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ノート:プレフェランス

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原文の問題点

[編集]

英語から翻訳しましたが、点数計算がおかしい箇所があるようです。気をつけてください。

修正ずみ

  • ビッドで、エルディストは前のビッドと同じビッドができる→エルディストがパスした人を含むかどうかが明確でないので、周の最初にビッドする人とした。
  • 最高のビッドをした人がデクレアラーになる→複数の人が同じビッドをした場合が考慮されていないので、最後にビッドした人とした。
  • レニングラード式ではヴィストポイントは2倍になる→ロシア語版を見るとディフェンダーが目標達成に失敗したときは半分になる、となっている
  • レニングラード式で、プールポイントは最終的に2倍になるとしているが、どう使うのか不明→失点から引くときに2倍すると明確化

未修正

  • 制限時間について何も記していない
  • ソチ式で、コントラクト達成に失敗したときのヴィストポイントを等分するとなっているのはおかしい。ヴィストした人がひとりで受け取るはず
  • ロストフ方式の説明が全体的におかしい

--Pekanpe会話2013年8月29日 (木) 16:57 (UTC)[返信]

  • レニングラード (今は,ピーテル (Питер) と言うことが圧倒的に多いです) でヴィストした人が,目標達成に失敗したときのペナルティー点は,宣言した人が失敗したときの点の半分であって,表に出ている点の半分ではありません.例えば,7 の台の宣言にヴィストして,パートナー側の2人の合計が1トリックだったら1トリック足りないので,4点のペナルティーです.詳しくは,例えば,http://www.review-pref.ru/spravochnik/rus_pref/leningrad/ を見てみてください.“半分”の記述は,レニングラードが半責任ヴィスト (полуответственный вист) なことが念頭にあって出てきたものと推測します.半責任は,ヴィストした人の1トリック不足あたりのペナルティを,宣言した人に対するペナルティの半分にするルールで,主なバリエーションの中では,レニングラードとロストフが採用しています.レニングラードは,4人ゲームの (3人より4人の方が普通なので) 精算で端数が出ないように,この点数を半分にする代わりに,他のすべての点数を2倍にしています.
  • レニングラードでは,“援助”は行いません.全員のプール点の合計が,目標点×人数以上になるか,時間が来たら,ゲームを終わらせます.(Кодекс преферанса の 4.2.3.3 など)
  • ロストフは,www.review-pref.ru と www.bridge-preferance.ru (どちらかがどちらかをコピーしたと思われるが) のルール記述,gambler.ru のオンラインルール,Кодекс преферанса の言及には,大きな違いはありません.まとめると次の通りです.
    • ペナルティー点を使わないのは,ラスパソフカだけで,他のペナルティー点は,ペナルティー欄に書く.
    • ラスパソフカでは,山札 (прикуп) は使わない.最初にカードを出すのは,普通の手と同じように,オークションで最初に発言権のある一番手 (первая рука).
    • ラスパソフカで,取ったトリック数が一番少ない人が,他の2人から,その人が取ったトリック数×5点をヴィスト点でもらう.同点のときは,残りの1人の人が取ったトリック数×5点を半分ずつもらう.
    • ヴィストは,半責任で紳士.
    • консоляция (どう訳してますか?宣言達成を失敗させたときに,宣言者が他の人全員に払う賞です.直訳するとお悔やみですが,それでは向きが逆で,意味的にはご祝儀に近いです.) は,宣言がなんであっても,1 アンダートリックあたり 10 点と重いです.
    • 山札 (прикуп) が必勝のトリックを含んでいるときと,宣言した人が受け取りを拒んだときの点数を認めることがあります.gambler.ru のオンラインルールはよくできていると,私は思います.
