベルトについては両者とも原音に基づく表記です[3]。ただ本人が自らの名前をどう読んでいたか[4]を考えて変えたのだろうと思います。金大中など韓国人名の表記については全斗煥大統領時代に外務省が来日に際し韓国語表記に変えたこと(1984年7月5日朝日新聞)、それと同時期に進行していた崔昌華による民族読み訴訟[5]が影響したのだと思います。ムハンマドやルーズベルトについては、死亡して長い時間がたっていることも考慮すべきかと思います。確かに原音に基づく表記は広まっているようですが、このようにそれぞれの言葉によってさまざまな事情があります。そもそもウィキペディアは専門家だけがみるわけではないのです。それを重視せず原音表記だからと専門家にしかわからないような表記を採用したままにしますと一般人が困惑してしまいます。例えるならトルーマンを「ツルーマン」、サウジアラビアを「サウディ・アラビア」、ワルシャワを「ヴァルシャヴァ」のままにしておくようなものです。--桜螺旋(会話) 2018年11月20日 (火) 15:04 (UTC)
- 原音主義が広まった例を挙げるならば「マホメット」→「ムハンマド」、「ルーズベルト」→「ローズヴェルト」[1]、「きんだいちゅう」→「キム・デジュン」などといったものがあります。現状「ワレサ」という記事名であればその記事名には反対しませんが、「ヴァウェンサ」で立っているのをわざわざ「ワレサ」に改名する積極的な理由に欠けると思ったまでです。ところで改名する場合、グダニスク・レフ・ヴァウェンサ空港も改名するのでしょうか? --Schwei2(会話) 2018年11月16日 (金) 07:38 (UTC)
コメント賛成 - WP:NCの定めるところに従い、「レフ・ワレサ」に改名するのが妥当です。学者が論文を書く場合にはその人が一番正しいと思う表記を採用して差し支えありませんが、ウィキペディアでは「世間でもっとも一般的な表記」を採用しなければなりません。- ところで「ローズヴェルト」と「ルーズヴェルト」ですが、より原音に忠実な表記は「ローズヴェルト」であり、戦前、F.D.ローズヴェルトが存命であった時期は、日本でもローズヴェルトという表記が普通に行われていたようです。一例を挙げると、昭和8年に日本の外務次官から大蔵次官に宛てた公文書「「アメリカにおける財政経済問題に関する重要立法に関する件」 アジア歴史資料センター Ref.A08072051700 」で「ローズヴェルト」と表記されています。アメリカでも、Rooseveltは「ルーズヴェルト」と発音したくなるため、「rose-beltのように発音するのが正しい。loose-beltのように発音するのは誤り」と報道で言及されていたそうです。戦後の日本で、いつの間にか「ルーズベルト」表記が普通になって現在に至っている模様です。ですので「原音主義が広まっている」という例には当てはまらないと思われます。--Pooh456(会話) 2018年11月21日 (水) 05:49 (UTC) / 「コメント」を「賛成」に変更。--Pooh456(会話) 2018年11月21日 (水) 06:19 (UTC)
- 現在はまだ「ルーズベルト」という表記が一般的で、ウィキペディアでもそのようになっていますが、近年の教科書ではリンク先のように「ローズヴェルト」と表記されているようです。--Schwei2(会話) 2018年11月24日 (土) 05:13 (UTC)
Pooh456のコメントを見ますと、ローズヴェルトについては古い表記に戻ったように感じました。しかし、どちらとも断定はできないと思います。さて、さらに使用例を調べてきました。まず近年の辞典の見出しは下記のとおりです。
辞典 | Muḥammad | Roosevelt | Wałęsa | |||
---|---|---|---|---|---|---|
主 | 誘導 | 主 | 誘導 | 主 | 誘導 | |
広辞苑 第七版(2018年) | ムハンマド | マホメット | ルーズヴェルト | ローズヴェルト | ワレサ | (なし) |
大辞泉 第二版(2012年) | ムハンマド | マホメット | ルーズベルト | ローズベルト | ワレサ | (なし) |
また、今年のLech Wałęsa氏へのインタビュー記事では、一様に「ワレサ」のみを使っています。
- 2018聞く 連帯の基盤 欠く欧州『読売新聞』2018年1月4日
- (インタビュー)未来占う「言葉の時代」 ポーランド元大統領、レフ・ワレサさん『朝日新聞』2018年2月14日
- 試練の民主主義 変革道半ば(時論)『日経新聞』2018年7月10日
- 時代の伝言 新たな価値観必要 ポーランド元大統領、自主管理労組「連帯」初代委員長 レフ・ワレサ氏(74) 『毎日新聞』2018年8月24日
また共同通信社、NHKの表記も「ワレサ」のみとなっています。
- 伝える 訴える 第14回(ドイツ)「歴史の目撃者として」(下)『共同通信』2016年8月1日
- ここから 自由の風が ~ポーランド民主化から20年~『NHK』2009年8月29日
これらにより、「ヴァウェンサ」表記は一般に広がっていないと言え、また表記がすぐには広まる様子がないことが言えると思います。よって繰り返しになりますがWikipedia:記事名の付け方#記事名を付けるにはに基づき「レフ・ワレサ」への改名を提案します。--桜螺旋(会話) 2018年12月2日 (日) 13:31 (UTC)
提案 8月から議論してきましたが、合意を形成をできませんでした。また、意見も出尽くしたようなので、ここでWikipedia:論争の解決に従い、投票に進むべきと思います。特に問題なければ一週間後に投票案を公表いたします。--桜螺旋(会話) 2018年12月9日 (日) 13:06 (UTC)
投票(案)
