ノート:ヤガ科
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分類
[編集]問題はこれだけではないですが、分類節(「亜科」から改名しました)の記述が煩雑だと思います。日本語Wikipediaに記事がある種が優先的に選出されてるのかというとそうではないですし、量が多い割に網羅的ではなく、どういう基準で代表的な種が選出されているのかがよくわかりません。とはいえ有名な農業害虫などの記述はあった方がよいと思うので、分類節とは別に「代表的な種」のような節を設けて現状の種名の羅列は削除し、分類節の方は内容を一新するのが良いかと思いますが、何か意見ありますでしょうか。 --森津(会話) 2020年12月24日 (木) 13:03 (UTC)
2020年12月27日の全面的改稿
[編集]変更点は以下のとおりです。
- 序文の表現を変更しました。
- 生物分類表の画像にフクラスズメの写真が使われてましたが、Arcte属は最近の研究でも所属先がErebidaeか狭義ヤガ科かで割れてるみたいなのでとりあえずNoctuaに変えました。文中のZahiri(2011)では狭義ヤガ科に入ってるのでもし気になるのであれば戻してください。
- 生物分類表のリンクをwikispeciesへのものに変えました。記事に書いたとおり分類が流動的なので、英語Wikipediaでさえフォローできてない部分があります。
- 文中の学名のリンクも亜科レベルの分類群のものは基本的にはwikispeciesのものにしています。種の方は英語Wikipediaに記事があってWikispeciesに記事がない例も割とあり、個人的に英語Wikipediaへのリンクの方がふさわしいと思った種(農業害虫など)もいるので基本的に英語Wikipediaにリンクしています。
- 「概要」節を消去し、「形態と多様性」「生態」「人との関係」の三節に分けました。元の「概要」節の文章は問題が大きいと判断したため、ほとんど残っていません。個別の文章の問題を具体的に挙げるのはやりたくないので要約すると「出典なしなのに一般化しすぎ」でした。いちおうあらすじ(種数、幼虫と成虫の形態、送粉者や農業害虫としての情報、アボリジニが食用としていた情報)はあまり変えてないつもりです。
- とはいえ私もあまり専門的なことは書けませんし、いまちょっと個人的に書籍の出典を確認しにくい環境にあるので『日本産蛾類標準図鑑』や『日本の鱗翅類-系統と多様性-』といった重要な資料にあまり目を通せていません。きちんとした形態学的な情報に関してはまだまだ足りないと思います。
- 「分類」節を全面的に改稿しました。たぶん元の亜科リストはList-MJで説明されている大図鑑体系を採用したものだと思いますが、出典がないうえ、ホソヤガ亜科、サラサリンガ亜科、クチバ亜科が勝手に省かれていました。クチバ亜科にいたっては省いて浮いた種をシタバガ亜科に突っ込んでてぐちゃぐちゃでした。
- 体系は『日本産蛾類標準図鑑』とList-MJ ver.3 の体系を採用しました。前者は私の知る限り、いま出版されてる図鑑の中で日本の蛾を最も網羅している図鑑です。後者は国立科学博物館の神保さんが編集しているリストですし、十二分に信頼の置ける資料のはずです。
- 代表的な種については上に書きましたが、私の改稿でも種の記述は全体にまとまりなく散っているので、新たに「代表的な種」節を設けてそこにまとめることは考えてもいいかもしれません。
- Erebidaeを設置する分類体系に関する記述を加えました。これは『日本産蛾類標準図鑑』では認められていない体系で、現状日本ではほとんど採用されていないはずですが、一方で論文等ではかなり一般的になってるみたいで英語Wikipediaでも基本的にそっちに合わせる方針のようです。『日本の鱗翅類』では言及があったような覚えがあるので、新しく編集を加える際はそちらを参考にしてみるといいかもしれません。
- もし、Erebidaeの記事を日本語Wikipediaで作るときは適宜移動、ないし削除してください。また、蛾類標準体系を採用した都合上、記事中にもErebidaeに分類される種の記述がかなりたくさんあります(チビアツバ、ナンベイオオヤガ、アケビコノハ、カトカラなど。かなり多いです)が、こちらも同様にしてください。とはいえ、機会がもしあれば私がやります。あと、もしErebidaeの記事を作成するにしても、Erebidaeを載せる図鑑が出てしばらく経ってからの方がいいかとは思います。