ノート:マー・ワラー・アンナフル
この「マー・ワラー・アンナフル」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2015年5月11日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
英語版にはその項目(Transoxiana)がある。日本語版ではほぼ同じ地域をさす「ソグディアナ」という項目もあり、
英語版でもその項目がある(Sogdiana)。
英語版のTransoxianaでもアラビア語の名称(Ma Wara'a n-Nahr)も紹介しているが、そんな項目は立てていない。そんなことをしたら
新大陸やアジア北東部やオセアニアなど以外で主だったほとんどの地名にアラビア風の呼び名があってきりがなくナンセンスだから。
「マーワラーアンナフル」からの移動 このアラビア語の名称は、アラビア語やペルシア語で書かれた歴史書には使われていると思いますが、和訳されたペルシア語の年代記などでは「トランスオクシアナ」と訳されているし、こちらの方が一般的だとおもいました。
同時に「マーワラーアンナフル」へのリンクを有するページでそれを「トランスオクシアナ」に置き換えました。その地方の歴史にラテン系の言葉を使うのは違和感がありますが、所詮「マーワラーアンナフル」も「トランスオクシアナ」と同様、アム川の南から見た外国人の呼び名ですので。Ypacaraí 2004年11月21日 (日) 04:48 (UTC)
改名提案
[編集]現在この項目に出典を付与する作業を行っているのですが、上述の「トランスオクシアナが一般的である」という記事を命名した理由に強い疑問を抱いています。
- 『角川世界史辞典』(角川書店, 2001年10月) - マーワラーアンナフル
- 『山川世界史小辞典』改訂新版.(山川出版社, 2004年1月) - マー・ワラー・アンナフル
- 『世界大百科事典』2006年改訂版(平凡社) - マー・ワラー・アンナフル
- 『アジア歴史事典』8巻 - マーワラー・アンナフル
- 『新編東洋史辞典』(東京創元社, 1980年3月) - マーワランナフル
- 『中央ユーラシアを知る事典』(平凡社, 2005年4月) - マー・ワラー・アンナフル
- 『シルクロード事典』(前嶋信次、加藤九祚共編、芙蓉書房、1975年1月) - マーワラー・アン・ナフル
- 『新イスラム事典』(平凡社, 2002年3月) - マー・ワラー・アンナフル
- 『岩波イスラーム辞典』(岩波書店, 2002年2月) - マー・ワラー・アン=ナフル
- (下中弥三郎編『東洋歴史大辞典』(平凡社, 1941年)では「トルキスタン」の項目で言及されている。『ブリタニカ国際大百科事典』(ティビーエス・ブリタニカ, 1972年)、 『大日本百科事典』第2版(小学館, 1974年)には項目無し。)
- 宇山智彦編著『中央アジアを知るための60章』第2版(エリア・スタディーズ26, 明石書店, 2012年10月) - マー・ワラー・アンナフル
- 帯谷知可、北川誠一、相馬秀廣編『中央アジア』(朝倉世界地理講座, 朝倉書店, 2010年9月) - マー・ワラー・アンナフル
- 杉山正明『モンゴル帝国の興亡(上)軍事拡大の時代』(講談社現代新書、講談社、1996年5月) - マー・ワラー・アンナフル
- V.V.バルトリド『トルキスタン文化史』1巻(小松久男監訳, 東洋文庫, 平凡社, 2011年2月) - マー・ワラー・アンナフル
- ルスタン・ラフマナリエフ「チムールの帝国」『アイハヌム 2008』収録(加藤九祚訳, 東海大学出版会, 2008年10月) - マーワラーアンナフル
- 『中央ユーラシア史』収録(小松久男編, 新版世界各国史, [山川出版社, 2000年10月) - マー・ワラー・アンナフル
- 伊原弘、梅村坦『宋と中央ユーラシア』(樺山紘一、礪波護、山内昌之編, 世界の歴史7巻, 中央公論社, 1997年6月) - トランスオクシアナ
