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ノート:マングローブ

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内容の追記とそれに伴って、章立ての変更をいたしました。投稿者の皆様の推敲、編集をお願い致します。 また、「親植物からはなれた時、下の泥に根が突き刺さってそこで成長すると言われることもあるが、見かけで判断した俗説である。」とあります。確かに、海流散布が一番の目的だと思いますが、干潮時等に種子が落ちて泥に刺さった場合、そのまま根付くことも少なくないと考えておりました(実際に親個体の周囲に稚樹が生えていますし)。もし、よろしければこの点について出典などがあれば、ご教授お願い致します。-- 2007年2月9日 (金) 21:17 (UTC)[返信]

貘さん、いつもお世話になっております。今晩、我が家ではムーチーピーサーでした。
マングローブの胎生種子の挙動についてですが、古い文献の中に記述を見つけました。
日本生態学会誌 1975(vol25) 89-100 マングローブに関する研究 II メヒルギ,オヒルギ林の林分構造の99ページ左下に、
「母樹から落下した胎生芽によって分布が広がるのであるが,落下した胎生芽は母樹の下の泥土中につきささると言われていた.しかし,Lawrence(1949)はフロリダのRhizophora mangle(脚注: アメリカヒルギ)の観察で泥土中にささるものより水中に落下してささらないものが多いのではなかろうかと述べている.Yamashiro(1961)は種子島のメヒルギでの観察で583本のうち49本が直立し,17本が斜立し,合計66本(11.3%)が泥土中にささっていたと報告している.」
とのことで、海流散布は最も重要であるが、いくらかは母樹の下に刺さるとのことです。(実際、夏になるとヒルギの胎生種子は泥地に刺さってますね…。母樹のものかどうかまでは判別できませんが。)--Anonymous Powered 2008年1月15日 (火) 15:02 (UTC)[返信]