ノート:マスクROM
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「使い勝手」の項目ですが、適切でないと思われる点があるので、まとめてみます。
- 半導体メモリ全般の特徴として、稼働部分がないため、ディスク系のメディアより壊れにくい。
外部記憶装置としての使い方としてみれば、HDDやFDDなどに比べて壊れにくいと言えますが、マスクROM自体は外部記憶装置ではありません。 また、半導体メモリ全般の話で、マスクROM固有の論点ではありません。メモリディスクなどの項目に移してはいかがでしょうか。
- 書き込みが不可能なので、静電気などの衝撃を受けることや、端子部分に傷がつくなどしなければ壊れることはまずない。
ライトアクセスで記憶内容が書き換わることはありませんが、一般的な半導体の壊れ方はします。 GNDにVCC以上の電圧を印加したり、絶対定格を超える電圧をVCCや入力端子に印加したり、機械的な力、高温などによって破壊されます。
- ゲームのカートリッジを電源をつけたまま抜いてもリチウム電池に記憶させたセーブデータが消えるだけで、ゲームの内容は消えない。
セーブデータが保存されているのは、リチウム電池ではなく、主にバッテリーバックアップされたSRAMです。
- 読み込み速度も早く、特にファミコンのものはゲームの内容が単純なものが多く、電源を入れればすぐ遊べる。
ROMカートリッジ形式のゲームソフト媒体は主記憶領域にマップされるので、CD-ROM等を外部記憶装置として本体のRAMにロードするシステムとは異なります。マスクROMとは直接的な関連性はありません。 ゲーム機やロムカセット等の項目に移してはいかがでしょうか。
全体的にゲーム機のロムカセットについて書きたかったという印象を受けますが・・・