ノート:マルバフジバカマ
カナダでの分布
[編集]USDAの分布図でわかるように、カナダのノースウエスト準州に飛び離れて分布しています。分布パターンから考えても帰化(国内移入種)だと思うのですが、裏付ける資料が見当たりません。どなたか詳細がわかれば加筆をお願いします。
リンカーンの母親の死因について
[編集]私も初耳でしたが、かなり有名な話らしく、ミルク病の文献にはよく書かれています。ただ、詳しい論文によれば、必ずしも状況が明らかでないらしいので「とされる」としておきました。現在ミルク病の記事を執筆中なので、詳しいことがわかればそちらに書きます。
園芸植物としての記事
[編集]帰化のいきさつから考えても日本には園芸種として導入されたはずですが、手元にある園芸植物図鑑を見た限りでは、まったく記載が見当たりません。驚いたことにアボック社の「日本花名鑑」(3)にすら載っていませんでした。どなたか園芸種に詳しい方、園芸系の書籍や雑誌をお持ちの方に「栽培」節の内容を充実させていただけると幸いです。
インディアンによる利用
[編集]ミルク病の歴史文献によれば、原因がマルバフジバカマであることはインディアンから教えられたそうです。当然インディアンは毒性を良く知っていただろうし、そんなに強い毒性を持つ植物なら薬用としても使わなかったはずがない、と思うのですがこれも資料がありません。御存じの方に加筆していただけると幸いです。
--Loasa 2010年12月16日 (木) 19:23 (UTC)
分類(特にシノニム Eupatorium altissimum)に関するメモ
[編集]POWO (2019) では現行の学名 Ageratina altissima (L.) R.M.King & H.Rob. の basionym としてリンネの『植物の種』(Species Plantarum) p. 839 (1753) で記載されたカナダ・ヴァージニア植民地産の Ageratum altissimum L. が示されているが、リンネは1774年に Systema vegetabilium secundum classes, ordines, genera, species cum characteribus et differentiis ed. 13: 614 でこれを自ら Eupatorium altissima (L.) L. と分類し直している。ところがリンネは『植物の種』p. 837で Ageratum altissimum とは別にペンシルベニア産の Eupatorium altissimum L. を記載している為、結果的に全く別物の2種類の Eupatorium altissimum を自らの手で生み出してしまった事になる。これが諸文献において混乱の元となっていないかを懸念しておく必要がある様に思う。--Eryk Kij(会話) 2021年9月29日 (水) 02:03 (UTC)