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ノート:ヤン・キョンジョン

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疑問

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@利用者:Sugarmanさんはじめこの記事に関心のある利用者の方々にうかがいますが、この記事はウィキペディア的に大丈夫なのでしょうか?2012年に出版されたアントニー・ビーヴァーThe Second World Warの冒頭部分にある関連記述でソースの提示なしに「ヤン・キョンジョン」として紹介されています。ただ、この記事のソースとして付けられているリンクのうちデイリー・メールの記事もハフィントン・ポストの記事も自書の宣伝目的でアントニー・ビーヴァーにより書かれたものです。つまり出所は同じです。それ以外の出所はインターネット掲示板です。英語版ウィキペディアでは利用者:Benlisquareさんが記事を半ば「私物化」してしまう状況に陥いり、特筆性に疑問が持たれたことがあって、Sealleさんという利用者が出版社にソースの提示を求めましたが返答は来ていないようです。最悪の場合、アントニー・ビーヴァーのソースもインターネット掲示板かもしれません。また、スティーヴン・アンブローズD-Day June 6, 1944: The Climactic Battle of WWIIでは「Yang Kyoungjong」という名前は使われていませんし、今年出た同書のイラスト版であるD-Day Illustrated Edition: June 6, 1944: The Climactic Battle of World War IIにおいても「Yang Kyoungjong」という名前は出てきません。さらに、SBSは「ヤン・キョンジョン」という名前はフィクションだと結論付けています。利用されている写真自体は、かなり多くの場所で紹介されてきているようですので、特筆性があるような感じがしますが、Wikipedia:特筆性 (人物)独立した二次資料とは?に照らした場合、「ヤン・キョンジョン」という表題の記事の特筆性は極めて危うい状況にあるということがわかります。Takabeg会話2014年9月23日 (火) 10:03 (UTC)[返信]

私自身この「ヤン・キョンジョン」なる人物は恐らく実在しない都市伝説的な人物であろうとは思っていて、記事の作成にあたって彼を「架空の人物である」と定義した上で現在の「経歴」項に相当する内容を一切除去する事も考えてはいたのですが、彼を実在人物とする出典(ビーヴァー氏の記事、著書)があるものだから架空と言い切ってしまう自信がなかったのです。
個人的に興味があったのは、英語版翻訳後に韓国語版やロシア語版を参考に加筆した「実在に関する議論と経緯」に含まれる内容です。ビーヴァー氏の主張が信頼できないとした場合でも、この写真がブレーワーのエピソードと共に韓国で広まったこと、彼の名前としてヤン・キョンジョンなる名が語られたこと、ヤン・キョンジョンなる人物に関する検証が行われたことに関するそれぞれの韓国語記事は信頼できる情報源かな、とは思うのですが、どうでしょうか?SBSによる検証が行われたこと自体もそうですが、この名前は使われていないにせよ、彼のものとされるエピソードがいくつかの映画や小説で題材になっていることもありますから、ビーヴァー氏が主張する経歴はともかく、流行から検証までの顛末の方にはいくらかの特筆性が認められるのではないかなと考えています。
もし完全に架空の人物と言い切ってしまえるなら、韓国で生まれた一つの都市伝説として記述することもできるのではと思っているのですが…… --Sugarman会話2014年9月23日 (火) 17:45 (UTC)[返信]

それと、ブルワーさんは第101空挺師団所属でしたが、写真の米兵のM1ヘルメットを見ると白い大きなアーチ (white arc)がありますよね。これは、戦闘工兵大隊や特殊工兵旅団所属の将兵特有のしるしのはずです (鉄帽専門家ではないので間違っていたらすみません)。ブルワーさんが直接尋問したわけではないのでしょうけど。Takabeg会話2014年9月25日 (木) 11:01 (UTC)[返信]

アントニー・ビーヴァー

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お久しぶりです利用者:Sugarmanさん。The Second World Warの和訳の上巻『第二次世界大戦1939-45(上)』が5月末に白水社から出版されるようです。英語版の冒頭の「ヤン・キョンジョン」なる人物の「略歴」などもそのまま翻訳してしまっているのか確かめてみたいところです。「ヤン・キョンジョン」という個人名の記事では特筆性が疑わしく、マイウェイ 12,000キロの真実という記事の一部になる程度ではないでしょうか。この項目が無くなってしまうのはもったいないと思います。現在の版の書き方は、あたかも実在した人物であるかのような仕様になっていて、読者に間違った印象を与えかねません。ウィキペディアが歴史の捏造に加担してしまうのは好ましくないと思いますので、記事名を個人名ではなく写真のタイトルに変更して、写真を「主語」にした記事として修正するのがいいのではないかと考えますが、いかがでしょうか?Takabeg会話2015年5月20日 (水) 02:01 (UTC)[返信]

以前も述べたとおり、私個人としては「ヤン・キョンジョン」なる人物は架空の人物だとは思っていて、彼を実在人物とする英語版からの翻訳がベースとは言え、「実在の人物である」と言い切る形の書き方はしないように心がけたつもりですし、少なくとも写真を巡る一連の顛末について特筆性が認めうるとは思っています。ただ、それ故に写真を主題とした記事にするという提案にも特に反対はありません。問題は記事名で、件の写真にはタイトルらしいタイトルというのがなさそうなんですね。「ドイツのアジア系徴募兵」(Conscripted German Asian Soldier)という表現は恐らくwww.ww2incolor.com側で付けたタイトルですから、記事名に使うのはちょっと怖いですし、写真の人物を含めて大勢いたアジア系兵士の総論のように思われるかも知れません。さすがに「NARA資料番号026-G-2391」というわけにもいきませんし、やはり記事名としては「ヤン・キョンジョン」が無難と思えるのです。
そういう次第で、記事名はそのままにして、「ヤン・キョンジョンは、……」で始まる導入文を改訂し、1.件の写真に写った人物がヤン・キョンジョンと呼ばれていること、2.一方で彼は架空の人物であるらしいこと、3.本項では件の写真を巡る顛末について主に述べること、あたりを盛り込む形ではどうでしょう。記事の構成についても、現在の「実在に関する議論と経緯」の節名を適切に改めた上で先に持ってきて、「経歴」の節についてはより縮小するか、あるいは「実在に関する議論と経緯」のビーバーの主張の部分に組み込んでもいいかもしれません。--Sugarman会話2015年5月20日 (水) 02:49 (UTC)[返信]