- C.M.ドーソン『モンゴル帝国史』1巻(佐口透訳注, 東洋文庫, 平凡社, 1968年3月) - トランスオクシアナ
- エドヴァルド・ルトヴェラゼ『考古学が語るシルクロード史』(加藤九祚訳, 平凡社, 2011年5月) - マー・ワラー・アンナフル(ヘレニズム時代の出土品について記述した箇所に一点だけ「トランスオクシアナ」表記の使用を確認)
- 長沢和俊『シルクロード』 (講談社学術文庫, 講談社, 1993年8月)- マーワラーンナフル、トランスオクシアナ、ソグディアナ
- 川口琢司『ティムール帝国』(講談社選書メチエ, 講談社, 2014年3月) - マー・ワラー・アンナフル、ソグディアナ、トランスオクシアナ
- 間野英二『中央アジアの歴史』(講談社現代新書 新書東洋史8, 講談社, 1977年8月) - ソグド地方、マーワラーアンナフル
- 森安孝夫『シルクロードと唐帝国』(興亡の世界史, 講談社, 2007年2月) - ソグディアナ、トランスオクシアナ
- 『中央アジア史』収録(竺沙雅章監修、間野英二責任編集, アジアの歴史と文化8, 同朋舎, 1999年4月) - ソグド、ソグディアナ、トランスオクシアナ、マー・ワラー・アンナフル
上記の書籍を確認しましたが、「トランスオクシアナ」表記が一般的と断定することは困難だと考えます。下記6点の書籍の内容から、言及する時代、対象について表記が使い分けられているのではないでしょうか。(「トランスオクシアナ」はイスラーム化前の時代を指して、あるいは欧米で書かれた一部の書籍の訳語として使われているのではないでしょうか)一方でイスラーム化前から現代に至るまでのこの地域の事情について解説した事典・辞典類での項目名はおおむねアラビア語に由来する「マー・ワラー・アンナフル」で統一されているため、それらの事典類に併せて「マー・ワラー・アンナフル」に改名したいと考えます。
- 「トランスオクシアナ」が古代ギリシャ語・ラテン語に由来するヨーロッパの言葉であるため、英語版、フランス語版、ドイツ語版など「主に欧米で使用される言語」の項目名には、それらの言語で書かれた文献での使用頻度が高いであろうと思われる「トランスオクシアナ」が採用されているのではないでしょうか([1])。また、サーマーン朝、セルジューク朝、ティムール朝などのアラビア語・ペルシア語を公用語とする政権がこの地域を統治した経緯から「外国人の呼び名」と見なすのは不正確だと考えます(川口琢司『ティムール帝国』の113-114ページにはティムール朝時代のサマルカンドで活躍した歴史家ハーフィズ・アブルーの「マー・ワラー・アンナフル」の定義が書かれています)。
1週間以内に反対意見が出なければ、マー・ワラー・アンナフルへの改名、「[[トランスオクシアナ|マーワラーアンナフル→[[マー・ワラー・アンナフル」と「マーワラーアンナフル→マー・ワラー・アンナフル」の書き換えのBot作業依頼を行うことを予定しています。--オオミズナギドリ(会話) 2015年3月18日 (水) 13:23 (UTC)
- 改名と冒頭部の書き換えを行いました。ノート:ソグディアナに、この項目とソグディアナを統合するべきではないかという旨の意見が書かれていますが、『アジア歴史事典』『中央ユーラシアを知る事典』ではマーワラーアンナフルとソグディアナ(ソグド)の項目が別個に存在することを付記しておきます。--オオミズナギドリ(会話) 2015年3月25日 (水) 14:25 (UTC)
こういう訳わからんこだわり持ってる人って何なんだろうな。まあ瘋癲に関わっても損するだけだし、金持ち喧嘩せずとも言うから無視するに限るんだけど。
よそ者から見た名称について…
[編集]この地域の事柄については全く詳しくないんですが、どうやら歴史上いろいろな勢力に支配を受けたため様々な名称があるということはわかりました。
そうなると、名称という項目を作って、いま概要の項目に書かれているものをそちらに独立させたほうがいいんじゃないかなとも運ですが、どうなんでしょうか。--デザート(会話) 2024年3月24日 (日) 12:50 (UTC)