ノート:フローティングカーデータ
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項目名について
[編集]2008年9月2日 (火) 14:14に本項目がいったん「フローティングカーシステム」と改名されました。しかし、この名称はホンダの特定商品を指す商標(の一部)であり、走行中の自動車群から得られる情報を利用するシステム一般を指す言葉として一般的とは思われないため、より一般的と考えられる従来の名称「フローティングカーデータ」へ戻しました。一般的でないと考えた理由は以下の通りです。
- CiNiiでフローティングカーあるいはfloating carを検索した場合、フローティングカーシステムという用語はほとんど「インターナビ」が接頭辞についており、特定商品を指すために用いられていると考えられる。
- 英語で "floating car system" を検索すると、多くは本田技研製のシステムを指して用いられている。
- 他言語版は全て"Floating car data" という項目名である。
本田の特定商品を説明するための項目としてはインターナビがあり、本項目でもフローティングカーデータ全般を説明していると考えられるので、以上のように差し戻しとしました。--K.F. 2008年9月4日 (木) 16:12 (UTC)
- ちょっと突っ込んでおくと、CiNiiでは中国プローブ実証実験における交通情報の作成と定量評価でFloating-car systemと言っていたり、当のインターナビプレミアムクラブで、
- 「表示される交通情報はインターナビ・フローティングカーシステムで収集したフローティングカーデータのみで、VICS情報は含まれていません。
- フローティングカーデータは渋滞(赤)、順調(青)、混雑(オレンジ)の3段階で表示されます。」
- とそれぞれ分けて言っていたり。ここら辺の整合性のつく説明と、フローティングカーデータの現状を説明するような出典があるとありがたいなーと。英語版を引き合いに出してますが、Floating car dataは、道路情報や高度道路交通システムに必須のものって書いているような。
- こちらの問題意識としては、集めた情報としてのデータと、それを活用するシステムは別物じゃないかなーと。ちなみに、インターナビは商標も「インターナビ」で、「フローティングカーシステム」は含まれません。インターナビは、ホンダが世界ではじめて実用化したフローティングカーシステムで、フローティングカーシステムって枠の中に一つの商品としてインターナビがあるわけで。その逆ではないんじゃないかな。--Etoa 2008年9月4日 (木) 17:49 (UTC)
- あと、もしかしたらわたしの記述はフローティングカーシステムとしてあらたに作ったほうがよかった内容かもしれず(英語版の内容と比べてもけっこう差が…)、フローティングカーデータに上書きしちゃった私の行動がまずかったかも。。恐縮ですが、この点について意見をいただけるとありがたいです。--Etoa 2008年9月4日 (木) 18:00 (UTC)
- 商標についてですが、特許電子図書館で検索すると「インターナビ・フローティングカーシステム」がホンダによって商標登録されています。
- 次に「フローティングカーデータというのはデータそのものしか指さないのではないか」という疑問についてですが、例えば
- 日本自動車工業会の記事 - 「こうしたインフラ整備に代わる交通情報収集方式として注目されるのが、FCD(Floating Car Data)である」
- SBDのリサーチ・レポート - "...Floating Car Data (FCD) as an automated traffic information collection service."
- などの資料からも分かるように、フローティングカーデータと言う言葉は「プローブカーから得られる情報」のみならず、「その情報を収集する仕組み」をも指す言葉としても用いられています(積分という言葉が数学的な操作(積分法)と、操作によって得られる関数や数値の両方を指すようなもんですね)。英語版でも冒頭でFloating car data は "method" (手法)である、と書いています。こうした点から、従来のページ名称はプローブカー情報を収集するシステム一般を表すものとして、妥当と言えるでしょう。--K.F. 2008年9月5日 (金) 15:53 (UTC)
- 商標については、「インターナビ」でしか検索しておらず、こちらの確認に抜けがありました。すみません。定義についても、細かく提示していただきありがとうございました。現時点でこれ以上こだわる理由もないので、引っ込みたいと思います。--Etoa 2008年9月6日 (土) 15:24 (UTC)