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ノート:ポリイミド

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デュポン社のカプトンはベンゾフェノン-3’3、4’4-テトラカルボキシル酸無水物(BTDA)と芳香族ジイソシアネート化合物を縮合したものではありません。ピロメリット酸とジアミンの重縮合物です。

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ポリイミドをイミド化後に水洗するために水溶性の溶媒を選択するという説は聞いたことがありません。ポリイミド前駆体の溶媒は確かにN-メチルピロリドン、N,N'-ジメチルアセトアミド、γ-ブチロラクトンなど水溶性の有機溶媒ですが、これは水との混和性を考慮してのことではなくて、ポリイミド前駆体が極性の高い溶媒にしか溶解せず、またその重合は非プロトン性溶媒中でしか出来ない(酸無水物が開環してしまい重合しなくなる)ことから選定されているものであって、水溶性とは無関係です。従って水洗のために水溶性溶媒を選択するという下りは削除させていただきました。おそらくはアラミド系ポリマーの重合か何かと混同したのではないかと思われますが。

--Nob 2007年1月16日 (火) 05:56 (UTC)[返信]