  • “コントラクト達成に失敗したときのヴィストポイントを等分する”
    • これは,“紳士のヴィスト (джентльменский вист)”のことで,レニングラード (ピーテル) の特徴だと,Кодекс преферанса は言っています.ここで言及した各サイトのルールでは,ロストフも,紳士のヴィストを使います.
  • レニングラード (ピーテル) 最大の特徴は,ラスパソフカの点数のインフレ化ですが,元記事に言及がないなら,あえて書かないほうがよいかもしれません.
    • ラスパソフカの後は,オークションの最低トリック数を 7 に上げ,ラスパソフカの点を 2 倍にする.(状態1)
    • ヴィストされた宣言を達成すると,通常の状態にもどる.
    • この状態のときに,ラスパソフカになると,後の手では,ラスパソフカの点が 3 倍になる.(状態2)
    • これより上の状態はない.
    • この“普通のピーテル”のほかに,状態2のときに,最低トリック数を8にする,倍の増え方を,1-2-4と指数関数にするなどのバリエーションがあります.
  • 制限時間
    • 制限時間がきたら,目標点から自分のプールの点数を引いた結果を (レニングラードならそれを倍にして) ペナルティーに加えてから,点数計算を行います.全員が終了に合意したときも同じです.(Кодекс преферанса の 4.2.3 など)
  • 10 の代は,ヴィストせずに (したがって,ヴィストの責任はなく,取ったトリック分の点を宣言した人からもらうこともない),全員が手を見せてプレーするという選択肢もあり,広く行われています.
  • 半ヴィストに対して,もう1人のパートナーがヴィスト,または 4 人のゲームでもう 1 人のパートナーがパスしたあとディーラーがヴィスト (Кодекс преферанса の 3.8.8) したら,半ヴィストした人はパスとみなされます.(Кодекс преферанса の 3.8.8.2)
  • 6 と 7 の代の宣言に,パートナー側が,ヴィスト-パスだったら,ヴィストを言った人が,ヴィストを半ヴィストと言い直すことを認めるオプションルール(вист-пас-полвиста)があり,広く行われています.(Кодекс преферанса の 3.8.14).なお,Кодекс преферанса は,なぜか,これを紳士のヴィストの項で説明していますが,紳士のヴィストと вист-пас-полвиста は,独立したオプションです.
  • ミゼールも,1 人ヴィストの手札公開と同じように,2人の手札をさらしてプレーします.手札の公開は,パートナー側がオープニングリード(первый ход)のときは,リードの前に公開します.宣言した人が一番手(オープニングリード権を持つ)のときは,手札をいつ公開するかにルールのオプションがあり,Кодекс преферанса だと,ミゼール以外は,リードの前,ミゼールだけは,リードの後です.
  • せりのルール.これがルールで,ルールで許される最小のビッドをいうのは慣習だとする人もいれば,Кодекс преферансаのように,最小のビッド以外は言わないことをルールとする人もいます.(Кодекс преферанса 3.3.5,3.3.6 および明示的にジャンプを禁じた 3.3.8 参照).この理由として,“一般的に、たとえそのビッドをコントラクトとして宣言する可能性がなくても、可能なかぎり最低のビッドをするのが有利であると考えられている。そうすることにより、ビッドの仕方からカードがどのように各競技者に分配されているかを判断しやすくなる”とありますが,それ以上に,個人戦で自分の手のどこが強いかを相手に教えることには,何のメリットもないという理由が大きいです.
  • 山札を使うラスパソフカで,山札の次にカードを出す人は,第1トリック,第2トリックともに,一番手(ディーラの左隣の人)です.4人のときは着席順で自明とはいえ,誤解の余地があるので,明記しておいたほうがよいと思います.

以上,参考になれば,幸いです.

--Kazuo2会話2013年9月1日 (日) 01:39 (UTC)[返信]

  • “コントラクトブリッジのように”.日本語を主要な言語とする読者の多くが知っているとは期待できず,しかも,複雑なゲームのルールを参照するように促すのは,不親切だと思います.

