ノート:マルダーII
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生産数と主武装について
[編集]英語版では「新造576門・改修75門」となっていますが、ドイツ語版では「生産数 Stückzahl 」531門となっています。また主武装についても、ドイツ語版には76.2cm砲2種の記述があります。ドイツ語版のデータを注釈として入れておきますが、このあたりの事情について詳しい方のフォローをお願いいたします。--Diagraph01 2006年2月19日 (日) 17:04 (UTC)
- 本文を編集したあとで気づいたのですが、どうも記述に混乱があるようです(なので、いったん私の編集を差し戻しました)。ドイツ語版ではマルダーIIを「Sd Kfz 132」だとして記述していますが、チェンバレンとドイルの『ジャーマンタンクス』(ISBN 4499205336) 38頁には次のように記載されています。
- Sd Kfz 132
- 鹵獲7.62cm砲を2号戦車車台に搭載したもの。1942年4月から1943年6月にかけて201門が改装。
- Sd Kfz 131 マルダーII
- 7.5cm対戦車砲を2号戦車車台に搭載したもの。1942年6月から1943年6月にかけて576門を生産、1943年7月から1944年3月にかけて75門が改装。
- なお、この本では Sd Kfz 132 の項目には「マルダーII」との名称が記載されていません。英語版の記述は Sd Kfz 131 に関するものと解釈できますが、写真は Sd Kfz 132 のものが使われています。ドイツ語版では上2枚の写真が Sd Kfz 132、下2枚が Sd Kfz 131 のものです。ドイツ語版の性能諸元はなんか微妙な感じで、武装のデータは Sd Kfz 132 に一致するようですが、生産数や重量、航続距離のデータは Sd Kfz 131 に該当しそうな感じです。もうなにがなにやらわからなくなってきました。
- ちなみに「戦車研究室」というサイトでは、Sd Kfz 132 と Sd Kfz 131 の両方に「マルダーII」の名が冠されています。もしこのサイトの記述が正しいのだとすると、本記事では Sd Kfz 132 と Sd Kfz 131 の両方に関して、その違いをはっきりさせた上で記述すべきでしょう。一方、『ジャーマンタンクス』の記述にあるとおり、マルダーIIの名称は Sd Kfz 131 のみに対して使われるというのであれば、本記事では Sd Kfz 131 についてのみ述べることになりそうです。どうしたものでしょうか……。--Sciss 2006年2月21日 (火) 04:23 (UTC)
- (追記)ポーランド語版(読めませんが)をみてみましたが、これは Sd Kfz 131 についての記事のようです(性能諸元も『ジャーマンタンクス』の Sd Kfz 131 の記述にほぼ一致します)。ただし画像は Sd Kfz 132 のものが使用されています。--Sciss 2006年2月21日 (火) 04:40 (UTC)
- 詳細な精査、ほんとうにありがとうございます。私もだんだん混乱してきましたが、名称はともかく装備については、
- Sd Kfz 131 = II号戦車車台+7.5cm砲(PaK40)
- Sd Kfz 132 = II号戦車車台+7.62cm砲(鹵獲品)
- という線は堅いものとできます。さらに「鹵獲した7.62cm砲は rechamberd した」と英語版の各記事にありますので、弾薬はドイツ軍標準の7.5cmが使えたとのことですから、131 も 132 も戦場では共通運用できたはずで、このように考えると、131 と 132 に混用(混乱)があってもおかしくないような気がします。また、決め手に欠け予測に過ぎませんが、車台が共通であることを考えれば、131 = マルダー、132 = マルダー派生型 と考えても無理はないように思います。--Diagraph01 2006年2月21日 (火) 15:56 (UTC)
- 詳細な精査、ほんとうにありがとうございます。私もだんだん混乱してきましたが、名称はともかく装備については、
- 車台は共通ではありません。Sd Kfz 131 は A,B,C,F 型の車台、Sd Kfz 132 はD,E 型の車台です。Sd Kfz 131 のみをマルダー II とする資料の方が多いと思いますが。登場時期や改造手法から 7.62cm 砲搭載型は応急型、7.5cm 砲搭載型が本命と言えます。これはマルダー III でも同様です。--KKK666 2006年2月23日 (木) 14:18 (UTC)