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ノート:ホルモン/削除

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この版 [1]で追加されたホルモンの歴史に関する節と、言い回しがほぼ同じ外部サイトを見つけましたので一応お伝えします。ひとつは、[2]の「医学史の年表」。もうひとつは、[3]のページの下のほうの「インスリンの歴史」という解説記事のところです。該当の文章は、この2つのサイトの文章をつぎはぎしたものに見えるようです。

  • 「医学史の年表」からは、1869年同年(1889年の間違いですが)、1923年の記述が、国名の書き方を変えたこと、文末が変わっている、「初めて」を除いた、などの点以外同じ文に見えます。
  • 「インスリンの歴史」からは、1921年の2つめの読点以降すべてと、1956年の記述が、膵臓の膵を漢字にした点、血糖値に「高」をつけた点、「初めて」を除いた点、途中の省略、文末などの点以外同じ文に見えます。

これらが著作権侵害に相当するのか検討の必要があると思います。Dora 2004年7月11日 (日) 21:13 (UTC)[返信]

各項目毎の出典は記録していませんが、バンティングとベストの犬の実験は『インスリン物語』(二宮 陸雄/医歯薬出版)に詳しく載っていました。助手として働いたベストはアメリカ人の学生でしたが、この実験で後世に名を残したんですね。インスリンに関する歴史の流れは、『新インスリン物語』(丸山工作著/東京化学同人)からメモしたように思います。百楽天 2004年7月20日 (火) 17:51 (UTC)[返信]


Doraです。コメントありがとうございます。
百楽天さんは、第3項 (1921) の記述を書くときに、『インスリン物語』『新インスリン物語』を参考にされたとのことですが、問題の外部サイトの1つ「高校生物」の「インスリンの歴史」の囲み記事にも、やはり『新インスリン物語』などを参考にしたと書かれています。同じ本を参考にして書いた2つの文章の同一性が高いなら、それは偶然ではなく、2つの文章とも元の本と同一性が高いと考えるのが自然です。つまり、百楽天さんの記事がそれら元の本の著作権侵害に当たる危険性も考慮の必要が出てくるかと思います。またこの部分は年が最初に書いてあるものの、年表的な事実の羅列ではなく、実験内容を簡潔に説明するために、言葉を選んでわかりやすく説明している部分であり、創作性はある箇所だと思います。

さて、もう一つのサイト「糖尿病の医学史の年表」ですが、結論から申し上げると、第1項 (1869) の内容の一部について、これは間違いあるいは百歩譲ってかなり一般的ではない記述なので、このサイトから引用する以外書けない文であると思います。ランゲルハンスは、膵島にインスリンのような「内分泌物質」が含まれている可能性は指摘しておらず、膵島の機能についてはわからない、と主張しているのみですので、事実に反しています。もちろん、インスリンが命名されたのも1921年のことです。このサイトの意図がよくわからないのですが、わかりやすさを追求して、事実を犠牲にしたか、あるいは単なる勘違いが元になった記述だと思います。

ついでに申し上げるなら、第2項 (同年、正しくは1889) も年表の記述としては一般的でありません。彼らが発見したのは、「膵臓摘出犬では血糖値が上昇し糖尿病になるが、膵管を縛ったり膵臓を半分だけ切除するような膵臓の障害では、糖尿病にはならない」ことです。これをもし要約するなら、「膵臓を摘出すると高血糖になることを発見した」「膵臓がなくなると糖尿病になることを発見した」などがすっきりしたわかりやすい表記であり、年表では一般的かと思います。「原因が膵臓の障害」という言い方は、必ずしも間違いではありませんが、過度の一般化であり、あまり実験内容に踏み込んで記述したくないとする年表製作者の意図が見えます。一方、百楽天さんの年表では、次の第3項で、詳しくわかりやすく実験内容を説明していますので、何故わざわざここではこの言い方を選ぶのか?という不自然さがあります。

それらに対して、第4項は、文はほぼ同じですが事実のみであり、こうした不自然さは感じません。バンティングのノーベル賞の項目で、同時受賞者のマクラウドを省くのも(その年表の位置づけによりますが)一般的によく行われます。

結論として、この年表との類似点(第1,2,4項)のうち、特に第1項(第2項も?)の記述は、「年表を書こうとすれば、誰でも似たような文になる」といった単なる事実の集積の一要素ではありえず、特定の著作物(サイト)のみが用いている"独創的"な表現を含む記述だと思います。『インスリン物語』には正しい記述が書かれてあったはずですので、私は、百楽天さんが『インスリン物語』『新インスリン物語』を読んで要点をメモされたあとで、該当のサイトをご覧になり、その表現に引きずられてしまった可能性があるのではないかと思っています。あるいは、百楽天さんがご覧になった資料が、直接このサイトではないなら、ここで指摘したような独創的な表現は、それらの資料の間で、お互いに引用・転載の関係にある可能性が高いと思います。それほどに特殊な表現(変な間違い?)です。

念のため申し上げますが、私は外部サイトとの類似性と削除の妥当性を主張したいだけです。百楽天さんの書かれた内容が間違っていたから、これを申し上げているのではありません。間違いを得々として指摘しているように見えたとしたら不本意なので、それはごめんなさい。間違いなら、私もよく書きますし、よく直してもらっていますし、もちろん削除の必要もありません。Dora 2004年7月21日 (水) 00:18 (UTC)[返信]


(報告)上記の通り、「ホルモンの歴史」の節について、外部サイトか書籍の著作権侵害の可能性があるため、削除依頼に出して検討作業をお願いしようと思います。削除はしなくてよい、となればよいのですが、もし削除の必要ありとなっても、「ホルモンの歴史」の節のみの削除(特定の版)になるといいのですが。Dora 2004年9月10日 (金) 15:33 (UTC)[返信]