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ノート:ホロン (哲学)

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まだ誰も書いていないようなので、とりあえず記事を立ててみた。時間ができたらもっと詳しく書き直すつもり。--以上の署名のないコメントは、210.130.20.246会話投稿記録)さんが 2003年12月23日 (火) 02:13 に投稿したものです(--61.195.32.220 2012年6月25日 (月) 11:09 (UTC)による付記)。[返信]

とりあえずあってるんですけど。

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今、本文中に書いてある内容で意味はあってるんですが、説明がわかりにくいかな、と。「部分」が同時に「全体」となる、つまり「部分」かつ「全体」ということを説明するため、説明文の中に「部分」という語を入れるべきだと思われます。アーサー・ケストラーも、亜全体だといってる訳だし。「亜全体」という言葉も入れた方がよさそう。(いや、厳密には訳者が、言ってるわけだけど。)自分も厳密な意味でこの本を読んだ訳じゃないけど、百科事典としては、初めて読んだ人が意味がわからないと困ると思い、投稿しましたが。どなたか上手に説明してみてくださいませんか?--以上の署名のないコメントは、218.217.112.33会話投稿記録)さんが 2005年11月10日 (木) 15:08 に投稿したものです(--61.195.32.220 2012年6月25日 (月) 11:09 (UTC)による付記)。[返信]

「ホロン」それ自体はケストラーの造語ではなかったでしょうか?

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> ホロン(Holon)とは、古典ギリシア語で「全体」を意味する形容詞・名詞 ὅλος holos の中性形。アリストテレス『形而上学』などでも言及される。

とあるのですが、確か「ホロン」それ自体はケストラーの造語ではなかったでしょうか。

根拠ですが、

1) 英語版「形而上学」26章にあるのは "Whole" (全体)であって、ホロンでは無いようです。 ( https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.01.0052%3Abook%3D5%3Asection%3D1023b ) (ギリシャ語版にあたれば解決すると思われますが、ざっと検索した範囲では見つかりませんでした)。

2) 英語版 wikipedia の記述も

> A holon (Greek: ὅλον, from ὅλος, holos, 'whole' and -ον, -on, 'part') is something that is simultaneously a whole in and of itself, as well as a part of a larger whole.[1] In other words, holons can be understood as the constituent part–wholes of a hierarchy.[2]

にとどまっています。

--W-as-journey会話2021年9月29日 (水) 04:28 (UTC)[返信]

こんにちは。当該箇所を執筆した者です。ご指摘はありがたいのですが、すみません、おっしゃっている意味がよく分かりません。「ギリシャ語版にあたれば...」とのことですが、まさに同じ箇所に「ὅλον λέγεται...」とあるのですが、それはお探しのものとは違うのでしょうか。 私としては当該箇所に大して思い入れは無く、一次文献以外の出典を探してくる意欲もないので、書き換えたいのでしたら気兼ねなくどうぞ(Wikipedia:ページの編集は大胆に)。--Vetalapancavimsatika会話2021年9月29日 (水) 09:36 (UTC)[返信]
【追記】英語版Wikipediaに関しては、2021年3月まで「ὅλον, holon neuter form of ὅλος, holos "whole"」とあった箇所が、この編集で「ὅλον, from ὅλος, holos, 'whole' and -ον, -on, 'part'」と書き換えられたみたいですね。事情はよく分かりませんが、そう説明する文献もあるのかもしれません。--Vetalapancavimsatika会話2021年9月29日 (水) 10:15 (UTC)[返信]
【追記2】事情が分かってきました。ケストラー著・田中三彦訳『ホロン革命 新装版』工作舎、2021年、ISBN 978-4875025283 を参照したところ、56頁で、ケストラーは以下の1~3の旨を述べていました。1.「ホロン」は私(ケストラー)が『機械の中の幽霊』で提唱した新語である。2. 語源は、ギリシア語のhoros(全体)に、proton(陽子)などと同様の-on (粒子または部分を暗示する)を足したものである。3. この新語は広く浸透しており、Raymond Ruyer La gnose de Princeton, 1974, の中で「この語の生みの親はケストラーである」と紹介されている。 なお、ケストラーはギリシア語の中性形について言及していません。また、『機械の中の幽霊』は私の方では参照に手間がかかるので参照していません。 率直に言って、ケストラーの説明は首をかしげたくなります。あまりこういう言い方はしたくないのですが、「ケストラーがギリシア語の素人だったゆえに起きた事故」と考えれば辻褄があうのかもしれません。 とりあえず、以上の内容を記事に反映させておきました。--Vetalapancavimsatika会話2021年10月1日 (金) 09:51 (UTC)[返信]