投票の主題 | ポーランドの人物 Lech Wałęsa の日本語版項目名について |
投票場所 | ノート:レフ・ヴァウェンサ#投票 |
投票に先立つ議論 | ノート:レフ・ヴァウェンサ#改名提案 |
投票者の資格 |
|
投票期間 | (本選)201X年XX月XX日 00:00 (JST)から201X年XX月XX日23:59 (JST)まで (決選)201X年XX月XX日 00:00 (JST)から201X年XX月XX日23:59 (JST)まで |
投票のルール |
|
念のため二週間以上様子を見ましたが特に何もないようなので案を公表いたします。--桜螺旋(会話) 2018年12月28日 (金) 15:32 (UTC)
コメント全員一致でなくともよろしいようなので、投票準備を中止し削除依頼を提出します。--桜螺旋(会話) 2019年1月25日 (金) 15:54 (UTC)
- 報告 提案者によりWikipedia:削除依頼/レフ・ワレサが提出されました。削除依頼を出したのであれば審議ページの誘導をおこなっていただきたいものです。--雛鳥(Hinadori) 2019年1月27日 (日) 13:54 (UTC)
- 返信 申し訳ありません。リンクを貼り忘れてしまいました。--桜螺旋(会話) 2019年1月30日 (水) 14:43 (UTC)
- 終了 上記の提案者の投稿から一か月後の2019年3月1日 (金) 04:03 (UTC)にDr jimmy氏により議論停止を理由として記事本文から{{改名提案}}が除去され[6]、Wikipedia:改名提案とWikipedia:コメント依頼からも本案件が除去されました [7][8]。その後、2019年3月1日 (金) 08:24 (UTC)にWikipedia:削除依頼/レフ・ワレサがKurihaya氏により合意形成なしとして存続終了となりました。--雛鳥(Hinadori) 2019年3月4日 (月) 19:18 (UTC)
- 以上の話題は過去のものです。編集しないでください。今後の応答は新しいセクションで行なってください。
ワレサ表記が広まった経緯についての質問
[編集]現在記事では「これはポーランド語アルファベットに対する誤解から生じたものである」、「原語の発音から掛け離れた「ワレサ」という表記は、ポーランド語本来の綴りである“Wałęsa”がダイアクリティカルマークをほとんど用いない英語アルファベットに転写されて“Walesa”となってしまい、これを英語式に発音した「ワレサ」が英語圏経由の報道により日本に伝わり、そのまま定着してしまったものである。」とされていますが、この経緯は確かなものでしょうか。一見したところでは、1.ポーランド語での発音をカナに起こすとヴァウェンサに近い、2.それにも関わらず日本ではワレサという表記が普及していた、の2点は正しいとしても、この2点を結ぼうとする3.ポーランド語のWałęsaが英語圏でWalesaと表記・発音され日本に伝わりワレサ表記が広まった、という部分は出典のない推測のように思われます。--Sugarman(会話) 2020年1月9日 (木) 01:37 (UTC)
コメント 小森田秋夫・東大名誉教授が開設しておられる「ロシア・東欧法研究のページ」に「『マルゴルザタ』 問題、またはポーランド語の固有名詞の表記について」があり、
以上の諸問題が凝縮されている代表株が、Wałęsaではないでしょうか。推測するに、彼についての第1報が英語メディアから入ることによって第2の問題が生じ、第3の問題ともあいまって 「ワレサ」 となり、その (一時期の) 圧倒的な知名度のゆえにそのまま定着してしまったものと思われます。ポーランド専門家でもほとんどの方が 「ワレサ」 とされているのが現状です。
とあります。WP:Vを満たす出典と思います。
また、田口雅弘・岡山大学経済学部教授が、「フォーラム・ポーランド「ポーランド県名のカナ表記問題に関するメモ」で
「ワレサ」問題のように、初めにまちがって使われた表現が定訳となって一人歩きすることを、私たちは何度も経験してきた。
と述べておられます。「『ワレサ』問題」が、「ポーランドに詳しい日本の有識者の間では、特に説明を要しないほど周知のこと」であると伺えます。--Pooh456(会話) 2020年1月9日 (木) 02:51 (UTC)
コメントありがとうございます。この場合、これらの出典を記事に追加するべきでしょうか?それとも、特別に出典をつける必要がないほどに広く知られている確かなことと理解するべきでしょうか?--Sugarman(会話) 2020年1月9日 (木) 04:36 (UTC)
出典の内容と本文を見比べましたが、本文は特に直さなくても大丈夫なようです。--Pooh456(会話) 2020年1月9日 (木) 05:11 (UTC)
編集案確認しました。本文についてですが、小森田氏が「推測するに……と思われます」と書いていることを踏まえて、念の為に「……そのまま定着してしまったものとされる」のように、断言を避ける形にしてはどうでしょうか?--Sugarman(会話) 2020年1月9日 (木) 05:40 (UTC)
- 仰せの通りですので、そのように編集してみました。如何でしょうか。
これで大丈夫そうですね。何から何までお手数おかけして申し訳ありません。--Sugarman(会話) 2020年1月9日 (木) 07:15 (UTC)
報告 ご確認ありがとうございました。合意形成と言うことで、編集しておきました。この度は、貴重な問題提起、ならびに迅速なご対応を頂き、誠にありがとうございました。問題提起から6時間で合意形成というのは、恐らく最速の部類と思います。また何かありましたら宜しくお願いいたします。--Pooh456(会話) 2020年1月9日 (木) 07:39 (UTC)