--Kazuo2会話2013年9月1日 (日) 04:27 (UTC)[返信]

ていねいにありがとうございます。翻訳元のおかしい部分は極力直すか修正したいと思います。「コントラクトブリッジのように」も、もとが英語なのでこうなっているのですが、消した方がいいかもしれません。10の台についてはおっしゃる通りのようですね。ロストフについては、そういう方式があるとだけ書いて、詳細は略してしまってもいいかなとも思っています。--Pekanpe会話2013年9月1日 (日) 08:18 (UTC)[返信]
ソチなのに,パートナー2人で分け合うのはおかしいという指摘で,1つ思い当たることがあります.8~9の代と,10の代をヴィストする場合,10の代も,パートナー側の責任トリック数が1になりますが,パートナーが2人ともヴィストした場合,パートナー側が1トリックも取れなかったら,英語版 Wikipedia や Кодекс преферанса のように,2人目にヴィストした人が1人でペナルティーを負うルールの他に,ペナルティーを2人で折半するというオプションがあります.ひょっとしたら,このことではないかと思い,再度指摘させていただきました.

--Kazuo2会話2013年9月1日 (日) 08:30 (UTC)[返信]

少しずつ修正しています(まだあまり直っていませんが)。ソチ式でコントラクト失敗のときの話ですが、たとえばオンラインソフトのルール http://preferans.de/rules を見ると、がめついヴィストでは「パスした人はデクレアラーの失敗についてのみヴィストポイントを得る」と書いてあるようです。そういうやり方もあるのか、それとも誤解があるのでしょうか。--Pekanpe会話2013年9月5日 (木) 07:00 (UTC)[返信]
ありがとうございます.ご指摘の記事,プレフェランスのルールを知っていることを前提としていているので舌足らずなだけで,他と矛盾はしていません.“Вист жлобский (т.е. спасовавшему висты пишутся только за подсад играющего)”と言っていますね…これは,パスした人は,デクレアラーを倒したときのボーナス点(コンソラーツィヤ)だけを,ヴィストポイント欄に書くと読むしかないと思います.そうでないと“がめついヴィスト”でなくなってしまいます.“コーデックス”の3.8.13には,“がめついヴィストでは,デクレアラーのレミズの場合,ヴィスト(訳注: アンダートリックやレミズと対比しているので取ったトリックの点のことと分かります)は,ヴィストした人だけが書き,1人パスしたプレーヤーがいるなら,パスした人はアンダートリックの点(訳注: コンソラーツィヤのことです)しか書きません.2人ともヴィストしたなら,各人が自分の点(ヴィストとレミズ)を書きます.”とあります.
ついでに,紳士のヴィストは,通常の定義は,デクレアラーが失敗したときに限り,ヴィストした人がデクレアラーからもらうトリックの点とコンソラーツィヤと,パスした人がもらうコンソラーツィヤを合計して2人で折半するというものです.“コーデックス”は,コンソラーツィヤとヴィストを別の個所で規定しているので,“コーデックス”の3.8.14 (紳士のヴィスト) は,“デクレアラーが失敗した場合,ディフェンダーが1人はヴィスト,もう1人がパスだったなら,ヴィスト(訳注: レミズの点と対比しているのでトリックの点)を折半する”と言っています.普通,全員にコンソラーツィヤを配るので,どちらも結果は同じです.紳士のヴィストは,一見何のためのルールなのかと感じる人も多いと思います.8の代以上で多用される1人ヴィストの公開勝負をやりやすくするための規定です.--Kazuo2会話2013年9月8日 (日) 05:15 (UTC)[返信]
www.review-pref.ru も見てみました。自分がこうだと思っていたルールはこちらに一致するようです。--Pekanpe会話2013年9月5日 (木) 07:04 (UTC)[返信]

外部リンク修正

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編集者の皆さんこんにちは、

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ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2017年9月18日 (月) 13:23 (UTC)[返信]